ASP「これが初期衝動ってやつなんですね!」26曲披露したしびれるZeppお台場ワンマン

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ASPが本日12月23日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で全国ツアー「GOD SAVE the ASP TOUR」の最終公演を開催した。

ASP(Photo by sotobayashi kenta)

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ASPは8月末にシングル「Hyper Cracker」でavex traxからメジャーデビュー。東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのワンマンライブ「ACOUSTiC SAD ORCHESTRA TOUR FiNAL - 一触即発 - CRiTiCAL SiTUATiONS」ではグループ史上最多となる約1500人を動員した。9月からは「GOD SAVE the ASP TOUR」を実施し、全国各地のならず者(ASPファンの呼称)に熱いパフォーマンスを届けてきた。ツアーの合間には千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで行われた音楽事務所WACKによるライブイベント「Even without BiSH, this is WACK」に出演し、大舞台でのステージを経験。濃密な活動を続ける中、2022年最後のライブとなるツアーファイナルに臨んだ。

ステージにはASPロゴのバックドロップが掲げられたほか、パンクロッカーのマストアイテムであるトゲトゲの鋲付きバングルを模したような巨大なセットが組まれた。開演時間を迎え、ASPは「Why don't you KiLL me??」をBGMに入場。“ASPブートキャンプ”と題したエクササイズを展開し、ユメカ・ナウカナ?のハイテンションな煽りを交えながら観客と体を動かした。そして7人は「拝啓 ロックスター様」でライブをスタートさせる。続けて四つ打ちビートのロックチューン「BOLLOCKS」でエモーショナルな歌声を響かせ、「Just Do it」でもパワフルなステージを展開した。

ASP(Photo by sotobayashi kenta)

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「ライブは自分のすべてを解放してもいい時間。皆さん、羽目を外す準備はできていますか! 今日は私たちの最大を届けたいと思いますので最後まで楽しんでいってください!」とリオンタウンが挨拶したあと、7人は手を大きく振りながら「BE MY FRiEND」を合唱。フロアはモンキーダンスを踊ったり、一斉にジャンプしたりするオーディエンスであふれた。ASPはさらに「WARRiES」「GO STRAiGHT」と続け、フロアとの一体感を高めていく。2021年7月発表の1stシングル「the MAN CALLiNG」では、高速BPMのパンクチューンで「革命!」と叫んで一体感を高めた。自己紹介に続いてウォンカー・ツインズが「ASPは“ANTi SOCIETY PUNKS”、つまり“反社会的でパンクな奴ら”って意味があるんです。皆さんがならず者になってくれたら、この空間が社会からはみ出したものになると思います!」と話し、「そんな空間でやりたい曲」だという「いつでもファッキュー♡」へ。7人は歌い踊りながらオーディエンスとともに中指を立て、エッジの効いたパフォーマンスを繰り広げた。

ASP(Photo by sotobayashi kenta)

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ライブ中盤、ASPはミステリアスな雰囲気の「被害者ぶるな」、カラフルポップな「Let's go as a weirdo」、一心不乱に頭を振って叫ぶ「ITSUMO KOKOKARA」、情けない気持ちとの葛藤を歌う「WASTED TEARS」と多彩な楽曲を次々に披露。「ライブはあっという間に過ぎ去っちゃう」というモグ・ライアンの言葉通り、7人はひたすらタフなショーを続け、ライブ本編で23曲を歌い踊った。その中にはメロウな曲調のシンセポップチューン「I won't let you go.」や、ディープかつアッパーなダンスチューンの新曲「Tokyo Sky Blues」も含まれており、パンキッシュな楽曲の多かったグループから、楽曲的なさらなる広がりを見せる今のASPのモードを存分に示した。なお新曲初披露の前、チッチチチーチーチーは「今日は皆さんとライブができた本当に特別な日です。皆さん1人ひとりをすごく近くに感じました。そんな特別な日にASP、新曲持ってきました! 今日ここ東京で地面を揺らして、この曲とともに強くなっていけたらなと思っています」と語っていた。

ASP(Photo by sotobayashi kenta)

