誕生日迎えたギャンパレ・ヤママチミキが「月刊偶像」記者会見風イベントに登壇、自身の“歌力”を語る

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ソニー・ミュージックエンタテインメントによるアイドルの“歌力”をフィーチャーした新プロジェクト「月刊偶像」(ゲッカンアイドル)の第1弾楽曲「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」がリリースされた。これを記念してヤママチミキ(GANG PARADE)が本日3月14日に“記者会見風”トークイベント&CDジャケットサイン会に参加した。

ポーズを取るヤママチミキ、笑い合う月ノウサギとナルハワールド。(Photo by Kato Shumpei)

ポーズを取るヤママチミキ、笑い合う月ノウサギとナルハワールド。(Photo by Kato Shumpei)

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月刊偶像「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」

月刊偶像「月刊偶像『遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)』」
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「月刊偶像」では多くのファンを魅了する“アイドルの歌唱力”に焦点を当て、ジャンルレスなミュージシャンやクリエイターによる提供楽曲が毎月リリースされる。記念すべき「月刊偶像」の第1弾楽曲「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」は、ano「ちゅ、多様性。」を手がけたことでも知られる真部脩一(集団行動進行方向別通行区分Vampillia)による提供曲。タイトルの通り、遊園地の情景が浮かぶような内容の同曲イメージは、ヤママチが生粋のディズニーランド好きであるということにも関係しているとのことだ。

この日のMCは同じGANG PARADEのメンバーである月ノウサギ、ナルハワールドが担当。2人は「月刊偶像」のプロジェクト概要を説明してから、ヤママチを遊び人(GANG PARADEファンの呼称)の前に迎え入れた。ヤママチは黒を基調としつつ、グループにおけるメンバーカラーである緑がアクセントのシックな衣装でステージへ。遊び人からはこの日が誕生日のヤママチに惜しみない「おめでとう!」という祝福の言葉が送られた。会見風トークは、X(Twitter)で事前に募ったファンからの質問を月ノとナルハが次々にヤママチに投げかけていくスタイルで行われ、ヤママチは真摯な姿勢で1つひとつの質問にじっくりと答えていった。

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

まず「月刊偶像」第1弾アーティストに選ばれた感想として、ヤママチは「いつかソロで歌を歌ってみたいと思っていたんです。今年で活動を初めてから9年が経つんですけど、9年が経った今、こうやって新しいことを体験できるなんて、うれしくてたまらないです」と笑顔を見せる。そして「私は歌のクセが強くて、変なところで目立ってしまうところがあるけど、それを好きと言ってくれる人がこれまでもいてくれたから、こういう機会につながったのかなって。ソロでもみんなに恩返ししたい」「いつか皆さんの前で披露できたら」と述べた。

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)

ヤママチミキ(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

また楽曲提供者である真部の印象について質問がおよぶと、ヤママチは学生時代に軽音楽部だったことに触れつつ、「相対性理論の音楽をよく聴いていた」とコメント。そして「相対性理論みたいな中毒性のあるポップなものもあれば、VMOみたいなゴリゴリの音楽もやっていて。印象としてはanoさんの『ちゅ、多様性。』みたいにめちゃくちゃキャッチーな曲を作る方だなって」と続けた。ヤママチはさらに真部の印象について、「シャボン玉のフィルターがかかってるイメージ。ほわほわしていて、時の流れがゆったりしています」と独特の表現を交えて説明した。

ナルハワールド(Photo by Kato Shumpei)

ナルハワールド(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

月ノウサギ(Photo by Kato Shumpei)

月ノウサギ(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

トークイベントは続き、「遊園 me」における好きなフレーズが「2サビから後半にかけてのフレーズが好きです」と明かしたヤママチ。その理由について、「レコーディングしているときに、ライブの終盤のことを思い出して。すごく楽しいのに、この熱い時間がもうすぐ終わっちゃうんだっていう。寂しく感じても、自分が終わりをどう捉えるかで『ハッピーエンドは作れるんだ』って思えました」と言及した。なお月ノが好きな歌詞は「回るフェリスの輪」、ナルハは「入場整理」が好きだという。

またギャンパレとソロにおけるレコーディングの違いを聞かれたヤママチは、「1曲まるまる1人で歌うこと! 当たり前のことだと思うかもしれないけど、やっぱり一番大きいです」と、普段は13人の大所帯で活動しているギャンパレのメンバーならではの感想を語る。そしてソロで歌唱するにあたっては、グループを背負って、“GANG PARADEのヤママチミキ”として「月刊偶像」に臨んだことを説明した。

左から月ノウサギ、ナルハワールド、ヤママチミキ。(Photo by Kato Shumpei)

左から月ノウサギ、ナルハワールド、ヤママチミキ。(Photo by Kato Shumpei)[拡大]

トークの終盤、ヤママチは「月刊偶像」でフィーチャーしている“歌力”への思いとして、「メロディがあって、歌詞があって、声があって、そこに自分の思いを乗せるからこそ、それが届いた瞬間に歌力が生まれる。このCDにも歌力を込められたと思っています」とコメント。そして緑色のコーディネートが目立つ遊び人に向けて、「皆さん、今日は本当にありがとうございます。Xなどでも盛り上げていただき、いろんな感想が私のもとに届いて、幸せな気持ちになりました。『月刊偶像』の第1弾を飾りましたが、これから1カ月ごとにいろんなアイドルさんの曲がリリースされていきます。私は第1弾の歌い手として、もっともっとこの企画を盛り上げていけるようにしていきますので、皆さんもたくさん聴いて、周りの人にもオススメしていただいたらうれしいです!」とメッセージを送った。

「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」Music Video - 月刊偶像 2024年三月号

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読者の反応

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月刊偶像 ゲッカンアイドル @GEKKAN_IDOL

昨日の記者会見風イベント
ナタリーさんのライブレポートです✏️

"(聴く人に)届いた瞬間に歌力が生まれる"
というヤママチさんの考え方が、 #月刊偶像 の目指すところにリンクしていてとても嬉しくなりました🤝

レポートも写真もたっぷりです
ぜひご覧ください🍀 https://t.co/LGwRgOcnfU

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