森口博子が5年半ぶりガンダム映画の主題歌担当、サウンドプロデュースは冨田恵一

森口博子の新曲「Ubugoe」が、6月3日公開のアニメーション映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の主題歌に決定した。

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」より、ファンの間で名作として知られる第15話を映画化した作品。これまで数々のガンダムシリーズ主題歌を歌ってきた森口が、約5年半ぶりに映画主題歌を担当する。

主題歌「Ubugoe」は映画の登場キャラクター・カーラの母性をテーマに制作され、冨田恵一がプロデュース、松井五郎が作詞、doubleglassが作曲を担当。同曲は6月1日にシングルリリースされることも決定しており、初回限定盤には「Ubugoe」のミュージックビデオとメイキング映像を収めたBlu-rayが付属する。また数量限定劇場盤はLPサイズブックレット、紙ジャケットCDケース、ジャケットイラストステッカーがセットになっている。なお初回限定盤と劇場盤のジャケットは「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の監督を務めた安彦良和の描き下ろしイラストがデザインされている。

森口博子 コメント

安彦良和監督、40年越しにご自身の夢の実現！ 私も当時から余韻が残っていた第15話「ククルス・ドアンの島」との再会に、そして「50代になっても主題歌を歌う」と言う夢を監督が叶えて下さった事に胸がいっぱいです。松井五郎さんの作詞によって、少女カーラの心情が描かれた「Ubugoe」。幼い子供たちの面倒を見ている、小さくて大きな母性に心が震えました。さらに「毎日生まれ変わっている大人の私たちの“Ubugoe"でもある」というメッセージも刺さりました。doubleglass さんの壮大なメロディーと、冨田恵一さんの優しくて美しいアレンジとともに、傷を負ったこの地球に沁み入るようです。確かな明日が無いからこそ、今を精一杯生き抜く。愛に包まれた争いのない日々へと祈りを込めて歌わせていただきました。