T-SQUARE河野啓三が脳出血の後遺症により脱退、今後も作曲家として参加予定

T-SQUAREの河野啓三（Key）が昨日8月28日、バンドからすることを脱退を発表した。

河野は昨年2月に脳出血のため緊急入院し活動を休止。昨年8月に退院して12月にはライブに復帰し、2020年に入ってからも最新アルバム「AI Factory」の制作、7月23日に行われた無観客生配信ライブなどの活動を展開してきた。

しかし河野は公式サイトで発表したコメントの中で、発症当時からの経緯を「治療、リハビリが長期戦になる事は解っていたのですが、先々楽観出来る事ばかりでもないのは想像以上でした」と振り返り、最近の活動を経て「今の機能回復状況で周囲にかける迷惑と不安要素、諸々冷静に考慮し」脱退を決意したとつづっている。今後はT-SQUAREと同じ事務所に所属し、リハビリを優先しつつ音楽活動を続けるとのことで、T-SQUAREの今後の作品にも作曲家として参加すると明かしている。

河野は1971年2月4日生まれ。2000年秋よりT-SQUAREのサポートメンバーを務め、2004年12月に正式加入した。なお10月28日には河野がT-SQUAREメンバーとして最後に参加するアルバム「creme de la creme」のリリースが決定した。この作品には過去の楽曲のセルフカバー、河野が手がけた楽曲などが収められる。