「めっちゃ幸せでした!」真っ白なキャンバスがTDCホールでデビュー5周年ワンマン

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真っ白なキャンバスのワンマンライブ「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」が11月18日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。

真っ白なキャンバス(撮影:真島洸)

真っ白なキャンバス(撮影:真島洸)

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「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」の様子。(撮影:真島洸)

「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」の様子。(撮影:真島洸)[拡大]

本公演はグループのデビュー5周年を記念して開催されたもの。会場には彼女たちのメモリアルなステージを見届けるために多くのファンが集まり、ライブの模様はミクチャで生配信された。

真っ白なキャンバス(撮影:真島洸)

真っ白なキャンバス(撮影:真島洸)[拡大]

メンバーの小野寺梓、三浦菜々子、橋本美桜、西野千明、浜辺ゆりな、鈴木えま、麦田ひかるによる影アナが行われ、7人が「もう少しで開演です。待っててね」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が起こる。そしてカウントダウンVTRを経て、7人のシルエットが映し出されると同時にメンバーがサブステージに登場。思いがけない場所からの登場にどよめきが上がる中、彼女たちは「アイデンティティ」でライブをスタートさせた。メインステージに移動してパフォーマンスされた「戦う門には幸来たる」でメンバーが観客を煽ると、会場内のボルテージは上昇。続くポップナンバー「メンションガール」ではステージに用意された階段を駆け上がるなど縦横無尽なステージングを繰り広げた。「ポイポイパッ」を愛嬌たっぷりに披露しファンの心をつかんだ彼女たちは、「共に描く」を歌い1人ずつ本公演への意気込みを叫び去っていった。

左から西野千明、小野寺梓。(撮影:真島洸)

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ソロでパフォーマンスする麦田ひかる。(撮影:真島洸)

ソロでパフォーマンスする麦田ひかる。(撮影:真島洸)[拡大]

スクリーンで真っ白なキャンバスが思い悩む姿を切り取った映像が上映され、ガラスの割れるシーンでVTRが終わると、ステージに再びメンバーが登場した。7人は小野寺のアカペラから「ルーザーガール」を歌唱。「パーサヴィア」を力強く歌い上げたあとには、間髪をいれずに「ダンスインザライン」を届けた。さらに彼女たちはスモークが噴射される中、この曲で高らかな歌声を響かせ、「SHOUT」で気迫のこもったパフォーマンスをすると再びステージをあとにした。

シリアスな展開が続くVTRを挟み、5人の女性ダンサーが踊る背後から、白のジャケットスタイルに着替えた麦田が登場。彼女がソロで華麗なダンスを披露すると、そこに衣装をチェンジした6人も合流した。7人はダンサーとともに激しく踊り、その勢いのまま「レイ」を歌唱。さらに畳みかけるように「Whatever happens, happens.」「オーバーセンシティブ」「わたしとばけもの」を立て続けに熱唱した。小野寺の「私たちは希望、挫折、驚嘆、絶望を繰り返し、この5年間活動してきました。どんなに挫折しても絶望しても、抗ってひたすら前を向いて進んでいきます」という言葉から、メンバーは新曲「世界犯」をミュージックビデオの映像を背にお披露目した。

左から橋本美桜、麦田ひかる。(撮影:真島洸)

左から橋本美桜、麦田ひかる。(撮影:真島洸)[拡大]

鈴木えま(右)。(撮影:真島洸)

鈴木えま(右)。(撮影:真島洸)[拡大]

左から三浦菜々子、浜辺ゆりな。(撮影:真島洸)

左から三浦菜々子、浜辺ゆりな。(撮影:真島洸)[拡大]

