すべてが新しい挑戦
演じている様子をリアルタイムで配信し、生だからこその臨場感や没入感を体感できる新たなエンタテインメント作品「リアルタイムドラマ」、通称「リアドラ」。超とき宣は、学校内で人気の梨乃先生に集められ、初対面ながら3年生の送別会でダンスパフォーマンスを披露することになった高校2年生6人を演じる。赤点免除を条件に坂井仁香演じる関本苺がリーダーに任命され、バラバラのメンバーをまとめようと奮闘するも、本番直前のある事件をきっかけにチームに亀裂が。あきめかけたときに、予測不能な展開が待ち受けている。
取材前にマスコミ向けの公開稽古を行い、監督と脚本を担当する平林克理や、共演者の俳優とともにディスカッションしながら演技に打ち込んだ超とき宣の6人。小泉遥香は「監督さんやプロデューサーさんも初めて経験する作品だとおっしゃっていて。全部が新しい挑戦なので、若干の恐怖もありつつ、すごくワクワクドキドキしています」と期待を膨らませ、菅田愛貴は「いつも一緒に活動しているメンバーとお芝居ができることがうれしくて、すごくやりやすいし、頼もしいし、安心感もあります」と笑顔を浮かべつつ、「台本を読んだときに、これは青春コメディだなと感じました。青春を感じる要素がたくさんありますし、面白いキャラクターが登場する、くすっと笑えるような作品になっています。キャラクター1人ひとりの成長がしっかり物語になっているので、共感しながら一緒に青春を感じていただけたらと思います」と言葉を続けた。
内容の一部に視聴者の投票結果を反映するなど、生配信だからこその試みも盛り込まれる「リトライ、青春!」。杏ジュリアは「照明やカメラの位置とか、どういう画角で撮るとか、そういうことも覚えないといけないのが難しいですし、私は基本的に舞台でしかお芝居をしたことがないので想像できない部分もあります」と生配信ならではの難しさについて語り、小泉も「シーンが切り替わるときに走って移動しないといけなかったりするので、台本を見るだけでは100%把握できないんです」とコメント。
その一方で、辻野かなみは「監督さんと1人ひとりの役について話し合って、自分なりに役を理解したうえで演技しているので、もしトラブルが起きてもカバーし合えるのかなって」と自信をのぞかせ、吉川ひよりも「もし本番でカメラが切り替わらないトラブルが起きたら、そこでアドリブが生きてくると思います」と期待を煽る。さらに小泉が「1日目、2日目、3日目で衣装が変わるかもしれない、みたいな面白さもあります」と含みを持たせると、坂井は「3日間同じ話で同じ役を演じるものの、私たちの心情とかも変わってくるだろうし、空気感などどこかしらに違いが生まれてくると思うので、3日間全部観てほしいです!」と強調した。
かなみんは絶対に怒らせたくない
それぞれが演じる役の話題に移ると、竹田そら役の辻野は「私は感情の変化が激しくないタイプなんですけど、そらは生徒会をやったりと真面目な子であると同時に、落ち込んだり怒ったりもするんです。自分自身と違う部分があるので、表現するのが難しくて苦戦していますが、新しい自分を楽しんでもらえるようにがんばって稽古しています」と意気込みを口に。坂井はそらが怒ってほかのキャラクターに詰め寄るシーンに触れ、「かなみん(辻野)とは10年ぐらい一緒にいるんですけど、あんなに詰められたことないです。普段のかなみんは負のオーラを見せないんですけど、絶対に怒らせたくないと思いました(笑)」と辻野の迫真の演技に圧倒されたことを明かした。
神谷菫役の杏は「台本を読んだ時点では、かなり自分と近いところがあるのかなと思ったんですけど、役を作っていくにつれて、菫ちゃんとしての個性をもっと出したいと思って。普段の自分が言わないようなセリフ、やらないような行動を意識しています。自分の世界に入り込んだら周りが見えなくなるところもしっかり演じられたらと思っています」と役に対するこだわりを説明。坂井はテストで赤点を取ってしまう役柄の苺について、「私、学生時代は本当に赤点ギリギリだったんですよ(笑)。なので、そういう面ではそっくりで、台本を読んだときは自分の学生時代について書かれているように感じました。6人の中で一番役が自分自身に近いと思うので、最初は自分を役に寄せるのか、役を自分に寄せるのか悩みました」と演じるうえでの苦労を語った。
また、葛西桃華役の小泉は「若い子に大人気の、フォロワーが大勢いるインフルエンサーの役なので、トレンドを意識したような、自分がかわいく見える表情作りを意識しています。あと、芯があるまっすぐな女の子なので、そこは自分と似ている部分があるのかなと思っていて。自分の思っていることを曲げない桃華ちゃんの性格が好きなので、自分らしさを大事に演じられたらいいなと思います」、伊東日向役の菅田は「日向ちゃんは僕っこなんですよ。まずそこが私自身と違うし、日向ちゃんはいろんなことに興味津々で、起きたこと全部に反応する子なんです。自分にとって挑戦の役だなと思ったんですけど、監督さんから『うまくやるっていう意識を持たなくていいよ』と言っていただいたので、自分らしく、自分が思う日向ちゃんを演じたいと思います」とそれぞれの役柄を紹介。
星野翠役の吉川が「翠は空気が読めなかったり、甘え上手で人を頼ったりと、物語の中で周りを混乱させる役でもあるんですよ。私自身とはかけ離れているんですけど、そういうことを自然とやっちゃうのが翠で、憎めないキャラクターです」と話すと、菅田は「翠ちゃんがもう本当にかわいくてかわいくて仕方がないです! 普段のひよりん(吉川)は面白い方向に走ることが多いですけど、このお芝居の中ではひたすらにかわいいです」と声を弾ませた。
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