YOASOBI×小学生ユニットの新曲が「みんなのうた」でオンエア、ダンス振り付けはMIKIKO

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YOASOBIの新曲「ツバメ」が本日10月1日よりNHK「みんなのうた」でオンエアされている。

左からアオ、ミドリーズのメンバー5人、キイ。

左からアオ、ミドリーズのメンバー5人、キイ。

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「ツバメ」はNHKの子供向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」のテーマソングで、12月1日にリリースされる新作CD「THE BOOK 2」の収録曲。子供たちから原作の物語を募集するプロジェクト「YOASOBIとつくる 未来のうた」でグランプリに選ばれた、15歳の乙月ななさんによる物語「小さなツバメの大きな夢」をもとに制作された。

YOASOBIとミドリーズ。

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本日よりオンエアされている2分20秒バージョンの映像では、楽曲の歌唱にも参加している小学1年生から5年生までの5人で結成されたユニット・ミドリーズと、番組マスコットキャラクターのアオとキイが、振付家・MIKIKOによる“ツバメダンス”を披露している。フル楽曲の映像は10月25日に「ひろがれ!いろとりどり」オフィシャルサイトとNHKのYouTube公式チャンネルにて公開される。

第59回「宣伝会議賞」ビジュアル

第59回「宣伝会議賞」ビジュアル[拡大]

またYOASOBIは第59回「宣伝会議賞」のイメージキャラクターを務めており、本日発売された専門誌「月刊 宣伝会議」11月号の表紙を飾っている。「宣伝会議賞」は広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募する、「月刊 宣伝会議」主催の公募広告賞。今回の一般部門の課題として、YOASOBIのプロジェクト「大正浪漫」の魅力を伝えるキャッチフレーズが募集されている。詳細は「月刊 宣伝会議」11月号誌面で確認を。なおYOASOBIは本誌の12月号でも表紙を務めるほか、全国の駅や書店に掲出されるポスターにも登場する。

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「小さなツバメの大きな夢」についてコメント

Ayase

6歳から19歳まで、皆さんの気持ちのこもった文章をあれだけの数目の当たりにして、これは真剣に向き合って作品を決めなければ、という気持ちになりました。グランプリ作品は、「ともに生きる」というテーマにしっかりと沿ったストーリーでしたし、本当に伝えたいと思ってこの物語を書いているんだな、ということが受け取れたので、僕もikuraも同じ意見で、満場一致での選出となりました。僕自身まだまだ知識が未熟な部分が沢山あるSDGsのこと、この作品を、楽曲を通して皆さんとともに学んでいければと思っています。

ikura

「ともに生きる」ということについて皆さんがいろいろな考えを持って普段過ごしていて、今回こうして言葉を紡いでくれたのだと、感動しました。中でもこの「小さなツバメの大きな夢」の最後に込められたメッセージが私の中で特に響きました。「ともに生きる」という大きなテーマに対して自分は何ができるんだろう、と考えたときに、この物語から、「今すぐ大きなことはできなくても、大きな力を持っていなくても、一人一人が少しずつ手を差し伸べ合ったら、やがて大きなことを成し遂げることができる」というメッセージを受け取りました。みんなにとっても身近に感じられる、素敵なメッセージだと思いました。乙月ななさん、そして皆さんが紡いでくれた願いを歌に込められたらなと思います。

乙月なな

今年高校生になって、何か新たな挑戦をしてみたいと思っていたところに「YOASOBIとつくる 未来のうた」の企画を知りました。YOASOBIは大好きなユニットですし、趣味で小説を書いていたので、YOASOBIのお二人に自分の作品を読んでいただけたらいいな、と思って応募しました。

SDGsについては、学校の探究の授業で取り組んでいて、身近にある問題として捉えていたので、今回の物語を書くにあたっても、特に身構えることはありませんでした。まず、陸の問題、海の問題、いろいろな課題を網羅できる題材を考えるうちに、広い地域を移動するツバメを主人公にすることを思いつき、そこから真っ先に思い浮かんだのが、ツバメが登場する『幸福な王子』の物語でした。SDGsの目指す「全員平等に」という理想がこの物語の中に表れていると思いました。ただ、幸福な王子のように恵まれている一部の人が私財を投じるだけではSDGsの目標は実現しません。何の力も持たない人でも、少しでも目標の実現に向けて動くことが大事だと思います。小さな存在であるツバメが、指示を出してくれる幸福な王子がいなくても、宝石も何も持っていなくても、自分にできることをしよう、と自主的に動く姿を通して、そのメッセージを描きたいと思いました。

YOASOBIの楽曲はリアルとファンタジーの絶妙なバランスが特徴だと思うので、そのあたりも意識しつつ、また、私はikuraさんが楽しそうに歌っている曲が好きなので、明るいラストになるように書きました。通学中にいつも曲を聴いている憧れのお二人が、私の物語をもとに曲を作り、歌ってくださることになり、とても光栄です。

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