EBiDANの研究生・EBiDAN NEXTによるライブイベント「EBiDAN NEXT FESTIVAL 2022 SUMMER」が、8月5日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された。
EBiDAN NEXTにとって最大規模の公演となる“年に1度のお祭り”には、今年4月に選抜メンバーが発表されたEBiDAN NEXT TEAM A、B、Cに加えて、CZ'22やえびポンといったEBiDAN NEXTメンバーが参加したほか、さくらしめじ、
開演時刻を迎えると、ライブはTEAM A、B、Cそろっての「LOVE MUSIC」で晴れやかに幕開け。曲を終えるなり「ついに始まりました、エビネクの夏フェスー!」と叫んだ柏木悠は「3年ぶりに大規模ライブが開催できてうれしいです! ぜひ皆さん楽しんでいってください!」と、メンバーを代表してファンを歓迎した。オープニングを飾ったのは、この3チームによるパフォーマンスブロック。TEAM Bが優しい表情で「Honest」を届けると、TEAM Aは「カチカク」で「まだまだ足りないよ、もっともっと!」とパワフルに客席を煽る。続くTEAM Cは「Be The Winners」で力強いユニゾンをまっすぐに響かせるなど、各チームそれぞれに全力の歌とダンスでオーディエンスにアピール。加えてTEAM Aによる「poolside romance」ではBとCのメンバーもダンスに参加し、楽曲を情熱的に盛り上げた。
TEAM A、B、Cのメンバーがステージから姿を消すと、続いて登場したのはCZ'22とえびポンの2組。黒いライダースジャケットを身にまとったCZ'22の6人は「Into You」「Inside The Mirror」の2曲でクールに振り切った歌とダンスを披露した。MCタイムなしのストイックなパフォーマンスで彼らがさっそうとステージを去ると、嶋原快斗の「短い時間ですが、名前だけでも覚えて帰ってくださーい!」という呼びかけとともに、えびポンのメンバーが登場。「僕らえびポン」でライブをスタートさせた彼らは、CZ'22とは正反対のポップなステージングを見せる。「証明するよ」ではEBiDAN TOKYOの12人を呼び込み、綱引き対決でパワーを“証明”するという展開で会場を沸かせていた。
そして、今回の公演の目玉となったのが、EBiDAN NEXTメンバーによるカバーメドレーのコーナー。これはファンから募ったリクエストなども参考に、メンバーがEBiDANの先輩グループの楽曲を次々と披露していく企画で、ライブ前半のメドレー「会場にいる全員で盛り上がっていこうぜスペシャル!!」は、TEAM BによるBATTLE STREET(現:原因は自分にある。)「Show Time!!」のパフォーマンスで幕を開ける。えびポンによる原因は自分にある。「ジュトゥブ」で長野蒼大が実兄・長野凌大(原因は自分にある。)の歌割りを担当するという粋な演出もありつつ、ファンの驚きを誘ったのは志賀李玖と冨田侑暉のデュエットで披露された超特急の「Cosmic岬」。本家のライブでもほとんど歌唱されることのないタクヤ(超特急)のソロ曲を、2人は演技を交えながらしっとりと歌い上げてみせた。
客席が青と緑、2色のペンライトの光に染め上げられると、先輩ゲスト・さくらしめじがステージへ。ギターを思い切りかき鳴らした田中雅功と高田彪我は、1曲目に「わがままでいたい」を情熱的な弾き語りで届け、力強いハーモニーをホールいっぱいに響かせる。田中が客席にクラップを求めたのちに始まった「辛夷のつぼみ」では晴れやかな表情で歌声を重ね、ホール内をさわやかな空気で満たした2人。2曲を披露し終えると、彼らはEBiDAN NEXTのコラボ企画「ドラマティック・バトルボーイズ リターンズ」をタイトルコールした。
「ドラマティック・バトルボーイズ」は、EBiDAN NEXTがリリースイベントで行っていた人気企画。この日は「大好きなあの子と花火大会へ。横顔を見つめていたら目が合ってしまった。そのときどうする?」というお題に、MC・田中から指名されたEBiDAN NEXTのメンバーが答えていった。トップバッターの阿久根温世が「花火よりきれいなお前がめっちゃ好きやで」と関西弁でしっかり決めると、山本龍人は「君しか見てなかった。それくらい好きです」とまっすぐな言葉を照れ交じりにつぶやく。「友達が見つかるまで、花火一緒に見らん?」と、熊本出身の柏木が方言を織り交ぜたセリフをカメラ目線でファンに伝えたのに続き、4番手で登場した中村旺太郎は「君の横顔があまりにも美しくて。その横顔、僕に見せてくれない? これからもずっと」と言葉を紡いだ。
