ジャニーズJr.東阪ドーム単独公演で20万人動員、総勢200人で魅せた圧巻パフォーマンス

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ジャニーズJr.による単独ドームライブ「ALL Johnnys' Jr. 2023わっしょいCAMP! in Dome」が、7月16日と17日に大阪・京セラドーム大阪、8月19日と20日に東京・東京ドームにて開催され、合計で約20万人を動員した。

「ALL Johnnys' Jr. 2023わっしょいCAMP! in Dome」東京ドーム公演の様子。

「ALL Johnnys' Jr. 2023わっしょいCAMP! in Dome」東京ドーム公演の様子。

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ジャニーズJr.単独での東西ドーム公演は2000年10月以来約23年ぶりとなった今回の公演。演出は亀梨和也(KAT-TUN)が担当した。出演したのは6歳から28歳まで約200人の東西ジャニーズJr.メンバーで、各グループのオリジナル曲や先輩アーティストの楽曲が続々と披露された。本稿では最終日、本日20日の東京ドーム公演の模様をレポートする。

ライブの冒頭ではJr.メンバーたちがそれぞれの特技を生かしたパフォーマンスを披露。その後はHiHi Jets美 少年7 MEN 侍少年忍者SpeciaL、Go!Go!kids、Aぇ! groupLil かんさい、Boys be、AmBitiousの各グループが順番に登場し、Kis-My-Ft2の「FIRE BEAT」を熱唱。力強いヘッドバンギングでドーム内の温度を一気に上げた。KAT-TUN、V6、関ジャニ∞の代表曲を披露したあとはこの日の全出演者がメインステージに集結し、タッキー&翼の「REAL DX」をパフォーマンス。息の合った群舞でオーディエンスを圧倒した。

HiHi Jets

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続いてのパートではHiHi Jets、Lil かんさい、SpeciaL、Aぇ! groupが各グループのオリジナル曲を披露した。HiHi Jetsはローラースケートで花道を疾走しながら「FRONTLINE」をアグレッシブに披露し、Lil かんさいは「Lil miracle」でファンタジックな世界を届ける。SpeciaLはアクロバティックなパフォーマンスを「センセーション」の鮮烈なビートに乗せて繰り広げ、Aぇ! groupは「PRIDE」で熱いバンド演奏を披露して会場に熱気を巻き起こした。

その後はグループの垣根を超えたシャッフルユニットのコーナーへ。SMAP「らいおんハート」では井上瑞稀(HiHi Jets)、岩崎大昇(美 少年)、北川拓実・鈴木悠仁(少年忍者)、末澤誠也(Aぇ! group)、嶋崎斗亜(Lil かんさい)、河下楽(AmBitious)が柔らかなハーモニーを響かせ、KAT-TUN「Real Face」の冒頭では橋本涼(HiHi Jets)が本家さながらの舌打ちで大歓声を沸き起こした。関ジャニ∞の「オモイダマ」、嵐の「GUTS!」では、野球好きの高橋優斗(HiHi Jets)、久保廉・元木湧(少年忍者)、池川侑希弥(Boys be)らがユニフォーム姿で登場。客席にサインボールを投げ入れた。

佐々木大光(7 MEN 侍)と正門良規(Aぇ! group)によるドラムとギターのセッションに続いては“VS”をテーマにしたコーナーへ。ここでは「まいったネ 今夜」「Secret Agent Man」「アンダルシアに憧れて」といったジャニーズの歴史を彩ってきた楽曲に乗せ、各グループがダンスバトルを繰り広げた。その後は各グループの自己紹介を歌詞に乗せた新曲「Fun! Fun! Fun!」を全員で披露。ドーム内の一体感をピークまで高めた。

Aぇ! group

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中盤のMCでは改めて各グループが自己紹介。Lilかんさいは割れんばかりの大音量で挨拶し、嶋崎が「配信で観てる人、声大きいからって音量下げんといてね!」と叫んで観客を笑わせた。対照的にHiHi Jetsは「お願いしまーす……」と小声で挨拶し、「声ちっさ!」とほかのグループからツッコまれる。Aぇ! groupはマイクを通さずに生声で挨拶するが、配信の視聴者にも届くようにこっそりマイクを構えていたことを指摘された福本大晴は「トリックをバラすな!」と苦笑いしていた。またこのMCの中では、ジャニーズJr.の公式サイトが新たに開設されることも発表された。

2回目のシャッフルコーナーでは西村拓哉(Lil かんさい)と田村海琉(少年忍者)が北山宏光・藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)の「REAL ME」を披露するなど、ソロ曲やユニット曲を中心としたパフォーマンスを展開。Aぇ! groupの小島健と福本らが修二と彰「青春アミーゴ」をコント仕立てでカバーした際には、亀梨が小島の携帯に電話をかけてツッコミを入れるという演出でファンを笑わせた。SixTONESの「Special Order」は矢花黎(7 MEN 侍)、稲葉通陽・青木滉平・檜山光成(少年忍者)、正門良規・佐野晶哉(Aぇ! group)がバンド編成で演奏。レアなパフォーマンスでそれぞれのファンを大いに沸かせた。