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アンコールでは7人それぞれが挨拶。マチルダー・ツインズは「立っているだけで皆さんの視線や熱を感じて、楽しいという感情があふれてきます。今日感じた感情、記憶は日をまたいでも続いていくものだと思います。皆さんの記憶に残るライブだったならうれしいです」と話し、マチルダーの双子の妹であるウォンカーは「ツアーファイナルという終わりを皆さんと迎えられてうれしいです。ならず者という大好きな人となら、始まりも終わりもうれしいと気付きました。これから先もならず者と一緒にいたいし、笑い合えるライブをこれからもできるようにがんばります」と述べた。ナ前ナ以は「ステージに立ってびっくりしました。『照明が確実に私たちを焼き殺しにきている』と……。でも今日、Zeppには死ぬ気でライブしに来ました! ASP、そしてならず者のことを考えると、ついステージの上で生き急いじゃう自分は、から回っているときもあるかもしれません。でも以前よりもすごく生きるのが楽しい。今日もとっても楽しかったな! ありがとうございました!」と笑顔を見せ、リオンタウンは「ASPの曲で自分が表現したいこと、伝えたいことがあふれてたんです。曲が終わって皆さんが拍手をしてくれたときは、自分の伝えたい感情とかが何か伝わったのかなと安心できました。ならず者の拍手はどんな言葉よりも心強いです。ここは私にとって特別な場所です。自分の居場所がここだと思えるようにがんばるし、ASPが長生きできるようにもっとがんばります」と素直な思いを口にした。

ASP(Photo by sotobayashi kenta)

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続けてチーチーは「チーチーです! 今、“ちんちん”って聞こえた人はいないですよね? よかった。私は名前にチが6個もあるんです。チの中に自分の夢がいっぱい詰まっています。半年前に夢が叶ってASPに加入できて。今はASPとしての夢がいっぱいあります。チの数以上の夢を皆さんと見られたらなと思うし、ASPと過ごす時間は楽しいでいっぱいにできたらいいなと思っています」とコメントし、モグは「Zepp DiverCityで皆さんからたくさんの幸せをいただきました。人生の中でこんな大切な存在、愛おしい人はならず者以外いなくていい気がします。本当に今日はありがとうございました。これからもASPは愛とか感謝をたくさん込めて、皆さんの笑顔を糧にもっと大きな存在になります。これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送る。最後にユメカは「今日はライブをしてて、とにかく心がしびれました! ありがとうございます! 初めてライブしたときも心がビリビリして、これが“初期衝動”ってやつなのかなと。絶対に忘れないようにしようと思ってたんですけど、そんな必要はなかったですね。今日もしっかりしびれさせていただきました! むしろ今日のほうがしびれました! つまり皆さんと一緒だったら、何度だって初期衝動みたいなやつが起こせちゃうんだなって。すごいパワーをありがとうございます。今日はASPが皆さんから最大の衝動に駆られたように、これから皆さんを最高の衝動に駆っていけるようにがんばります!」と元気よく語った。

ASPはアンコールで「Hyper Cracker」「M」「レリゴ」の3曲を立て続けに披露。全26曲を披露し終えたあとには「2023年4月5日、メジャー1st EP発売決定いたしました! ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」とユメカが新たな発表をした。EPには全5曲を収録予定。さらに公演終了後、WACK代表・渡辺淳之介が100万円を大盤振る舞いするTikTokプレゼント企画「#ASPなりのブラックフライデー」が行われることがアナウンスされた。「#ASPなりのブラックフライデー」は、配信シングルとして発表された「I won't let you go」を使用した動画をTikTokに投稿してもらうという企画。人気動画を投稿した1000名に1000円のAmazonギフト券がプレゼントされる。

@asp_idol_official

ASP/I won’t let you go #ASP #エーエスピー #i_wont_let_you_go

♬ I won't let you go - ASP

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「GOD SAVE the ASP TOUR」2022年12月23日 Zepp DiverCity(TOKYO) セットリスト

01. 拝啓 ロックスター様
02. BOLLOCKS
03. Just Do it
04. BE MY FRiEND
05. WARRiES
06. GO STRAiGHT
07. the MAN CALLiNG
08. いつでもファッキュー♡
09. 被害者ぶるな
10. Let's go as a weirdo
11. ITSUMO KOKOKARA
12. WASTED TEARS
13. DiVE
14. マジ無いです。
15. I won't let you go.
16. NO REASON
17. WAiT AND WASTE
18. SPiT OUT
19. I wanna live
20. 日々是虚無也
21. Tokyo Sky Blues
22. A Song of Punk
23. SAKEBE
<アンコール>
24. Hyper Cracker
25. M
26. レリゴ

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読者の反応

ユメカ・ナウカナ? @ASP_YUMEKA

✅ナタリーさん に本日のライブレポートかいていただきました🐼

ライブの情報を細かくかいてくださっただけでなく、
始まったASPの企画や
EP発売情報まで
たくさん細かくかいていただきました!

読んだら全てわかります!是非!!!

https://t.co/0LnPUhRWRn https://t.co/LG9RrwliSI

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