SEVENTEEN記者会見で「Attacca」に込めたCARATへの愛、中国メンバーへの思いを語る

2

4326

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 751 3512
  • 63 シェア

SEVENTEENが本日10月22日に9thミニアルバム「Attacca」をリリース。本作の発売を記念したグローバル記者会見が開催された。

SEVENTEEN

SEVENTEEN

大きなサイズで見る(全28件)

SEVENTEEN

SEVENTEEN[拡大]

SEVENTEEN「Attacca」配信ジャケット

SEVENTEEN「Attacca」配信ジャケット[拡大]

2021年は「Power of 'Love'」というコンセプトを掲げて活動しているSEVENTEEN。5月に発表されたWONWOOとMINGYUによるユニット曲「Bittersweet (feat. LeeHi)」、6月にリリースされた8thミニアルバム「Your Choice」でも、それぞれ愛について歌ってきたが、今回の「Attacca」では、より情熱的になった愛情が収録曲を通じて描かれている。タイトルの「Attacca」は「楽章と楽章の間を切れ間なく演奏する」という意味の音楽用語で、相手に対する抑えきれない愛の感情や止められない情熱的な心が表現されている。

DK(SEVENTEEN)

DK(SEVENTEEN)[拡大]

JEONGHAN(SEVENTEEN)

JEONGHAN(SEVENTEEN)[拡大]

HOSHI(SEVENTEEN)

HOSHI(SEVENTEEN)[拡大]

記者会見には、中国出身メンバーで現在中国国内での活動に専念しているJUNとTHE 8以外の11人が出席。11人はJUNとTHE 8の思いも乗せて記者からの質問に答えた。まず「Attacca」で注目すべき点についてDKは「前より一層大人っぽくなり、深くなったSEVENTEENの姿をご覧いただきたいです。そして『Power of 'Love'』のテーマで愛についてずっと愛について歌ってきましたが、今回は情熱に関する話がたくさん盛り込まれています。SEVENTEENの情熱的な愛をうまく表現できたアルバムだと思います」とコメント。リード曲「Rock with you」についてはJEONGHANが「深まった感情と情熱的なパフォーマンスを盛り込んだ曲で、愛する相手といつも一緒にいたいという気持ち、そして『君のためならばどんなことでもできる』と考える感情を込めたロックです」と説明した。この曲についてHOSHIは「この曲は大変意欲的で積極的な愛の感情を表現しているんですけれど、僕たちSEVENTEENがCARAT(SEVENTEENファンの呼称)の皆さんを愛しているというメッセージも盛り込んでいますし、僕たちは誰もが誰かに愛されているというメッセージも含んでいます」と歌詞に隠されたメッセージにも言及した。また「Rock with you」は、エネルギッシュな振り付けがポイントで、休まずに走っていくさまを表現したサビのダンスも見どころの1つ。記者会見ではメンバーがアカペラで「Rock with you」を歌い、DKが報道陣の前で踊ってみせるというひと幕もあった。

JOSHUA(SEVENTEEN)

JOSHUA(SEVENTEEN)[拡大]

CDには収録されず、配信バージョンにのみ入っている「2 MINUS 1」は、JOSHUAとVERNONのユニット曲。SEVENTEENにとって初の全編英語詞曲で、全世界のCARATの愛情に応えるべく英語の歌詞で制作されたという。この曲についてJOSHUAは「SEVENTEENにとって初めての英語の曲であるだけに、CARATの皆さんの反応がどうなのか気になります。制作過程で楽曲のテーマを先に決めてから、僕とVERNONさんの魅力を一番うまく発揮できるジャンルについて考えていると、VERNONさんがポップパンクというジャンルの曲を聴かせてくれました。楽しくもありながらも、僕たちのテーマによく合っていると考えてこのジャンルを選択しました」と説明した。

SEUNGKWAN(SEVENTEEN)

SEUNGKWAN(SEVENTEEN)[拡大]

JUNとTHE 8が不在で行われる「Attacca」の活動について不安はないかという司会からの質問にSEUNGKWANは「デビューからずっと13人で活動してきたので、2人のメンバーの不在に空席を感じるのは当然。アルバムでの活動もそうですが、日常生活でもいつも一緒だったので……でも事前収録もしていますし、今日も『自分のパートをしっかりやってくれてありがとう』とビデオ通話が来ました。今はお互いがんばって活動するのがいいのではないかと思います」と答え、MINGYUは「いつも会いたいですし、ずっと連絡を取っています。でも今はお互いに任された場でがんばることにしたので応援しています。ファイティン!」とJUNとTHE 8にエールを送った。

WONWOO(SEVENTEEN)

WONWOO(SEVENTEEN)[拡大]

MINGYU(SEVENTEEN)

MINGYU(SEVENTEEN)[拡大]

今回の活動での目標についてWONWOOは「SEVENTEENとCARAT全員が健康に活動を締めくくることが一番の願い」とコメント。MINGYUは「この物語を通じて、CARATの皆さんの暮らしがもっと幸せで、意味のあるものになったらうれしい」と語る。S.COUPSも「CARATの皆さんに早く会いたくて早く戻ってきました。(『Your Choice』リリース以降の)4カ月間、CARATの皆さんのことを考えながら、このアルバムに僕たちの気持ちをたっぷりと込めました。MINGYUさんが言ったようにこのアルバムを通して普段の暮らしに幸せを感じていただければ、僕も大変うれしいです。今回のアルバムの活動を中国にいるメンバーも含めて、みんな怪我をせずに無事に終えることができたらと思います」と話した。

