TETSUYAは3月1日にワンマンライブの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて7月19日に延期。しかし収束の見通しが立たないことから、この日のライブを初の無観客の配信ライブとして行った。
ステージに登場したTETSUYAとバックバンド・Juicy-Bananasのメンバーは全員マスクを着用し、最初に「lonely girl」を披露した。その後は「READY FOR WARP」「REVERSE」を演奏し、画面を通じて見守るファンのテンションを高める。TETSUYAはボーカルのため途中でマスクを外したもののバンドメンバーは着用したままで、さらにアクリル板を隔てての演奏で感染対策を万全にしたままライブを続けていった。
「愛されんだぁ I Surrender 」では客席にマイクを向けてコーラスを求めるなど、通常のライブと同じようにファンを盛り上げていったTETSUYA。初期の名曲「SCARECROW」を久々に披露したあとは、岸利至(Key)、山崎慶(Dr)、IKUO(Ba)、室姫深(G)、Yoshitsugu(G)がそれぞれソロパフォーマンスを展開した。ここで衣装チェンジを終えたTETSUYAはL'Arc-en-Cielの楽曲メドレーを熱唱。レギュラー配信番組「TETSUYA SATURDAY KING RADIO」に寄せられたリクエストをもとにした、「C'est La Vie」「Don't be Afraid」「TRUST」「風にきえないで」というレアな選曲のメドレーでファンを喜ばせた。
MCでTETSUYAは、ライブ前日の7月18日にソロデビュー19周年を迎えたことを笑顔でファンに報告した。これを受けて岸がリアルタイムで寄せられるファンのコメントをパソコン画面を通じてTETSUYAに見せようとするものの、あまりのコメントの量に「そのスピード、読めない!」と苦笑い。またTETSUYAはコメント欄で「かわいい」と絶賛されたメンバーの衣装について、自身がクリエイティブディレクターを務めるアパレルブランド・STEALTH STELL'Aのアイテムを必ず身に着けていると明かした。
8曲目の「LOOKING FOR LIGHT」からはアッパーチューンを連発し、本物の車のハンドルで作ったというマイクスタンドや水鉄砲を小道具に用いながらパワフルなパフォーマンスを繰り広げたTETSUYA。本編最後は「Are you ready to ride?」で締めくくった。
アンコールの最初に透明感にあふれた歌声で「Eureka」を歌ったあとは、タオルを振り回しつつ「Roulette」を熱唱。おなじみのメンバー全員がフリーズする場面ではステージに上がったムービーカメラマンが各メンバーを至近距離で撮影するという、配信ライブならではの演出でも楽しませた。恒例のTETSUYAによるバナナ投げに続き、メンバーは手をつながずに1列に並んで全国のファンへ挨拶を行う。その後は全員がステージからフロアに降り、ライブ終了後の楽屋での恒例行事である腕立て伏せを敢行。TETSUYAは自らのカウントで39回の腕立て伏せを終えると、カメラに向けて「まったねー!」と笑顔を見せた。
TETSUYA「LIVE STREAMING 2020」2020年7月19日 セットリスト
01. lonely girl
02. READY FOR WARP
03. REVERSE
04. 愛されんだぁ I Surrender
05. FATE
06. SCARECROW
07. Medley(C'est La Vie / Don't be Afraid / TRUST / 風にきえないで)
08. LOOKING FOR LIGHT
09. Can't stop believing
10. I WANNA BE WITH YOU
11. Are you ready to ride?
<アンコール>
12. Eureka
13. Roulette
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