竹内黎はさくらしめじ「きみでした」の一節を歌い上げて「手をつなぎたいとか思っちゃうんだよ」と告白し、田中に「末恐ろしい子が……!」と言わしめる。最後に志賀が「ごめん、急なんだけどさ、前から好きだったんだよね。だから付き合ってください」と言って高田に「シンプルイズベスト!」と声をかけられたところで企画は終了と思われたが、ステージ裏から「ちょっと待てよ」という声が。ここでファンの前に姿を見せたのは、初代BATTLE BOYS(EBiDAN研究生)にして現M!LKメンバーの曽野舜太と山中柔太朗。サプライズゲストの登場に客席が騒然とする中、2人は「甘いよみんな!」と現役メンバーに声をかけ、最後にお手本を見せることに。先にステージ中央にスタンバイしたのは曽野で、彼は「You're more beautiful than fireworks……君は花火よりきれいだね」と、レギュラー出演中の「ZIP!」の英会話コーナーで培った英語力を発揮したが、山中に「自分で訳言うのダサ!(笑)」と言われてしまう。そんな山中は、田中を相手役に指名したうえで「今確信に変わったわ。俺、お前に惚れてるわ」と言い放ち、この言葉に田中は「今日のことは一生忘れないです……」と顔を赤らめていた。そしてコーナーの最後には、さくらしめじの2人とEBiDAN NEXTメンバーによる「Hug Hug Hug」のコラボパフォーマンスも。滅多に踊らないEBiDANメンバーとして知られる田中と高田だが、この日は後輩に囲まれてキュートなダンスを披露し、高田は「もっとエビネク好きになってよー!」と愛嬌たっぷりに叫んでいた。
サービス精神満点の先輩によるサプライズに会場が沸いた企画コーナーを経て、ライブは後半へと進んでゆく。続いて登場したのはゲストアーティストのONE LOVE ONE HEART。1曲目の「Now or Never」で男女10人編成ならではのダイナミックな歌とパフォーマンスを披露してオーディエンスを惹き付けたのち、メンバーは最新曲「パレードはやめた」を披露した。サビの力強いユニゾンや男女ペアになってのダンスが特徴的なこの曲で、ドラマティックに楽曲の世界観を描き出した10人は、そのままこの日最後のゲスト・超ときめき♡宣伝部へとバトンをつなぐ。「ラヴなのっ♡」のキュートな歌とダンスでライブをスタートさせたとき宣の6人は、続けて最新曲の「ギュッと!」を披露。歌の随所に登場する甘いセリフでオーディエンスをロックオンしつつ、キャッチーな手振りの“ギュッとダンス”でも客席に笑顔をもたらしていた。
そしてEBiDAN NEXTのメンバーは、とき宣の6人ともコラボ企画を実施。「超ときめき♡アイドル100%」と題したこのコーナーでは、EBiDAN NEXTの面々が「ときめきの魔法をかけるために大切なこと」とは何か、とき宣メンバーに問いかける。すると、とき宣から返ってきた答えは「笑顔!」「目線!」「きーもーち!」という“アイドル3箇条”。このレクチャーを受けて届けられた、EBiDAN NEXTによる「Cupid in Love」のカバーでは、メンバー全員が笑顔全開の弾けるダンスでファンに思いを届ける。志賀は「笑顔、目線、気持ちをいつもより意識して、かわいく踊れたかなと思います!」と感謝を伝え、企画の最後に2組は「すきっ!」のコラボを披露した。
とき宣の6人を送り出したところで、柏木は「今回選抜された17人の仲間たちによる先輩メドレーで、一気に締めくくりたいと思います!」とラストスパートに入ることを予告した。本編の最後に披露されたカバーメドレー「一気にラストスパートスペシャル!」は、嵐樹、樋口琥大、竹内、原昇亜、中村によるPrizmaX「Mysterious Eyes」からスタート。続く、原因は自分にある。の「半分相逢傘」では、曲中に吉澤要人(原因は自分にある。)が放つ決めセリフ「これでどっちも悪いね」を柏木が担当し、客席のファンの声にならない悲鳴を誘う。武藤潤(原因は自分にある。)、山中、吉澤からなるSTAR BOYS冬チームの楽曲「CRYSTAL」では、吉澤のポジションを担った筒井俊旭がステージセンターで美しいターンを決め、見せ場をしっかりと作るシーンも。新旧問わず、EBiDANファンに愛されてきた楽曲のカバーが次々と届けられる中、最後の曲を前に柏木は「この日を無事に迎えることができて本当にうれしいですし、ここに観に来てくださった皆様がこんなにいることが、本当にうれしいです」とメンバーを代表して思いを語った。
感極まり少し上ずった声で、彼が「次にお届けする曲は、今、エビネクの仲間たちと全力でお届けできたらなと思います」と誓ったのを合図にスタートしたのは、超特急「The End For Beginning」。黒瀬真生と畠山理温がバックボーカルのポジションを務める中、ステージ中央に立った柏木、志賀、竹内、中村、米尾賢人の5人は気迫あふれるダンスで先輩グループの“大切な歌”をカバーする。楽曲の途中からはTEAM A、B、Cの17人がそろった編成となり、彼らは力強い群舞でこの曲を表現してみせた。感動の余韻が残る中でライブのエンディングを迎えるも、志賀は「まだまだ終わるわけにはいきません!」と、このままアンコールに突入することを宣言。残るEBiDAN NEXTメンバーを迎え、EBiDANの全体曲「恋心」をファンに届ける。そして、最後に再びさくらしめじ、ONE LOVE ONE HEART、超ときめき♡宣伝部をステージに招き入れ、壇上のメンバーは「にゃんこドドンコどどんこニャンコ」をパフォーマンスした。
