「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は、アニメ「サザエさん」の放送開始50周年を記念して制作された、磯野家の20年後を描いたオリジナル脚本のドラマ。サザエ役を天海祐希が演じ、マスオ役で西島秀俊、カツオ役で濱田岳、ワカメ役で松岡茉優、タラオ役で成田凌、フネ役で市毛良枝、波平役で伊武雅刀、タラオの妹であるヒトデ役で桜田ひよりが出演する。
岡崎がこのドラマで演じるのは、カツオの一番の親友である中島。20年が経ち31歳になった中島は真面目な努力型のサラリーマンとなっており、上司や取引先からの理不尽な要求にも耐え忍びながら新卒で入社した会社に10年勤めている。何事も長続きせず職を転々としているカツオとは正反対の道を歩んでいる中島だが、小学生の頃の固い友情は変わらず、今なお2人は親友。カツオがどんな職についても半年で辞めていくことを心配している中島は、カツオがシェフを勤める商店街の洋食店の扉を開け、今度こそはうまくいってほしいとカツオを心から応援する。
番組の企画・プロデュースを担当するフジテレビの渡辺恒也氏は「中島くんが20年たったらどんな風になるだろう…と思い、不思議と頭に浮かんだのが、丸っこいフォルムの30代男性。ただ、いろんな俳優さんを考えてみてもなかなかしっくりこない。いっそ俳優とは別のフィールドで活躍されている方はいないだろうか、と考えていた中で、これまた不思議と頭に浮かんできたのが岡崎体育さんでした。一度想像したら元の考えには戻れないほどのインパクトと不思議なマッチングを感じさせる、唯一無二の中島くんが誕生したと思います」と説明している。
また岡崎体育は、20年後の中島役をオファーされた感想について「正直に言うと、本当に僕みたいなわがままボディが中島くんの役をやらせてもらって大丈夫なのか!?と思いましたが、僕も小学生の頃は痩せていたので、20年という歳月の波乱を表現するにはもってこいの太り方だなと思いました」とコメント。撮影について「濱田さんは役者として素晴らしい経歴でいらっしゃるにも関わらず、カメラの回っていないところでも柔らかく温かい方で、役者経験の浅い私もこわばることなく輪に入ることができました。濱田さんはセリフのない部分の演技でも立ち振る舞いや眼技が素晴らしく、近い距離で色々勉強させてもらえたので貴重な経験をさせていただきました」と振り返り、「20年以上も親友でい続ける中島や花沢さんたちだからこそできる磯野の気持ちの汲み取り方が要所で表現されているので、台本に書いてあるセリフにはないキャラクターの気持ちを考えながら見ると、より一層楽しめるだろうと思います。あと“いや中島太り過ぎやろ!”って思ってもらえたらポッチャリ役者冥利に尽きます」とアピールした。
リンク
- 磯野家の人々~20年後のサザエさん~ - フジテレビ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
岡崎体育 @okazaki_taiiku
【いや中島太りすぎやろ!】
サザエさんの実写ドラマ「磯野家の人々」で中島役をやらせていただきました!まさかのオファァァアア!ぜひ観てください!
https://t.co/APmhSitUHL