沖仁、原点回帰のデビュー20周年記念アルバムにU-zhaanら参加

フラメンコギタリストの沖仁が、デビュー20周年を記念したアルバム「20 VEINTE～20年の軌跡～」を9月21日にリリースする。

2018年10月にリリースされた「Spain」以来およそ4年ぶりのオリジナルアルバムとなる今作。沖自身が作曲したオリジナル曲を中心に、アイアート・モレイラ「Tombo 7/4」、チャーリー・ヘイデン「Our Spanish Love Song」のカバーなど“自身の頭の中の音を素直に音にする”という原点回帰をテーマにした全10曲が収録される。

レコーディングには沖がフジテレビ系のバラエティ番組「ヨルタモリ」で共演して以降、親交を深めてきたU-zhaanや、イギリスを代表する作曲家 / ピアニストのアレクシス・フレンチ、スペインで活躍するフラメンコギタリストのアルベルト・ロペスがフィーチャリングゲストとして参加。さらに大儀見元（Per）、藤谷一郎（B）、須藤信一郎（Piano）、伊集院史朗（Palma）、山本玲（Palma）といった面々も演奏に加わり、フラメンコの世界を体現している。本作について沖は「ディテールにこだわりながらも今の自分の音楽を素直にシンプルに音に表現できたと思います。20周年を迎え、見える景色は変わらないようで、あの頃よりも遠くまで見渡せるような、螺旋階段を1周登ったような気持ちでいます」とコメントした。

本日7月27日にアルバム収録曲「ランドセル」の先行配信がスタート。8月31日には「言葉のない世界feat.ユザーン＆アルベルト・ロペス」、9月7日には「キリアの街feat.アレクシス・フレンチ」がそれぞれ配信される。

また11月から2023年1月にかけてデビュー20周年記念コンサート「沖仁デビュー20周年 / アルバムリリース記念ツアー ～20 VEINTE［ベインテ］～」が開催されることも決定。1月公演にはゲストとしてU-zhaanも出演する。