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ART-SCHOOLからメンバー脱退、現体制ラストライブ決定

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ART-SCHOOLの宇野剛史(B)と鈴木浩之(Dr)が、12月31日をもってバンドを脱退。現体制でのラストライブ「ART-SCHOOL」が、12月9日に東京・新木場STUDIO COASTにて行われることが明らかになった。

宇野と鈴木の脱退は、メンバーやスタッフで何度も話し合った末に決定したもの。2人は、現在の編成で新しいART-SCHOOLを創ろうと試みたが、新作制作中に楽曲の持つ世界観を具現化することができず脱退を決めたと説明している。

2012年からART-SCHOOLは、木下理樹(Vo, G)と戸高賢史(G)の2人体制で活動を継続。木下は「ARTは、年内終えたら僕とトディの二人になります。どうなるのかは分かりません。ただ、どんなイバラの道でも今は進む覚悟です」と述べている。

12月に行われるライブのチケットは、11月12日より各プレイガイドにて発売開始。「GET TICKET」では本日9月29日より10月5日23:00まで先行予約の申し込みを受け付ける。

ART-SCHOOL

2011年12月9日(金)東京都 新木場STUDIO COAST
OPEN 18:00 / START 19:00

チケット発売日:2011年11月12日(土)
ディスクガレージ先行予約期間:2011年9月29日(木)21:00~10月5日(水)23:00

木下理樹コメント

沢山の応援してくれている、ファン、関係者の皆様にART-SCHOOLから大切なお知らせがあります。2011年、今年いっぱいの活動でART-SCHOOLから、ベースの宇野剛史、ドラムの鈴木浩之が脱退することになりました。

脱退したいと、その報告を受けた時、僕らは新しいアルバムに備えて、プリプロをしてレコーディング直前のタイミングでした。何度も話し合いましたが、彼等の決意は固く、結局彼等の意思を尊重することが一番彼等にとっていいことだろうという結論に至りました。トディとも話し合いました。僕は最初、解散を視野に入れて精神的にも混乱していましたが、しょうがないのかと諦めかけていました。話し合いで、僕はアートのギターにトディが必要なんだと言いました。そして、最後は、握手をしました。やりますって言ってくれたのが嬉しかった。迷いなく、いま制作途中で中に浮いているアルバムを何とか最高のアルバムに仕上げたい一心です。

こんな報告になってしまい、いつも応援してくれているファンと関係者、皆に申し訳ないと感じています。

それから最後に宇野ちゃんと浩之にリスペクトと、これからのそれぞれの活動を祈っています。今までありがとうと伝えたいです。

ARTは、年内終えたら僕とトディの二人になります。どうなるのかは分かりません。ただ、どんなイバラの道でも今は進む覚悟です。

戸高賢史コメント

いつもバンドをサポートしてくれるファンの皆様へ。

度重なる話し合いの結果、ベース宇野、ドラム鈴木がバンドを離れる事になりました。

本当の事を書けば、破綻していくメンバーの関係、その間を取り持つ事をずっとやってきたんですが、双方の相談に乗っていた自分も、板挟みに疲れ果ててしまい、ART-SCHOOLというチームに純粋に向き合えなくなっていました。

最後の気力でアルバムを作りあげ、ツアーをして、脱退しよう、とも考えていました。

そんな空気のままレコーディングに突入し、曲作りの過程で、完全にメンバー間で方向性やモチベーションのズレが生じてしまい、リズム隊の二人は限界だと言い、脱退したいとの意向を受けました。

レコーディングは当然止まり、、

時間だけが過ぎ、木下のやりきれない気持ちを側で感じて、なんとなく胸がモヤモヤする日々が続きました。

流されて、自分もこのまま脱退するか、解散か。。

ある日、木下から話があると言われ、二人で話しました。

単刀直入に、一緒にバンドをやってくれないかと。バンドにお前が必要だと。

彼は性格的にこういう場合、直接的な表現を好まないので、そんな彼の口からこんなにストレートなセリフが出てくるとは思わなかった。

話を進めるにつれ、自分は現実から目を背け、ただバンドと、自分と向き合う事から逃げていただけだと確信してしまった。

その機会に沢山不満も言いました。自分の人生だから、自分がもう無理だと思ったら辞めるよ。とも言いました。

話し合いを続けて行く内に、まだ彼と単純に音楽を作りたかったんだなと、胸につかえていた何かが、ようやくポロっと取れた気がしました。

『わかったよ、やろう。』と自分の意向を伝え、柄にもなく握手をしました。

形は変われど、ART-SCHOOLというバンドの根本は変わらない。僕と木下との約束です。

思えば加入した当初から変わってません。

続けなきゃ終わるだけ。

お互いに歩みよった事により、幸い僕らは少しクリーンになった気がします。

長く続けてきた仲間の脱退は痛手でしかないし、残念です。

しかし彼らはこれからも、かけがえのない友人です。今までありがとな。

苦難を越えて歩む。それを続ける事でしか見えない、その刹那を信じています。僕らはずっとそういうバンドでしたから。

宇野剛史・鈴木浩之コメント

いつも応援してくれている皆様へ。

この度Ba,宇野剛史、Dr,鈴木浩之はART-SCHOOLを脱退することとなりました。バンド結成11年目を迎えた大事な時期に無責任な決断で誠に申しわけございません。

脱退の経緯と致しましては今年の始めに全体ミーティングを行いメンバー・スタッフで共通意識を持ち新しいART-SCHOOLを創ろうと試みたのですが、新譜制作の過程においての楽曲の持つ世界観を具現化することが出来ずこのような結論に至りました。

長きに渡りバンドの活動を支えてくれた事務所の方々、作品をリリースさせてくれたレコード会社の方々、いつも応援してくれていたオーディエンスの皆様、ART-SCHOOL、木下理樹、戸高賢史に感謝の気持ちでいっぱいです。

来年から別々の道を歩み出しますが、これからもART-SCHOOLを宜しくお願い致します。

今まで本当にありがとうございました。

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