フルカワユタカ全国ツアーファイナルで新作リリース&新ツアー発表

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フルカワユタカの全国ワンマンツアー「ロックスターとエレキギター」のファイナル公演が、4月21日に東京・WWWにて行われた。

フルカワユタカ(撮影:中條のぞみ)

フルカワユタカ(撮影:中條のぞみ)

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このツアーは昨年12月リリースのシングル「クジャクとドラゴン / インサイドアウトとアップサイドダウン」を携え、全国14公演にわたって開催されたもの。最終日は原昌和(the band apart)、UCARY VALENTINE、ハヤシヒロユキ(POLYSICS)がゲストとして参加し、この日限りのコラボレーションで集まったファンを沸かせた。

左から原昌和(B / the band apart)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)

左から原昌和(B / the band apart)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)[拡大]

クジャクとドラゴン / インサイドアウトとアップサイドダウン

フルカワユタカ「クジャクとドラゴン / インサイドアウトとアップサイドダウン」
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開演時刻を迎え、ステージにはサポートメンバーの神林翔太(Dr)とフルカワ、そしてゲストの原が早くも登場し、オーディエンスを驚かせた。そのまま3人は1曲目として、原も参加した昨年6月のシングル曲「ドナルドとウォルター」を披露。フルカワと原は顔を見合わせながらグルーヴィなサウンドを奏で、場内のテンションを引き上げていった。原がコーラスを務めた「too young to die」、さらに「next to you」と一気に3曲を演奏すると、フルカワは「一発目だと思わなかったでしょ!」とファンに笑顔を見せる。原は「こいつを好きだって言ったことで恥をかかないライブになると思います。与えられるんじゃなくて与えてやってください」と観客に呼びかけ、大歓声を浴びた。

左から神林翔太(Dr)、雲丹亀卓人(B)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)

左から神林翔太(Dr)、雲丹亀卓人(B)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)[拡大]

原がステージを去り、サポートメンバーの雲丹亀卓人(B)がステージに現れると、フルカワは「俺たちすげえいいツアーしてきたんで。与えまくるからな! 冗談じゃない!(笑)」と気合いを入れ直し、「and I'm a rock star」をクールに披露する。その後もピンク色のライトがムーディな雰囲気を演出した「can you feel」、フルカワのヘヴィなギターがフロアに響いた「lime light」と、バリエーション豊かな楽曲をパフォーマンスしていった。

左からUCARY VALENTINE、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)

左からUCARY VALENTINE、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)[拡大]

「ゲストがあと2組います。どこでバレンタインされるのか、どこでトイされるのかお楽しみに(笑)」と期待を煽ったフルカワは、さらに「アルバムを作っておりまして、7月に発売されます。タイトルは『epoch』です。今までのフィーチャリングシリーズも詰め込みながら、新しくBase Ball Bearの曲が入ります」と新作リリースを告知。大喜びするフロアを前に、フルカワは「やっと言えたー!(笑)」と笑顔を見せた。

ライブ中盤、「クジャクとドラゴン」では大サビでフロアから合唱が沸き起こり、場内は感動的な空気に満ちた。続く「days goes by」では白いワンピースに身を包んだUCARYが登場し、フルカワと美しいハーモニーを響かせる。フルカワは緊張のあまり歌詞を間違えたことを告白しつつ、UCARYとの再度の競演を熱望。UCARYもフルカワに「本当のロックスターだと思うので、これからも付いていきたいです」と賛辞を送った。

左からハヤシヒロユキ(Vo, G / POLYSICS)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)

左からハヤシヒロユキ(Vo, G / POLYSICS)、フルカワユタカ。(撮影:中條のぞみ)[拡大]

