tonari no Hanakoメジャー初ライブで宝物になる体験を観客にプレゼント、オンデマンド配信決定

tonari no Hanakoが昨日3月24日に東京都内でメジャーデビュー記念ライブ「春めく花葬」を開催した。

tonari no Hanakoはボーカルのame、映像ディレクターのsobue、ビジュアル面を担当する“Hanako”という立ち位置のメンバーの計3名で構成されたマルチクリエイティブユニット。2022年9月に配信シングル「ヘアゴムとアイライン」でメジャーデビューし、今年3月に1stデジタルEP「春めく花葬」をリリースした。

メジャーデビュー後初となるライブは、ameを中心に佐藤数馬（G）、ヤノアツシ（B）、河村亮（Dr）、成田祐一（Piano）といったメンバーによるバンド編成で行われた。白いベールで顔を隠したameは、「春めく花葬」の1曲目に収録された「最終解」をジャジーな演奏に乗せて艶っぽく歌い上げ、ライブの幕を開ける。「今日はメジャーデビュー後、初ライブということで、初めましての方が多いと思いますが、たくさんいろんな曲をお届けしますので、楽しんでいってください」と挨拶したのち、「傷を隠して」「ぜんぶ忘れてしまうって」といった最新作の収録曲を丁寧に歌い届けていった。また、「青に線香」「君のトーストになりたい」ではsobueによるオリジナル映像が初披露され、ポップなVJと、少し毒のある歌詞を歌うameの甘い声がひとつになり、まさにameの頭の中を覗いているような一体感のある空間を作り上げていた。

ライブ終盤のMCではameが会場に集まったファンに向けて感謝の気持ちを述べつつ、「tonari no Hanakoのメジャー初ライブは今日しかありません。今日この場所に立ち会ってくださった皆さんの宝物にしてください」とコメント。最後にメジャーデビュー曲「ヘアゴムとアイライン」を歌唱してステージを降りた。鳴りやまないアンコールの拍手に応えて再び登場したameは、未発表曲だという「さよなら未満」を初披露。切なくメロウな雰囲気の楽曲をしっとりと歌い上げた。さらに本公演のオンデマンド配信が決定したことをサプライズで発表。配信は本編のみとなり、アンコールは来場者のみが楽しめる内容であると説明して、観客を喜ばせた。

オンデマンド配信期間は4月29日12:00から5月5日23:59まで。視聴チケットはイープラスにて5月5日21:00まで販売されている。