新しい学校のリーダーズが全力で表現するAG!ワールド、それは誰もが自由に青春を味わえる場所

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新しい学校のリーダーズのワンマンライブ「無名ですけど凱旋ワンマン~ようこそ、スナックタイムへ Um-hum~」が昨日1月30日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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昨年1月にATARASHII GAKKO!名義で88risingから世界デビューを果たし、“Beastie Boys第4のメンバー”とも言われるマニー・マークをプロデューサーに迎えた作品「SNACKTIME」を11月にリリースしたAG!こと新しい学校のリーダーズ。国内のみならず海外でも着実にファンを増やしている彼女たちの凱旋公演として行われたのが今回のワンマンライブだ。チケットはソールドアウトし、自主企画恒例の書き初めが至る所に貼り付けられたLIQUIDROOMには、老若男女さまざまなファンが集結。会場に足を運べない世界中のファンやマニー・マークに向けて生配信も行われた。

新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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開演時刻を迎えるとチャイムが鳴り、オープニング映像がスタート。映し出されたのは昨年11月、アメリカ・ロサンゼルスで開催された88rising主催フェス「Head In The Clouds」で初の海外ライブに挑戦した新しい学校のリーダーズの姿だ。異国で歓声を浴びる彼女たちの姿がファンの熱い感情を呼び起こす中、「ATARASHII GAKKO!を世界に伝えたい 好きなあの子に教えたい そして嫌いなあいつに知らしめたい」という言葉とともに現れた4人はビシッと整列。「SNACKTIME」の収録曲「Pineapple Kryptonite」が始まると、スイッチが入ったかのように勢いよく踊り出し、爆音のサウンドに合わせて激しいパフォーマンスを繰り広げた。

「最終人類」をパフォーマンスする新しい学校のリーダーズ。(Photo by Junpei Kawahata)

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「試験前夜」をパフォーマンスする新しい学校のリーダーズ。(Photo by Junpei Kawahata)

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新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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曲中、壮絶な殴り合いを演じ、次々と倒れていくメンバー。最後に残ったSUZUKAもステージにバタリと倒れ込むと、スクリーンにはライブタイトルが大きく映し出される。そこへドラマチックなピアノロックナンバー「最終人類」のイントロが鳴り響き、立ち上がった4人はダイナミックなパフォーマンスでグループの個性を鮮烈に表現した。インパクト抜群の2曲でライブの幕を開けた4人は挨拶後、赤いハチマキを振り回す「試験前夜」をエネルギッシュにパフォーマンスすると、「Freaks」「AG!Susan」「チラチラチラミー ~試験当日~」「恋文」と新旧のナンバーを畳みかけるように披露していった。

穴野をしる子とコラボする新しい学校のリーダーズ。(Photo by Junpei Kawahata)

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今年1月18日にKANONが20歳の誕生日を迎え、メンバー全員が成人になった新しい学校のリーダーズ。「私たち大人の女性にな・り・ま・し・た」という言葉から「オトナブルー」を披露した彼女たちは、ここで大人の女としてスナックを初体験するという設定の寸劇を始める。ステージにはバーカウンターとソファが運び込まれ、ドラァグクイーンの穴野をしる子がスナックのママとして登場。「SNACKTIME」という店名のスナックを訪れた新しい学校のリーダーズは穴野の勧めに応じてカラオケを開始し、山本リンダの「どうにもとまらない」でお互いにコールを入れたり、マラカスを振ったりしながら盛り上がる。それを見て興奮した様子の穴野はなぜかバーカウンターに登り、「アンタたち素晴らしいわね」と4人を称賛。にぎやかなトークが続く中、MIZYUが和田アキ子の「笑って許して」をリクエストすると、穴野も加わり、艶のある歌声を響かせた。

新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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酒を飲んで酔っ払ったフリをし、穴野に「お勘定いらないから帰ってちょうだい!」と叱られた新しい学校のリーダーズが大喜びで店を去り、それを穴野が全力で追いかける形で寸劇は終了するが、転換中に穴野は再びステージへ。こんなに大勢の観客の前に立つのは初めてだと語った穴野は、夢だったという煽りに挑戦し、「まだまだ盛り上がれますかー! アンタたちの手のひらはそんなもんじゃない!」と叫んで大きな拍手を集めた。スッキリした様子の穴野が笑顔で退場したあと、毒々しいほどにカラフルで狂気じみた映像が流れると、新しい学校のリーダーズは「SNACKTIME」収録のキラーチューン「CANDY」でパフォーマンスを再開。フェス向けに作り上げたというビッグサウンドでオーディエンスを揺さぶっていく。