その後は美 少年、AmBitious、少年忍者、7 MEN 侍が各グループの楽曲を披露した。美 少年は「奇跡が起きるとき」を丁寧に歌い上げ、AmBitiousは「Reach for the sky」のダイナミックなパフォーマンスでファンを魅了する。少年忍者は「Journey Must Go On」で高難度のアクロバットや複雑なフォーメーションを展開。7 MEN 侍はバンド編成で「シャウト」の熱いロックサウンドを届けた。

本編後半ではHiHi Jetsが少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」、HiHi JetsとAmBitiousがシブがき隊の「スシ食いねェ!」、少年忍者が忍者の「お祭り忍者」を、和テイストの衣装に身を包んでパフォーマンス。NEWSの「weeeek」は和太鼓の演奏とともに披露され、夏祭りさながらの空気をドーム内に届けた。堂本光一(KinKi Kids)のソロ曲「月夜ノ物語」が妖艶に披露されたあとはKing & Princeの「ichiban」、SixTONESの「JAPONICA STYLE」でゴージャスな世界が繰り広げられた。

終盤には嵐、Sexy Zone、光GENJI、V6の楽曲や関西ジャニーズJr.の「アホ新世界」「関西アイランド」、HiHi Jetsと美 少年の「おいで、Sunshine!」といった楽曲を、全出演者がメドレー形式で披露。SMAPの「夜空ノムコウ」をしっとりと届けたのち、最後は全員の思いを乗せた新曲のバラード「All Together Love」で締めくくられた。アンコールの模様は昨日19日に開設されたジャニーズJr.のInstagram公式アカウントでも生配信され、メンバーたちは和気あいあいとした様子で「明日に向かって」を披露し、4日間にわたるドーム公演に幕を下ろした。

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ジャニーズJr.「ALL Johnnys' Jr. 2023わっしょいCAMP! in Dome」2023年8月20日 東京ドーム セットリスト

01. FIRE BEAT(Kis-My-Ft2)
02. LIPS(KAT-TUN)
03. WAになっておどろう(V6)
04. LIFE~目の前の向こうへ~(関ジャニ∞)
05. REAL DX(タッキー&翼)
06. FRONTLINE(HiHi Jets
07. Lil miracle(Lil かんさい
08. センセーション(SpeciaL
09. PRIDE(Aぇ! group
10. らいおんハート(SMAP)
11. Real Face(KAT-TUN) / One Love(嵐)
12. キミアトラクション(Hey! Say! JUMP)
13. オモイダマ(関ジャニ∞) / GUTS!(嵐)
14. S.C(ジャニーズJr.)
15. MUSIC FOR THE PEOPLE(V6)
16. まいったネ 今夜(少年隊) / Secret Agent Man(Secret Agent) / アンダルシアに憧れて(近藤真彦)
17. Fun! Fun! Fun!(ジャニーズJr.)
18. CANDY ~Can U be my BABY~(中島健人[Sexy Zone]) / Chu Chu Chu!(テゴマス) / REAL ME(北山宏光・藤ヶ谷太輔[Kis-My-Ft2])
19. 青春アミーゴ(修二と彰)
20. Hysteria(SixTONES)
21. Distance(Kis-My-Ft2)
22. Special Order(SixTONES)
23. 奇跡が起きるとき(美 少年
24. Reach for the sky(AmBitious)
25. Journey Must Go On(少年忍者
26. シャウト(7 MEN 侍
27. Dial Up(関西ジャニーズJr.) / この青空は忘れない(ジャニーズJr.)
28. 日本よいとこ摩訶不思議(少年隊) / スシ食いねェ!(シブがき隊) / お祭り忍者(忍者)
29. weeeek(NEWS)
30. 月夜ノ物語(堂本光一[KinKi Kids]) / ichiban(King & Prince) / JAPONICA STYLE(SixTONES)
31. Happiness(嵐) / Lady ダイヤモンド(Sexy Zone) / アホ新世界(関西ジャニーズJr.) / おいで、Sunshine!(HiHi Jets / 美 少年) / 関西アイランド(関西ジャニーズJr.) / 勇気100%(光GENJI) / Can do! Can go!(V6)
32. 夜空ノムコウ(SMAP)
33. All Together Love(ジャニーズJr.)
<アンコール>
34. 明日に向かって(ジャニーズJr.)
※カッコ内はオリジナルアーティスト

※岩崎大昇、嶋崎斗亜の「崎」はたつさき、高橋優斗の「高」ははしご高が正式表記。

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