怒涛の勢いでライブを展開してきた彼女たちは、ここでようやくMCコーナーへ。7人は、客席のファンや配信のカメラに向かって笑顔で手を振りながらステージを1周し、多くの人が集まってくれた喜びや会場の大きさに触れた。橋本はグループの5年間はタイトルの通りだったと話し、「みんながこうやって近くにいてくれたらそれだけで私たちは強くいられる気がしています。ここからはライブも終盤になるんですけど精一杯感謝の気持ちを伝えたいと思います」と語った。彼女の「みんなありがとう!」という呼びかけから歌われたのは、グループ初のラブソング「キャンディタフト」。メンバーはこの曲を笑顔で届けると、「全身全霊」を会場の隅々まで響かせ、ステージの左右からシャボン玉が噴き出す中「HAPPY HAPPY TOMORROW」をパフォーマンスした。そしてサブステージに移動すると、三浦の「最後みんなで1つになりましょう」という言葉から「PART-TIME-DREAMER」を満面の笑みで歌唱。曲中には、彼女たちの5周年を祝うように銀テープが発射され、会場は華やかなムードで包まれた。

「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」の様子。(撮影:真島洸)

「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」の様子。(撮影:真島洸)[拡大]

アンコールを求める拍手に応え、蝉の鳴き声をBGMにTシャツ姿でステージへ飛び出してきた7人。彼女たちは「いま踏み出せ夏」を客席に手を振りながら熱唱し、「桜色カメラロール」では桜の花びらが降り注ぐ中で歌声を高らかに響かせた。観客との記念撮影タイムを挟んだところで、小野寺が「これからの真っ白なキャンバスについて発表があります」と告げる。ここでは2023年2月にニューシングルがリリースされることと、2023年3月から全国ツアー「だから夢、だけど現」が開催されることが発表され、客席からは大きな拍手が起こった。

真っ白なキャンバス(撮影:真島洸)

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最後に麦田は「やっぱりもっとこれからも白キャンが続いてほしいなって思います」、鈴木は「今日のライブに来て少しでも幸せになってくれたらうれしいです。えまは今日本当にめっちゃ幸せでした!」、浜辺は「私はアイドルになりたくていろんなオーディションを受けてきたんですけど、白キャンに入れて本当にうれしいです!」と叫ぶ。西野は「こんな大きなステージに立てたからってここで止まるグループじゃないので、もっともっと上に行きたいです。これからもついてきてください!」とファンに呼びかけ、橋本は「今日ここに立つのもちょっと不安ではあったんですけど、ステージに出てきて、みんながバーっといるのを見たらまだ自分大丈夫だなって強くなれた気がします」と言葉に力を込めた。三浦は「白キャンはみんなの居場所になれたらいいなと思いながら活動しています。もし皆さんの中に今、白キャンが居場所になっている方がいたら、そんな方たちのために私の今日からの残りのアイドル人生を全部懸けて皆さんの居場所を守っていくので、私たちのことを信じてこれからもついてきてください」と述べる。小野寺は涙をこぼしながら、「こうやってTOKYO DOME CITY HALLに立てていて、本当に幸せです。わがままですけど、もっといいステージも立ちたいです。だからこれからもがんばります。応援よろしくお願いします」とファンに感謝の思いを告げた。そして7人は最後に「自由帳」を透明感のある声で歌い上げ、サブステージの各面から客席へ向かって挨拶。メインステージに戻ったあとは手をつなぎマイクを通さずに「ありがとうございました」と頭を下げ、5周年記念ライブに幕を下ろした。

なおミクチャでは11月30日までライブのアーカイブ映像が視聴可能。

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真っ白なキャンバス「希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。」2022年11月18日TOKYO DOME CITY HALL公演 セットリスト

01. アイデンティティ
02. 戦う門には幸来たる
03. メンションガール
04. ポイポイパッ
05. 共に描く
06. ルーザーガール
07. パーサヴィア
08. ダンスインザライン
09. SHOUT
10. レイ
11. Whatever happens, happens.
12. オーバーセンシティブ
13. わたしとばけもの
14. 世界犯
15. キャンディタフト
16. 全身全霊
17. HAPPY HAPPY TOMORROW
18. PART-TIME-DREAMER
<アンコール>
19. いま踏み出せ夏
20. 桜色カメラロール
21. 自由帳

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真っ白なキャンバス @info_shirokyan

5周年ワンマンライブのライブレポートをナタリーさんに掲載して頂きました!

ぜひご覧ください🎨

https://t.co/lHBDaXtU7c

#白キャンTDC
#白キャン5周年 https://t.co/DbZ2lASA75

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