「Intergalactic AGmix」をパフォーマンスする新しい学校のリーダーズ。(Photo by Junpei Kawahata)

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「Free Your Mind」でエアギターを披露するSUZUKA。(Photo by Junpei Kawahata)

「Free Your Mind」でエアギターを披露するSUZUKA。(Photo by Junpei Kawahata)[拡大]

サイレン音が鳴り響く中、観客に撮影とSNSへの投稿を促す「SNS24時」で大きな盛り上がりを生み出した新しい学校のリーダーズは、「先生、Is it crime if I confess my feelings for you?(告白したら犯罪ですか?)」というSUZUKAのセリフから「恋ゲバ」に突入。激情的なパフォーマンスをフルバージョンで届ける。そしてライブ終盤、「透明ガール」という初期のナンバーから「透明ボーイ」につなげてファンを喜ばせた4人は、「SNACKTIME」収録のイタリアンディスコナンバー「Fantastico」、Beastie Boys「Intergalactic」の日本語カバー、yonkeyプロデュースの世界デビュー曲「NAINAINAI」を連発。さらにSUZUKAのエアギターパフォーマンスからパンクナンバー「Free Your Mind」をスペイン語も織り交ぜて披露し、熱狂的なクライマックスを作り上げた。

新しい学校のリーダーズ(Photo by Junpei Kawahata)

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アンコールはリリックビデオが公開されたばかりの「SNACKTIME」収録曲「Happy Hormones」でスタート。メンバーが連呼する「イェーイ!」に合わせて、観客がピースサインを掲げるという、曲タイトル通りのハッピーな光景が生み出された。ここでSUZUKAは「今日という日がね、アンコールとか言って終わっちゃうけども……」と名残惜しい様子を見せつつ、「でも終わるんじゃなくて、AG!を観た明日が皆さんの中で始まるんですから。そっちのほうがエキサイティングじゃない?」とメッセージを投げかけ、5月20日には東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でワンマンライブを開催することを告知する。未来へのポジティブなムードがあふれる中、青春とは心を解放して自分で気持ちをぶつける場所を見つけることだという持論を展開したSUZUKAの「老若男女関係なしに青春を味わえる場所、This is AG! World」という言葉から、4人はラストナンバー「迷えば尊し」に全力投球。パフォーマンスを終えた新しい学校のリーダーズは「ゆうやけこやけ」が流れる中、一列に並ぶと「ありがとうございました!」と肉声を響かせ、ステージを元気に去っていった。

オフィシャル配信サイトでは本公演のアーカイブ映像が2月6日まで有料配信されている。

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新しい学校のリーダーズ「無名ですけど凱旋ワンマン~ようこそ、スナックタイムへ Um-hum~」2022年1月30日 LIQUIDROOM セットリスト

01. Pineapple Kryptonite
02. 最終人類
03. 試験前夜
04. Freaks
05. AG!Susan
06. チラチラチラミー ~試験当日~
07. 恋文
08. オトナブルー
09. どうにもとまらない
10. 笑って許して
11. CANDY
12. SNS24時
13. 恋ゲバ
14. 透明ガール
15. 透明ボーイ
16. Fantastico
17. Intergalactic AGmix
18. NAINAINAI
19. Free Your Mind
<アンコール>
20. Happy Hormones
21. 迷えば尊し

新しい学校のリーダーズワンマンライブ at Zepp DiverCity

2022年5月20日 (金)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)

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音楽ナタリー @natalie_mu

【ライブレポート】新しい学校のリーダーズが全力で表現するAG!ワールド、それは誰もが自由に青春を味わえる場所(写真40枚)
https://t.co/qro6OCpkPQ

#新しい学校のリーダーズ #ATARASHIIGAKKO https://t.co/m5gKetyAMr

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