RYUTistは4月2日に新潟・新潟テルサでライブツアー「RYUTist SEASON3 LAST TOUR『会いにいきます』」のファイナル公演を開催。このライブをもってリーダー佐藤乃々子が卒業し、グループは3人体制になった。「RYUTist LIVE SEASON4“はじまりの季節”」は新体制初のワンマンライブで、彼女たちにとって活動の“SEASON4”の“はじまり”を告げる重要なステージ。ライブは昼夜2部制で行われたが、再出発の瞬間を見届けようと、どちらの部も多くのファンで会場が埋まった。この記事では第2部の模様をレポートする。
ステージに登場した五十嵐夢羽、宇野友恵、横山実郁の3人がSE「支度」を経て最初に披露したのは、本公演のタイトルに引用されている楽曲「きっと、はじまりの季節」。力強くも晴れやかな歌声を響かせた彼女たちは、さらに今の季節にぴったりなナンバー「春にゆびきり」を歌い上げる。序盤の2曲を終えると、相変わらずの緩やかなトークを展開しつつも「やるぞ!って感じだよね」と、この新体制初ワンマンに対して気合十分であることをアピールした。
幻想的な照明に照らされつつ、続いて「Blue」や「神話」などシリアスな表情で魅せる楽曲をじっくりと届けていくRYUTist。新体制になったばかりとは思えない、確かな歌唱力と表現力にオーディエンスは心を奪われ、ステージ上の3人の姿にじっと見入る。「たったいま:さっきまで」「PASSPort」など、高度なパフォーマンス力を求められる最新アルバム「(エン)」の収録曲も鮮やかに響き渡った。
その後、3人は5月28日に新潟・柳都オレンジスタジアム地下ライヴスペースで有観客ライブ「RYUTist HOME LIVE #337」を行うことを告知する。「RYUTist HOME LIVE」は初期の頃から活動拠点の新潟を中心に行われているが、コロナ禍を経て有観客で開催されるのは約3年ぶり。フロアから沸き起こる拍手に包まれつつ、笑顔で喜びを口にした彼女たちは「ALIVE」「ナイスポーズ」をさわやかに歌唱。「ナイスポーズ」の曲中には歌に合わせてオーディエンスがクラップを鳴らしたり、メンバーとピースやサムズアップを送り合ったりと、ピースフルなムードが会場に広がった。
アンコールでは「明日、明後日もがんばれるようにこの曲を歌います!」という言葉を合図に「口笛吹いて」が披露され、場内が希望で満ちた歌声でいっぱいに。ラストのMCでは横山が「4人の絆は永遠なので」とドヤ顔を浮かべ、今回のライブに向けて佐藤から連絡があったことが明かされた。
SpotifyやYouTubeでは「RYUTist LIVE SEASON4“はじまりの季節”」のセットリストをもとにしたプレイリストを公開中。「Official Fanclub Cafe RYUTist」では5月14日23:59まで「RYUTist HOME LIVE #337」のチケットの先行予約を受け付けている。また、今回のライブの終演に伴い、RYUTistの新体制のアーティスト写真が公開された。
RYUTist「RYUTist LIVE SEASON4“はじまりの季節”」第2部 2023年5月6日 青山RizM セットリスト
01. 支度
02. きっと、はじまりの季節
03. 春にゆびきり
04. 朝の惑星
05. Blue
06. 無重力ファンタジア
07. 神話
08. 水硝子
09. たったいま:さっきまで
10. PASSPort
11. しるし
12. ALIVE
13. ナイスポーズ
<アンコール>
14. 口笛吹いて
RYUTist HOME LIVE #337
2023年5月28日(日)新潟県 柳都オレンジスタジアム地下ライヴスペース
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RYUTist新体制初ワンマンライブ🎤
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