S.COUPS(SEVENTEEN)

S.COUPS(SEVENTEEN)[拡大]

「Attacca」が141万枚という予約数を記録したことについて所感を問われたS.COUPSは「こういった記録は僕たちSEVENTEENだけの力では成し遂げられないということを十分よく理解しています。このアルバムのためにご尽力くださいました皆様、そして何よりもいつも僕たちの大きな力になってくれるCARATの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と感謝の思いを述べた。7月にメンバー全員がPLEDIS Entertainmentと契約更新したことについて記者から問われるとこちらもS.COUPSが回答。「僕らに信頼を見せてくれた会社とこれからもともに進んでいこうという考えで再契約することができました。長い間一緒に歩んできたので、僕たちのことをよく理解してケアをしてくれていますし、僕たちが描いている未来でも大きな力になってくれると思います。会社に対する悩みなどはまったくなく、13人のメンバーが一緒に1つの会社でやっていきたいという気持ちもあったので、その過程の中でもう一度会社とお互いの信頼を見せ合えたんだと思います」と述べた。

SEVENTEEN

SEVENTEEN[拡大]

自主制作、プロデュースグループとして活動し、さまざまなジャンルの音楽を発表してきたSEVENTEEN。本作でもロックやポップ、トラップなどさまざまな要素を取り入れた音楽に挑戦している。今後挑戦してみたいジャンルについて記者から問われたJOSHUAは「僕の場合はジャンルにそれほどこだわったりしないので、テーマにもっともよく合うジャンルを一番に考えています。僕たちが表現したいテーマにもっとも合うジャンル、僕たちのメッセージを表現できるジャンルを選ぶと思います」と回答。MINGYUは「SEVENTEENの音楽において、ジャンルの制限はないです。今後もいろいろな挑戦ができたら。個人的には今回のアルバムに初めての英語曲が収録されたので次回は13人全員で挑戦したいです」と全員での全編英語詞曲の制作意欲を述べた。

さまざまな賞を受賞しているSEVENTEENに「もし自分たちからグループへ賞を贈るのならば何賞?」という質問が投げかけられると、MINGYUは「“いつも賞”をあげたい。いつも同じ場所を見つめながら、1つの目標を持って成長し続けるSEVENTEENにあげたい賞です。自分との戦いが一番大変なので、その戦いでずっと勝ち続けているSEVENTEENが本当に頼もしいです」と語る。DKは「“想像以上で賞”をあげたい。これまでも想像できなかったことがたくさんあったけれど、これからもそういうものを乗り越えていきたい」と笑顔を見せた。

VERNON(SEVENTEEN)

VERNON(SEVENTEEN)[拡大]

SEVENTEENは前作「Your Choice」で初めてアメリカ・Billboardのアルバムチャート「Billboard 200」にランクインを果たした。SEUNGKWANは15位でチャートインしただけでも幸せな気持ちになったが、前作で目指した1位を今作でも目指したいと野望を語った。11人が司会から1位を獲った際のリアクションを求められると、SEUNGKWANが「皆さん、『Billboard 200』200で1位だよ!」と言い、メンバーみんなで大げさに驚く様子を見せて記者陣の笑いを誘っていた。このやり取りを受けてHOSHIは「VERNONさんが練習室で話してくれた話がありましたよね?」とVERNONに話を振り、VERNONは「練習室で夢を大きく持とう。そうするとそのかけらが大きいという話をしたことがあります。なので1位という大きな目標を掲げることになったんです」と語った。

WOOZI(SEVENTEEN)

WOOZI(SEVENTEEN)[拡大]

「『Attacca』をひと言で表すなら?」という質問にはDINOが「『できた』という感じですね。『あ、本当にこれはいける』と思いました。僕の父もタイトル曲を聴いて『これはいける』と言ってくれたので、本当に自信がたっぷりあります」と胸を張った。「Power of 'Love'」という年間コンセプトを掲げた2021年のこれまでとこれからについて問われたDKは「本当に貴重な年として記憶に残ると思います。メンバー全員で一緒にいられることに感謝していますし、それぞれの場所でベストを尽くしながら一生懸命やっている姿にも刺激をもらいました。『Attacca』を通していい影響を与えたい。これからも善なる影響を与えられるSEVENTEENになるためにがんばります」と力強く述べる。HOSHIは「SEVENTEENが愛について話した2021年は、『CRATさん愛している』という年だと思います」と照れくさそうに笑い、S.COUPSも「いい答えでしたね」とHOSHIの回答に太鼓判を押した。記者会見が終わり、ステージから去る際、DKは「THE 8さんとJUNさんに会いたいよ!」とTHE 8とJUNにメッセージを送っていた。

SEVENTEENは明日10月23日(土)21:00よりHYBE LABELSのYouTube公式チャンネルにて、本作のリリースを記念した生配信イベント「Comeback Show 'Attacca'」を開催する。

この記事の画像・動画(全28件)

読者の反応

  • 2

@gyuforsythia

211022

SEVENTEEN 9th Mini Album 'Attacca'
📸 Global Press Conference

🔗 https://t.co/lyvjDd1i9k
🔗 https://t.co/ET8euPF5Xh
🔗 https://t.co/cbDPj2486V

#GYUHAN #밍쫑
#MINGYU #민규 #JEONGHAN #정한 https://t.co/9MDWToEt4V

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 SEVENTEEN の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。