EXILE THE SECOND、ホールツアー＆新曲で5人体制本格始動「新しいあり方をお見せしたい」

EXILE THE SECONDが本日11月2日に東京・LDH kitchen THE TOKYO HANEDAにて、「EXILE THE SECOND FAN'S CONFERENCE」と題した会見を開催。この中で2023年2月より約5年ぶりの単独全国ツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2023 ～Twilight Cinema～」を行うことを発表した。

10月31日をもってメンバーの黒木啓司が芸能界を引退し、橘ケンチ、EXILE TETSUYA、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、EXILE AKIRAの5人体制となったEXILE THE SECOND。新体制での活動に注目が集まる中で行われた会見は抽選で招待されたファンが見守ったほか、生配信を通じて全国のファンにも届けられた。

メンバー5人がステージに登場して挨拶したあと、早速全国ツアーの開催が発表されてファンは大喜び。客席で涙ぐむ人もいる中、AKIRAは「直接ファンの皆さんに感謝の思いと新たな出発を生でお届けしたかったので、こういう形をとらせていただきました」とファンに向けて生で発表した経緯を明かす。橘は「皆さんが涙ぐまれているのを見て僕もグッと来ました。啓司の思いを引き継いで、皆様全員に自分の表現者人生を捧げていきたい」と話し、TETSUYAも「やっと発表できてひと安心しています。もう一度この5人で考えてこの結論に達したので、これからの活動を見守ってくれたらうれしいです」と再始動への思いを力強く語った。

またツアー中の2月22日、「EXILE THE SECONDの日」には新曲「Twilight Cinema」のリリースも決定した。EXILE THE SECONDの新曲リリースは2020年1月に発売されたEXILEとのスプリットシングル「愛のために ～for love, for a child～ / 瞬間エターナル」以来、約3年ぶりとなる。会見ではSHOKICHIが書いた歌詞がスクリーンに映し出され、楽曲の世界がひと足先にファンに披露された。楽しかったひとときのあとの寂しさ、出会いや別れを描いた歌詞について、SHOKICHIは「自分たちの人生に置き換えられますよね。『じゃあね』から新しい道が表れるという……」と説明するが、途中で「照れますね！（笑）」と苦笑い。大汗をかいてスタッフに「タオルいただけますか？」と呼びかけて笑いを誘う。AKIRAは「この曲は僕らのライブと紐付いていて、この歌詞がある意味答えなんです。歌詞を見てイメージをふくらませて、ライブを楽しみにしてほしいです」とファンの期待を煽った。

質疑応答でツアーに向けた意気込みを尋ねられると、SHOKICHIは「『パフォーマーチームはいつ勇退するんだろう？』という心配の声をいただいたりしますけど、『僕らはどこまでやれるんだろう』ということもドラマチックに、シネマ調に表現したい。新しいあり方をお見せできたらと」と熱弁。橘も「まだまだやります、踊れる限りやります。『まだこの人たちを応援したい』と思ってもられうようなパフォーマンスを届けたいですし、表現者としてはこれからがよりいっそう面白い時間になっていくのかなと」とキャリアを積んだパフォーマーならではの目線で語った。

会見中には先日結婚を発表したNESMITHをメンバーたちが改めて祝福するひと幕も。NESMITHは「いい意味で今までと何も変わらないんですが、相手も音楽をやっていていい形で刺激し合える存在です。そのパワーを自分のものにしていきたい」と誓いを新たにした。