UCARYを送り出したフルカワは、ライブ後半戦とハヤシとのコラボステージに向け「こんなしっとりした時間帯にアイツは出てきません(笑)。もっとアゲてかないと!」とフロアを煽り、雲丹亀と神林が刻むダンサブルなビートと共に「I don't wanna dance」へと突入する。そしていよいよハヤシが登場し、大歓声の中で「インサイドアウトとアップサイドダウン」がスタート。ハヤシはステージを縦横無尽に動き回りながらハイテンションなギタープレイを繰り広げ、オーディエンスを盛り上げた。

終盤では「Beast」や「Transient Happiness」「MIRACLE」などアッパーチューンを連発。フルカワは「俺はライブが本当に好きです。俺は天才じゃないけど、ライブが好きっていう天才だと思います」と語り、「サバク」で本編を締めくくった。

フルカワユタカ「ロックスターとエレキギター」WWW公演の様子。(撮影:中條のぞみ)

フルカワユタカ「ロックスターとエレキギター」WWW公演の様子。(撮影:中條のぞみ)[拡大]

アンコールではニューアルバム「epoch」に収録されるというミディアムテンポの新曲「ロックスターとエレキギター」をいち早く披露。フルカワはこの曲の歌詞をツアー中に書いていたと語り、「今日は3人だけのシンプルなアレンジで、本当はもっといろいろ入るんだけど。早く聴かせたいな」と新作に向けたファンの期待を高めた。そして「もう終わっちゃうじゃないかよ!」とツアーの終了を惜しみつつ、「farewell」と「no boy no cry」をパフォーマンス。大きな拍手に包まれつつ「14カ所ありがとうございました。また会おうぜ! 愛してるぜ!」と叫び、ステージを降りていった。

ニューアルバム「epoch」は7月3日にリリースされ、この作品を携えたツアーは8月31日の千葉・千葉LOOKから11月16日の東京・TSUTAYA O-WESTまで14公演にわたって開催。オフィシャルサイトではツアーのチケット先行先着予約を本日4月22日19:00から5月6日23:59まで受け付ける。

またフルカワは5月20日に東京・下北沢風知空知にて弾き語りイベント「眠りたくない春の夜は」を開催し、この中で「epoch」の収録曲全曲をいち早く披露する。こちらのチケットメール予約は4月27日13:00よりスタート。

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フルカワユタカ「ロックスターとエレキギター」2019年4月21日 WWW セットリスト

01. ドナルドとウォルター
02. too young to die
03. next to you
04. and I'm a rock star
05. nothin' without you
06. can you feel
07. lime light
08. DAMN DAMN
09. 僕はこう語った
10. busted
11. クジャクとドラゴン
12. days goes by
13. I don't wanna dance
14. インサイドアウトとアップサイドダウン
15. プラスティックレィディ
16. Beast
17. Transient Happiness
18. MIRACLE
19. シューティングゲーム
20. サバク
<アンコール>
21. ロックスターとエレキギター
22. farewell
23. no boy no cry

眠りたくない春の夜は

2019年5月20日(月)東京都 下北沢風知空知

フルカワユタカ ワンマンツアー 「epoch」

2019年8月31日(土)千葉県 千葉LOOK
2019年9月1日(日)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
2019年9月8日(日)群馬県 高崎clubFLEEZ
2019年9月29日(日)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2019年10月14日(日)埼玉県 西川口Hearts
2019年10月19日(土)京都府 磔磔
2019年10月20日(日)岡山県 PEPPERLAND
2019年10月22日(火・祝)静岡県 Shizuoka UMBER
2019年10月27日(日)宮城県 space Zero
2019年11月2日(土)北海道 COLONY
2019年11月3日(日・祝)福岡県 Queblick
2019年11月9日(土)大阪府 Shangri-La
2019年11月10日(日)愛知県 APOLLO BASE
2019年11月16日(土)東京都 TSUTAYA O-WEST

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読者の反応

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りすきー@10/26 ADAM at室蘭 @risky773

また北海道来るんだ✨
この勢いでジョインかライジングに来ないかな😆

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