ステージのあちこちで展開されるコミカルなかけあいとキュートな“にゃんこ”ポーズに出演者にもファンにも笑顔の輪が広がる中で、“エビネクの夏フェス”は終幕。テープキャノンが放たれ、華やかな充実感に満ちた客席を見つめた柏木は、最後に「僕たち、ここでライブができて、最高の夏の思い出ができて、とても、とてもうれしかったです。これからもEBiDAN NEXTをよろしくお願いします!」とファンへ思いを伝えていた。
EBiDAN NEXT「EBiDAN NEXT FESTIVAL 2022 SUMMER」2022年8月5日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)セットリスト ※カッコ内はオリジナルアーティスト
01. LOVE MUSIC(BATTLE BOYS) / EBiDAN NEXT
02. Honest / EBiDAN NEXT
03. カチカク / EBiDAN NEXT
04. Be the Winners / EBiDAN NEXT
05. Hug Hug Hug / EBiDAN NEXT
06. poolside romance / EBiDAN NEXT
07. Run on this my way / EBiDAN NEXT
08. Into You / CZ'22
09. Inside The Mirror / CZ'22
10. 僕らえびポン / えびポン
11. 証明するよ / えびポン
12. Show time!!(BATTLE STREET) / EBiDAN NEXT
13. てらこや(スタメンKiDS) / EBiDAN NEXT
14. My Love(ONE N' ONLY) / CZ'22
15. ジュトゥブ(原因は自分にある。) / えびポン
16. My buddy(超特急) / EBiDAN NEXT
17. 踊らにゃソン!Song!(DISH//) / EBiDAN NEXT
18. HANABI HANABI(AMEZARI -RED STARS-) / EBiDAN NEXT
19. 100億のコトバをキミに(AMEZARI -RED STARS-) / EBiDAN NEXT
20. Cosmic岬(超特急) / EBiDAN NEXT
21. 疾走ペンデュラム(
22. サマーガンバ(M!LK) / EBiDAN NEXT
23. Do The D-D-T!!(MAGiC BOYZ) / EBiDAN NEXT
24. わがままでいたい / さくらしめじ
25. 辛夷のつぼみ / さくらしめじ
26. Hug Hug Hug / さくらしめじ、EBiDAN NEXT
27. Now or Never /
28. パレードはやめた / ONE LOVE ONE HEART
29. ラヴなのっ♡ /
30. ギュッと! / 超ときめき♡宣伝部
31. Cupid in Love(超ときめき♡宣伝部) / EBiDAN NEXT
32. すきっ! / 超ときめき♡宣伝部、EBiDAN NEXT
33. Mysterious Eyes(PrizmaX) / EBiDAN NEXT
34. 半分相逢傘(原因は自分にある。) / EBiDAN NEXT
35. In the nude(原因は自分にある。) / EBiDAN NEXT
36. CRYSTAL(STAR BOYS 冬チーム) / EBiDAN NEXT
37. Love Me Up(BATTLE BOYS TOKYO) / EBiDAN NEXT
38. The End For Beginning(超特急) / EBiDAN NEXT
39. 恋心 / EBiDAN NEXT
40. にゃんこドドンコどどんこニャンコ(BATTLE KiDS) / EBiDAN NEXT、さくらしめじ、ONE LOVE ONE HEART、超ときめき♡宣伝部
EBiDAN NEXT 公式( & EBiDAN 研究生公式) @ebi_dan
エビネクメンバーもこの曲数を手分けして取り組むこともそうそう機会がないので、とても素敵な経験に。読めない画像にしていますが雰囲気だけお届け。メンバー用のセトリ...
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