Jinmenusagi、dodo、Jin Dogg、鎮座DOPENESSが無観客でパフォーマンス繰り広げた「おうち魔物」

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5月17日に無料配信ライブイベント「おうち魔物」が行われた。

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

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大橋裕之による似顔絵が使用された「おうち魔物」の告知ビジュアル。

大橋裕之による似顔絵が使用された「おうち魔物」の告知ビジュアル。

「おうち魔物」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったサーキットイベント「春の魔物」の代わりに実施されたイベント。「春の魔物」に出演予定だったラッパーによる無観客ライブに加えて、MR.PAN(THE NEATBEATS)とSundayカミデによる「バンドマンすべらない話」や、吉田豪、あっちゃん(ニューロティカ)、掟ポルシェによる「Zoom座談会」、奇妙礼太郎によるリモートライブが配信された。この記事ではJinmenusagidodoJin Dogg鎮座DOPENESSによる無観客ライブについてレポートする。

Jinmenusagi(Photo by cherry chill will.)

Jinmenusagi(Photo by cherry chill will.)

Jinmenusagi(Photo by cherry chill will.)

Jinmenusagi(Photo by cherry chill will.)

無観客ライブのトップバッターを務めたJinmenusagiは、防護服とゴーグルを身に付けてステージに登場すると、3月に配信リリースしたDubbyMapleとのコラボ作の収録曲を立て続けに披露。ステージを左右に動きながら、リバーブのかかった声でラップした。会場に熱気がこもる中、3曲目の「B1TCH, B1TCH!」で防護服を半分脱いだJinmenusagiは、DJ RYOWプロデュースの「夢から醒めても」やSweet Williamとのコラボ曲「so goo」で心地いいムードを生み出し、「逃げましょうか、ウイルスから」という言葉と共に「RUNNIN'」を披露。エネルギッシュに飛び跳ねながらパフォーマンスを繰り広げ、ライブを終えると笑顔で視聴者にうがいと手洗いを呼びかけてステージをあとにした。

dodo(Photo by cherry chill will.)

dodo(Photo by cherry chill will.)

dodo(Photo by cherry chill will.)

dodo(Photo by cherry chill will.)

続いて現れたのは昨年アルバム「importance」をリリース後、次々と新曲を公開して一気に注目度を高めたdodoだ。マスク姿でステージに登場した彼は、マスクを外すと「still」でライブを開始。メランコリックなビートに乗せて鬼気迫るラップを繰り出しつつ、曲間ではチャーミングな表情を見せる。友人関係についての考え方を歌った「friend」のパフォーマンス後、おもむろにTシャツを脱いで上半身裸になったdodoは「俺キモい?」と連呼する「kill more it」をエモーショナルに歌唱。続けて制作中のニューアルバムから新曲のフックを紹介し、「離れ離れになってる人が多いと思うんですけど、再会できる日を信じてがんばりましょう」と呼びかけた。さらに「renq」「nothin」を連発したdodoは、最後にYouTubeでの再生回数が300万回を突破した「im」を披露。ピュアな恋愛感情をつづったリリックを力強く歌い上げた。

Jin Dogg(Photo by cherry chill will.)

Jin Dogg(Photo by cherry chill will.)

吉田豪らのトーク後、DJを務めるFUJI TRILL(OVER KILL)と共に登場したJin Doggは、関西を拠点とするクルー・HIBRID ENTERTAINMENTの看板ラッパー。フロアにモッシュを巻き起こすアグレッシブなライブパフォーマンスで知られるが、この日はムーディな「小悪魔(LITTLE DEMON)」を1曲目に披露した。この曲は昨年リリースされた対照的な2作のアルバム「SAD JAKE」「MAD JAKE」のうち、内省的な「SAD JAKE」に収録されているナンバーだ。同曲を静かに歌い終えたJin Doggは視聴者に向けて「感染者は減ってきてます。あともうちょっとです。踏ん張っていきましょう」とおだやかに告げると、突如目を見開き「準備いいか、お前ら!」とシャウト。「MAD JAKE」の収録曲「黙(SHUT UP)」でその凶暴性を露わにしたJin Doggは、さらにOVER KILLとのコラボチューン「POCKET」「ATARIMAE」で狂気的で荒々しいパフォーマンスを繰り広げ、わずか10分ほどのパフォーマンスながら強烈なインパクトを残して去った。

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

鎮座DOPENESS(Photo by cherry chill will.)

「おうち魔物」のトリを務めた鎮座DOPENESSは、自身がDJも担当し、ステージに1人で登場。「緊急事態宣言」と題した不穏な新曲でライブを始めると、続けて「近くにいるのに遠い」というフックが印象的なチプルソとの共作曲「2m」を伸びやかに歌った。鎮座DOPENESSは「大声出せて最高です」と終始上機嫌な様子で、マイクをカメラに向け「ステイホーム」という言葉でコール&レスポンスを煽ると「言ってんのか 言わされてんのか」と歌う「MODE」のパフォーマンスに突入。缶ビールをひと口飲むと、ジェームス・ブラウンをサンプリングしたビートに「男はつらいよ」の寅さんの口上をかけ合わせた楽曲や、ヒップホップの起源を早口でラップする楽曲を披露し、そのパフォーマンス力で視聴者を圧倒する。SOCKSのトラップチューン「KAKUGARI」のリミックスバージョンでは歌詞を飛ばしてしまうも、「見届けてください」と笑ってもう一度最初から挑戦。その後も自由奔放な振る舞いでスタッフや視聴者を楽しませつつ、トリにふさわしい卓越したラップスキルを見せつけた。

なお「夏の魔物」のYouTube公式チャンネルでは4人のライブ映像を公開中。dodoの映像は期間限定公開となっているので、早めにチェックしよう。

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