脱落者にまたしても……「豆柴の大群なりの合宿」2日目はガリガリ君食べまくってひたすらドミノ倒し

豆柴の大群の新メンバーオーディション「豆柴の大群なりの合宿」が12月11日から14日にかけて開催中。この記事では初日と2日目の模様をレポートする。

「豆柴の大群なりの合宿」にはTBS系「水曜日のダウンタウン」内の企画「モンスターラブ」に出演していたマミを含む、13名の候補生が参加予定だったが、マミが辞退したため12名が参加。さらに先日脱退を表明したカエデフェニックスを除く現メンバーであるナオ・オブ・ナオ、ハナエモンスター、ミユキエンジェル、アイカ・ザ・スパイの4名が志願のうえ合宿に加わった。初日にはWACK代表の渡辺淳之介のみならず、グループのアドバイザーであるクロちゃん（安田大サーカス）も姿を見せた。なお合宿の模様はニコニコ生放送で最終日まで生中継されている。

「豆柴の大群なりの合宿」参加メンバー

候補生

ハノン / スズノ / レオナ / ミユウ / アユミ / ミサキ / シオン / カンナ / ウンヒ / ハルナ / リノ / モモカ

豆柴の大群

ナオ・オブ・ナオ / ハナエモンスター / ミユキエンジェル / アイカ・ザ・スパイ

初日では参加者個々人の能力を測る体力測定や個人面談などが審査として行われた。審査はオーディション全体を通してポイントとスタッフの意見をもとに行われ、目標を達成できないとポイントがマイナスになることも。初日審査の結果では、候補生のミサキ、ウンヒ、ハルナ、スズノと、豆柴メンバー全員が脱落。過酷な状況だったが、2日目の早朝に行われた腹筋対決の結果により、ミサキ、ハルナ、スズノ、豆柴メンバー全員が救済され、ウンヒが脱落した。なお今回の合宿では、候補生が合格に向けて審査に挑むのみならず、現役メンバーに関しては合宿に参加した時点で、成長が見込めなかった場合、このまま活動終了の可能性がある。「MUST CHANGE」を標語として掲げて始まった合宿の初日において、クロちゃんは現役メンバーに対して「何かを変えようとしないと、何も変わらない。本当に意識改革をしないと、これがラストチャンスだよ」「必死さがないよ」などと厳しい意見をぶつけた。

初日は個人戦だったのに対し、2日目の審査は4チームに分かれて行われることになり、チームAがハナエ、モモカ、ハノン、リノ、チームBがミユキ、カンナ、ミユウ、アユミ、チームCがアイカ、シオン、レオナ、スズノ、チームDがナオ、ハルナ、ミサキと振り分けられた。そして「ガリガリ君」の当たりが出るまで食べ続ける企画「ガリガリ君当たりが出るまで帰れません」がスタート。アイカチームは6本、ハナエチームは10本のガリガリ君を食べた時点で当たりを引き、18:30スタートのドミノ倒し発表に備えてドミノ並べをし始めたが、ミユキチーム、ナオチームはなかなか当たりが出ず、苦しい状況が続く。午前の段階でナオが24本、ミユキが22本、アユミとミユウが21本、カンナが19本、ミサキが13本のガリガリ君を食べ、寒そうにしていた。午後には各チームのドミノ並べに影響を与えるダーツ企画が催され、ナオチームに助っ人としてWACKスタッフ・若月氏が30分加わることに。若月氏はドミノ並べには加わらず、30分間でガリガリ君を10本食べて当たりを狙った。またリードしていたハナエチームはダーツの結果、30分間作業禁止となり、その間にメイン会場の体育館から退出して、川柳を考案。30分間で考えたハナエチームの一句は「豆柴に なって立つぞよ ビッグエッグ」だった。参加者たちは当たりが出るまでガリガリ君を食べ、ひたすらドミノを並べ続けた。

また17:00からは豆柴の大群のマネジメントおよびレーベルのスタッフが聞き手を務める個人面談が行われた。この場ではオーディション合宿2日目にして、歌と踊りの審査がないままである中で、その審査内容の意味について考えてる者、歌う前に絶対に脱落したくないという思いを伝える者、参加者それぞれの思いが語られる。また豆柴メンバーも面談に参加し、これまでの活動を振り返りながらアイカが「スタッフに恩返しできていない」と涙を見せたほか、ハナエ、ミユキ、ナオもこの合宿の参加者に漂う“ぬるい雰囲気”や、グループとしての課題などについて神妙な面持ちで自己分析、反省、指摘をした。バラエティ要素の強いアイドルグループとして知られる豆柴のメンバーが見せる涙に、ニコ生では多数の応援コメントが飛び交う。豆柴メンバーのうち、泣き虫のナオは「カメラの前で泣かない」と決意してこの合宿に臨んでいることを明かし、ミユキはスタッフからのムチャブリに応えて一発芸を披露して去るなど、涙で終わらせないエンタメ魂を見せた。

19:00頃、ドミノ倒しがスタート。各チームのドミノはほとんどがうまく倒れたが、アイカチームのドミノのみ途中で止まってしまう。その結果、順位は堅実かつシンプルにドミノを並べたナオチームが4557個のドミノを倒し1位、続いて4000個のハナエチームが2位、3434個のミユキチームが3位、2022個のアイカチームが最下位となった。また夕食後には演技力が要求されるレクリエーションが催された。各チームのメンバーとニコ生の視聴者は、どのメンバーが「激辛カレー」「センブリ茶」「酸っぱい水」「足つぼ」のどれに挑戦しているかを予想した。

2日目の終わりには参加者のポイント数を集計のうえ、スタッフが協議。この日の脱落者としてミユウ、アユミ、ミサキ、ハルナ、そして豆柴のメンバー全員の名前が読み上げられた。最終的な脱落者は、翌日早朝に行われる救済措置・シャトルラン対決のあとに発表される。初日に続き、またしても現役メンバーが全員脱落という状況で2日目は終わった。