岡崎体育「ジュマンジ」チョイ役吹き替え挑戦で“声優”ウイカのすごさ知る

本日12月13日に東京・TOHOシネマズ日比谷で映画「ジュマンジ／ネクスト・レベル」の初日舞台挨拶が行われ、ファーストサマーウイカ（BILLIE IDLE）、岡崎体育が登場した。

12月13日に全国上映がスタートした「ジュマンジ／ネクスト・レベル」は、2017年公開「ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル」の2年後を描いた作品。ゲームの世界に吸い込まれてしまった主人公たちがもとの世界に戻るため大冒険を繰り広げる。本作品でウイカはミン・フリートフット役で日本語吹き替えに初挑戦し、岡崎体育は日本語吹替版主題歌として自身初のクリスマスソング「Merry Merry Christmas Night」を提供した。

初日舞台挨拶ではまずウイカと岡崎によるトークセッションが行われた。ウイカは「今日は感極まりまして、ミン・フリートフットのコスプレでやってまいりました。まだ誰もご覧になってないからわからないですよね（笑）。ぜひあとで『あー！』と思っていただけたらうれしいです」と話し、岡崎は「僕はすぐ気付きましたよ、ミンやなって」と合いの手を入れ、関西出身同士で歯切れのよいトークを展開した。スクリーンではウイカも参加した12月9日（現地時間）のアメリカ・ロサンゼルスプレミアの様子を上映。キャストのドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、監督のジェイク・カスダンが登壇したLAプレミアでウイカがミン・フリートフット役のオークワフィナとハグを交わす様子などが映し出されると、ウイカは「今回はレッドカーペットではなく、映画に氷のシーンが出てくるということでブルーカーペットだったんですけれども、とってもよかったです。皆さんとても温かく迎えてくださいました。あとみんなめっちゃええ匂いしました」と現地での雰囲気を振り返った。

また岡崎は自身が手がけた日本語吹替版主題歌「Merry Merry Christmas Night」について、「今回は公開時期がクリスマスに近いということで、観てくださる皆さんにクリスマス気分を味わってもらえたら。あと主人公がちょっと冴えない男の子のキャラクターなので、“冴えないタイプのクリスマス”をイメージした曲にしてみました」と説明。ウイカは「今までの岡崎体育さんのイメージと違って、グッと来るというか、おもろいだけじゃなくてよかったです」と楽曲の感想を語り、「とってもエンディングとマッチしているので、最後まで帰らないで観なきゃいけないですよ！」と付け加えた。トークショーでは岡崎が主題歌のみならず、映画本編に声優として出演していることが発表され、岡崎は「エンドクレジットでも声の出演で岡崎体育と出てくるんですけど、どの役かまでは書いてないんですよ。ネタバレにもならないので、ちょっと知っておいてほしいなと思いまして言いますと、僕は最後のほうに出てくる修理屋の兄ちゃんの役で出てきます」と明かし、場内の笑いを誘った。初の声優体験に岡崎は「本編で演じられている俳優さんの口の動きに合わせて日本語を入れ込む作業がこんなに難しいだって感じました。チョイ役で僕は出ましたけど、ウイカさんは初挑戦でめちゃくちゃマッチしていたのですごいなって思いました」と語った。

トークショーの途中にはTikTokを使った「ジュマンジ／ネクスト・レベル」のチャレンジキャンペーンが紹介され、岡崎が「次世代の宣伝方法ですね」と述べる。ウイカが「もう使えるものはなんでも使おうという『ジュマンジ』さんの心意気を感じました」と流れるようにトークを展開。映画のスクリーンに岡崎とウイカがそれぞれ「Merry Merry Christmas Night」に乗せて“ジュマンジ振り付け”を披露する映像が映し出されると、「このスクリーンで？」とウイカがツッコミを入れ、岡崎は「用意するほどのもんでもないよ」と謙遜した。映像を観終えたあと、“ジュマンジ振り付け”について岡崎は「左手を道に見立てて、右手の指で行ったり来たりして、顔は感動とか驚きとかを表現するためにいろいろチェンジして」と説明するも、すかさずウイカは「今考えたでしょ？」と合いの手を入れる。岡崎は「はい。全部後付けで考えました」と笑った。

その後、サプライズで岡崎が日本語吹替版主題歌「Merry Merry Christmas Night」を歌唱。最後には岡崎が「まさかおじいちゃんでこんなに感情が揺れ動くとは。面白いシーンもたくさんあるんですが、ほろっとするシーンもあると思うので、みんなにも観ていただけたらなと思います」とコメントし、ウイカは「『ジュマンジ』シリーズの大ファンの方もそうだし、今回初めて観るという方も絶対に楽しんでいただける作品です。この映画をおじいちゃんおばあちゃん、子供や孫とファミリーで観ていただけたらと思います。心が温まるので最高の年越しになると思いますので、何回も観てくれたらうれしいです」と作品をアピールした。