TRI4TH、観客と大いに歌った「SING ALONG TOUR」ファイナル

TRI4THが11月27日に東京・マイナビBLITZ赤坂にてライブツアー「SING ALONG TOUR」の最終公演を開催した。

今年の夏は全国各地のフェスやイベントに出演し、精力的な活動を展開したTRI4TH。10月から開催していた「SING ALONG TOUR」はバンドにとってキャリア最大規模のツアーとなり、各公演で熱いステージが披露された。

開演時間を迎えるとまず、ステージを覆っていた紗幕にツアーを追ったロードムービーが映し出される。そして映像が終わると同時に「ぶちかませ！」がスタート。さらに「Shot the Ghost」「Freeway」、東京スカパラダイスオーケストラの「MONSTER ROCK」のカバーなどが続き、会場は5人が奏でるエネルギッシュなアンサンブルに沸き立った。

中盤では今回のツアーから取り入れられた即興コーナーが設けられ、観客を巻き込んでのパフォーマンスが繰り広げられた。このコーナーでは観客からキーワードを3つ挙げてもらい、メンバーがそのキーワードのイメージに合わせて即興曲を披露。この日は「鮮やか」「サメ」「浴衣」の3ワードをもとに、映画「ジョーズ」のテーマ曲をモチーフとしたフレーズやダンサブルなビートを織り交ぜたセッションが展開された。

後半戦に入った頃に、伊藤隆郎（Dr）がバンドを応援してくれたファンや支えてくれているファンへの感謝の思いを口にする。さらに次作の制作が始まっていることや、2020年2月に東京と名古屋のブルーノートでライブを行うことを明かしファンを喜ばせた。その後、5人は本編ラストで「Sing Along Tonight」を高らかに奏で会場のシンガロングを誘い、アンコールでは「BANDWAGON」「Maximum Shout」というライブでおなじみの2曲を投下。フロアを大いに盛り上げてツアーを締めくくった。