「今年もよろピクミク！」PiXMiX、内容盛りだくさんの今年初ワンマンで抱負発表

PiXMiXが1月18日に東京・Veats Shibuyaでワンマンライブ「New Yearワンマンライブ『今年もよろピクミク！2020』」を行った。

昨年10月にキングレコードよりメジャーデビューを果たしたPiXMiXは、2020年最初のワンマンライブとしてVeats Shibuya公演を開催。オープニングでは正月らしいBGMが流れる中、巫女の衣装で登場し、「新年、あけましておめでとうございます」と丁寧な言葉遣いで挨拶を述べたほか、お手製のおみくじ“ピクみくじ”をフロアに投げ込んだ。その後、水色の衣装に早替えした彼女たちは自己紹介ソング「ピクミクパーティー！」で勢いよくライブをスタートさせた。

最初のMCで元気いっぱいに自己紹介した6人は「Pump It Up!」「ノア」といったダンスナンバーを2曲連続でパフォーマンスし、フロアの熱気を上昇させる。さらにMISAKIの「まばたきしないで観ていただけたら！」という呼びかけから、2月5日発売のニューシングル「チョコレート・リグレット」にカップリング曲として収録される前向きなアッパーチューン「Don’t Look Back」を初披露した。

メンバーが夢やグループへの思いを語るインタビュー映像を挟み、ライブは「ピクミク歌謡祭」と銘打ったソロのカバー曲メドレーのブロックへ。トップバッターのTOWAKOは広末涼子「MajiでKoiする5秒前」を歌い、「広末涼子さんにの気持ちになって歌いました」と笑顔でコメントした。続くKARENはアイドルの心情を描いたCHiCO with HoneyWorks「私、アイドル宣言」、AIRIは大原櫻子のさわやかなナンバー「青い季節」、ITSUKIは大原がMUSH&Co.名義で発表した「明日も」をカバー。MISAKIは「いつも本当にありがとう」という意味の手話を交えながらいきものがかり「ありがとう」を歌い上げ、KOHIMEは篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」を力強く熱唱した。

「ピクミク歌謡祭」を終え、白の新衣装でステージに全員そろったPiXMiXはTOWAKOが作詞を担当した「半分いっしょ」を歌唱。場内をしっとりとした空気で満たしたかと思えば、続いてイラスト伝言ゲームのコーナーに挑戦してフロアに笑いを起こした。そして彼女たちは“桜ソング”である「青き桜」とMISAKIが作詞作曲を手がけた「Bloom」を歌ったのち、2ndシングルの表題曲「チョコレート・リグレット」を披露。会場に美しいハーモニーを響かせ、ステージをあとにした。

アンコールに応えて再びファンの前に姿を現した6人はメジャーデビュー曲「その先へ」をパフォーマンス。続くMCでは5月3日にワンマンライブ「武者修行チャレンジ～真価を問う戦い～」、6月6日に主催対バンライブが行われることがアナウンスされたほか、6人が「初心を忘れない」という今年の抱負を発表した。フロアから拍手が沸き起こる中、MISAKIは「メジャーデビューはゴールではなくスタートだと思っているので、戦う1年にしたいと思います！」と宣言。ラストナンバーの「飛ばせ！紙ヒコーキ」ではメンバーとファンがメッセージ入りの紙飛行機を飛ばし合った。