CUBERSが5人の個性を開花させる春ツアー、東京で開幕

CUBERSが4月9日に東京・日本橋三井ホールにて「CUBERS SPRING TOUR 2022」の初日公演を開催した。昼夜2公演行われたうち、本稿では昼公演の模様をレポートする。

定刻を迎え、春の色合いを感じさせるパーカー姿でステージインしたCUBERSは「最高の思い出にしよう！」とファンに呼びかけてライブを開始。ライブ序盤に披露された「WOW」では、ホールに集まったファン1人ひとりに指を刺し、ツアー初日に駆けつけてくれたファンに目線を送った。MCで末吉9太郎が「大人になって恥ずかしいけど、朝の3時半まで寝れなかった」と話し始めると、TAKAもそれに同意。メンバーもひさびさのツアー開催を待ち望んでいたことが語られた。「SPRING TOUR」は「1人ひとりの個性が開花すること」がコンセプトに掲げられており、本ツアーでは各メンバーにフォーカスした楽曲や、メンバーのソロパフォーマンスを組み込んだセットリストが展開された。またコロナ禍の中でリリースされた「あらたしい生活」は“ラップバージョン”として披露され、5人はそれぞれ個性豊かなフロウで観客を魅了した。

東京公演のみで披露された日替わり曲「強くあれ」は春斗が選んだ楽曲で、彼はツアー初日にこの曲を選んだ理由を「これからがんばりたいときに聴きたくなる」とファンに説明。また本ツアーではCUBERSが47都道府県を回った企画「エールCUBERS」のテーマソングとして制作された「エブリデイ・アイシタイ」、ライブの定番曲である「Please call me」といった楽曲もパフォーマンスされた。アンコールではひさびさのツアー開催に感極まった末吉9太郎が言葉を詰まらせる一幕もあった。

CUBERSは本公演を皮切りに大阪、福岡、宮城、愛知の計5都市でライブを開催する。ツアーファイナルは4月29日の愛知・THE BOTTOM LINEにて行われる。