7月17日にニューシングル「かすかに、君だった。」をリリースしたM!LKは、これを記念したイベントを各地で開催。この日のライブはイベントツアーのラストを飾るもので、昼下がりのお台場には多くのみ!るきーず(M!LKファンの呼称)が詰めかけた。
開演時刻を少し過ぎた頃、7人はオープニングSEに乗せて勢いよくファンの前へ。佐野勇斗は「皆さんこんにちは! リリイベ最終日、盛り上がっていきましょう!」と大きな声で呼びかけた。1曲目の「Brave Saga」がスタートするとメンバーは次々に「手を挙げて!」と観客に呼びかけ、瞬間的にファンの熱気を高めてみせる。勇斗や曽野舜太がステージから観覧エリアへと続く階段を駆け下りるとその熱は一層上がり、ライブは冒頭から大きな盛り上がりをみせた。
7人が続けて披露したのは、イントロで歓声が上がったキラーチューンの「ジャングリズム」。動物の鳴き声や仕草をパフォーマンスに盛り込んだこの楽曲で7人はワイルドに躍動し、勇斗の「僕らと一緒に声出してくれますか!」という呼びかけからスタートしたコール&レスポンスでは山中柔太朗が猫のキュートな仕草を見せたり、宮世琉弥がサルになりきって声を上げたりとお茶目な一面でファンを魅了した。2曲を終えての自己紹介とMCでは、塩崎太智が「ラスト! ラストだよー!」と絶叫。そして、昨日足をハチに刺されてライブパフォーマンスを欠席した板垣瑞生は「昨日ハチに刺されました板垣瑞生です」と自虐ネタで笑いを誘った。
MCパートでは、み!るきーずからの応援ポイントが最も多かった人から順にメンバーカラーを選んでいく“メンバーカラーチェンジ企画”「CHANGE, MEMBER COLOR」の獲得ポイントが24時間1.5倍になる人を決める対決コーナー「気配斬り対決」も行われた。気配斬りとは目隠しをした状態で対戦相手を探して斬るチャンバラ対決で、7人はステージ上を右往左往しながら火花を散らす。決勝戦は吉田仁人と琉弥の対決となり、何度も仕切り直しを繰り返すデッドヒートの末、琉弥が優勝を勝ち取った。
最後の曲を前に、太智は9月22日に自身の生誕イベントの開催が決まったことをファンに報告した。彼が「ということは、今年は僕から順に生誕イベントをやっていくということですかね!」と言うと、み!るきーずは大歓声を上げる。そしてリーダーの仁人は「『かすかに、君だった。』は、暑い夏にピッタリな、涼しげな曲となっております!」と伝え、「最後の曲です」と「かすかに、君だった。」をスタートさせた。柔太朗の儚げな歌声から始まるこの曲を、7人は情感豊かな歌とダンスで観客に届ける。大サビでは琉弥のまっすぐな歌声と瑞生のパワーに満ちた歌声のリレーにファンがじっくりと聴き入り、さわやかながらも熱のこもった空気感の中でミニライブは終演。7人は「以上、僕たちはM!LKでした!」と深く一礼し、ステージをあとにした。
M!LK「M!LK 9thシングル『かすかに、君だった。』リリースイベント」2019年7月21日 ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場 セットリスト
01. Brave Saga
02. ジャングリズム
03. かすかに、君だった。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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