1月22日に東京・CLUB eXにてつばさ男子プロダクションに所属する
本イベントは3組のメンバーがシャッフルユニットを結成し、コント対決を繰り広げるというもの。影アナはCUBERSのリーダーである末吉9太郎が担当し、まずはイベント当日に誕生日を迎えた中山清太郎(世が世なら!!!)を祝福するトークを展開した。イベントテーマが“お笑い”であることを改めて説明しつつ「ライブも観たいですよね?」と客席のオーディエンスを煽った9太郎は世が世なら!!!をステージに呼び込み、ライブをスタートさせた。
イベントのトップバッター・世が世は、アッパーチューン「無理無理無理」でライブの口火を切る。グループのコンセプトである“真面目型おふざけ集団”を体現するような笑いと勢いのあるパフォーマンスで客席を盛り上げた彼らは、昨年12月にリリースした“裏デビューシングル”の表題曲「Winter Prince」でおふざけ抜きのライブを展開。ミラーボールがゆっくり回る幻想的で“雪景色”のような景色が広がる中、しっとりとした歌でファンを魅了した。
「それでは聞いてください。『チグハグ』」というフレーズとダンスを昨年流行らせたスパフルは、その代表曲「チグハグ」でライブを開始。フレッシュな歌とダンスでファンの心をつかんだ彼らは続いてクールな新曲「馬鹿ばっか」につなげる。世が世と同じ、デビュー曲と“裏デビュー曲”という対照的な2曲で表情豊かなパフォーマンスを見せつけた。
後輩グループの2組がデビューシングルと“裏デビューシングル”で二面性を表現したのに対し、CUBERSは幅広い持ち曲の中からキュートなラブソング「妄想ロマンス」と、ミディアムテンポのバラード「なんなんだろう」の2曲で勝負。客席に何度もコールを送る「妄想ロマンス」で客席を温め、5人のアダルトな側面を存分に見せる「なんなんだろう」で落とす。2曲という限りある時間でしっかりとグループの魅力を提示し、ライブコーナーの幕を閉じた。
続いてコントコーナーへ。コントは4つに分かれたシャッフルユニットで行われることになっており、トップバッターは最年長の春斗(CUBERS)率いるアロマポワーズ。まるでお母さんのような店主・阿部隼大(THE SUPER FRUIT)が切り盛りする店に訪れた学生・松本勇輝(THE SUPER FRUIT)は、世話焼きの“阿部お母さん”の温かい人情に触れる。そこに“お兄さん”のような常連・春斗と、“お姉さん”のような常連・笠松正斗(世が世なら!!!)が加わり、4人は他人であるはずなのにまるで家族のように喧嘩し、絆を深めていく。上京して家族と離れ離れになっていた松本は、次第に心を開いていき……という心温まる内容のコントでオーディエンスの喝采をさらった。
2番手、ミニ男のコントでは末吉9太郎扮する“ジョセフィーヌ9太郎”が率いる舞台の稽古のひと幕が繰り広げられた。象の格好をした橋爪優真(世が世なら!!!)に、まるでチンピラなライバル・大谷篤行(世が世なら!!!)、なぜか病んだセリフしか言わないヒロイン・星野晴海(THE SUPER FRUIT)に囲まれたタンクトップ姿の堀内結流(THE SUPER FRUIT)は、ジョセフィーヌ9太郎の脚本がおかしいと何度も抗議。しかし、抗議するたびになぜか台本は混沌さを極めていき、最終的には脈略なく「チグハグ」の振付が取り入れられたり、登場人物の人格が入れ替わったりとやりたい放題の内容でオーディエンスを爆笑させた。
センター3のコントは、ホストに恋した妹役の小田惟真(THE SUPER FRUIT)と、妹の身を案じるTAKA(CUBERS)の2人のやり取りからスタート。ホストとの恋が許せないTAKAだが、家に訪れて来たホストの添田陵輔(世が世なら!!!)の人格があまりにもできすぎていたため、交際を許そうか葛藤する。そこでTAKAが「人間力がどれくらい高いかテストする」と言い始めると、突然添田は見るからに動揺し始めた。どうやらこの展開は台本に書かれていなかったようで、TAKAと小田はサプライズで添田に「池で溺れている子供がいる!」「前髪切りすぎちゃった」「来月のライブスケジュール教えて」など、脈略もないシチュエーションを投げかける。途中、添田のかつらが取れてしまうハプニングに見舞われつつ、彼は即興でそれらにすべて応えて人間力の高さを証明した。大団円と思いきや去り際に添田は「全部台本通りだよ」明かし、オーディエンスを驚かせた。
コントのトリは、CUBERSの優率いるなかなかやるTEAMが担当。コントの主人公は売れないアイドルの内藤五胤(世が世なら!!!)で、自分以外のメンバーが脱退してしまったため、彼はプロデューサー・優の紹介のもと、新メンバーたちと顔を合わせていく。新メンバーはどれも個性派ぞろいで、地球外の惑星からやってきたというコテコテの設定の女性アイドル・田倉暉久(THE SUPER FRUIT)や、特攻服にリーゼントの中山、なぜか同じことしか言わない学生の綾介(CUBERS)に、血だらけのシャツにテディベアを手に持つという狂気に満ちた格好の鈴木志音(THE SUPER FRUIT)が登場。鈴木の上げる奇声にメンバー全員が気圧されるものの、最後に自己紹介をした内藤が重度のアニメファンで、正統派アイドルかと思いきや早口で好きなキャラクターへの愛を語る姿を見せ、コントは終了した。
4チームのコントが終わり、コントの審査中にはチーム対抗のクイズ大会が行われた。一般常識を問うクイズや、メンバータレ込みのプライベートを当てるクイズなど、さまざまなお題が飛び交う中、最後に出された問題は「つば男のトータル楽曲数は何曲?」というもの。自分たちの持ち曲を足すというシンプルでありながら記憶力が試されるこの難問に対して、誤差1曲で正解を導き出したなかなかやるTEAMがクイズコーナーの勝者となった。
クイズコーナーが終わったところで、コント対決の優勝チーム発表へ。コント対決の勝者として“キングオブつば男コント”の称号を手にしたのはTAKA、小田、添田の3人からなるセンター3。3人には優勝トロフィーと、およそ食パン1年分に換算されるという“1000万つば男”が進呈された。審査委員長からの選評は「笑いの神が降りていたというか、奇跡が起きていた」というもので、添田のカツラが取れてしまうアクシデントさえも笑いに変えた臨機応変さが評価のポイントだったことが伝えられた。最後に記念撮影をしたつば男メンバーは「つば男最高!」と声を合わせ、イベントをフィナーレに導いた。
星野晴海 (THE SUPER FRUIT) @harumi_supafuru
正式に結ばれたね(?)👶🏻
https://t.co/G6DcaDk4DT https://t.co/XcNBKntqa5