WAggがBiSH「遂に死」含む新セトリ披露、新メンバー・テラタイリク（仮）のお披露目日程決まる

WAggが本日4月11日に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブ「WAggs」を1日3部制で開催した。この記事では第1部公演の模様をレポートする。

本公演は3月に行われた合宿オーディション「WACK合同オーディション2021」以来、初となるWAggのワンマンライブ。この日は持病の腰痛悪化のため、ライブ活動を休止しているア・アンズピアを除く、愛、サアヤイト、ウンコスター、YUiNA EMPiRE、そしてPARADISESからレンタル移籍中の月ノウサギの5人が新衣装でステージに立った。またライブの模様はニコニコ生放送で生配信され、会場に足を運べないファンもWAggのライブを見届けた。

開演直後、音声トラブルが起こるも臨機応変に対応して仕切り直したWAggは、グループ唯一のオリジナル曲「WAggの素晴らしき世界」で勢いよくライブをスタートさせた。序盤にGANG PARADE「pretty pretty good」で新米（WAggファンの呼称）のテンションを引き上げ、EMPiRE「Have it my way」で激しいダンスを見せる。MCではサアヤイトが「髪を切って新衣装になりました。新しい髪型に新しい衣装で、なんか新しいです！」と“新しいこと”を強調。そんなWAggはサアヤイトの言葉通り、新しい衣装に限らず、GO TO THE BEDS「赤ちゃん」、BiSH「遂に死」など新たなレパートリーを交えてライブを展開した。

ライブ中盤、サアヤイトは「今日がもっと楽しくなる企画を用意しました」と話し、Twitterでメンバーが日頃から行っている動画投稿「#毎日WAgg」で好評だった“倍速ダンス”をステージで披露することに。WAggは高速BPMの「WAggの素晴らしき世界」を歌い踊り、懸命に早口で歌っていた愛は曲終わりに思わずマイクを使わずに「イェイ！」と声を上げた。GANG PARADE「LAST」ではメンバーが一際エモーショナルな歌声を聴かせ、大きな拍手を巻き起こした。MCではウンコスターが「この春最初の、春一番のライブで会えたこと、ニコ生の方も含めてたくさんの方と一緒に楽しめたことをうれしく思います。私はなんだか新しい自分に出会った気がして、すごくドキドキしています。新しいスタートを気持ちよく、ここで切れたらうれしいなと思います」とコメント。その後、WAggはBiS「STUPiD」、SAiNT SEX「WACK is FXXK」などアッパーチューンを連投し、ステージをあとにした。

アンコールでは月ノウサギが挨拶。GANG PARADE、PARADISESでの活動経験がある彼女は、「WACKが好きで、WACKの音楽が好きです。5月のGANG PARADE（のカミヤサキ脱退ライブ）も楽しみだし、残り3カ月のレンタル移籍を終えてPARADISESに戻ったあとを考えてもワクワクしています。不甲斐ない姿も見せたけど、これから先、前しか見ません。みんな私に付いて来てください！」と涙ながらに語った。

なお3部公演の終了後、「WAggs」5月公演の日程が発表された。3月の「WACK合同オーディション2021」で合格したテラタイリク・ユウカ（仮）は、5月30日の東京・新宿LOFT公演の第1部でお披露目される。新体制のWAggを楽しみにしておこう。