ドラマ「もやしもん」テーマ曲をたむらぱん、SEAMOが制作

フジテレビ系ドラマ「もやしもん」のオープニングテーマがたむらぱんの新曲「SOS」に、エンディングテーマがSEAMOの「海へいこう」に決定。たむらぱんの「SOS」が7月21日に、SEAMOの「海へいこう」が8月4日にCDシングルとしてリリースされる。

ドラマ「もやしもん」は累計発行部数450万部を超える石川雅之の大人気コミックを実写化したもの。菌が肉眼で見える主人公・沢木惣右衛門直保を中心に個性的なキャラクターとキュートな菌たちが活躍するストーリーで、原作は第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞、平成20年度醤油文化賞を受賞。2007年にはフジテレビのアニメ枠・ノイタミナでアニメ化され、深夜アニメとしては異例の高視聴率を獲得した。

オープニングテーマ「SOS」は、菌と人間が右往左往する物語というドラマのシュールでコミカルな世界観をイメージしてたむらぱんが書き下ろした、「がんばる」をキーワードにしたロックチューン。昭和歌謡テイストの妖しげなメロディから一転して、サビでは一気に視界が開けるような高揚感をもたらしてくれる。

7月21日発売のシングル「SOS」は3曲入りで、3曲目には初回限定盤と通常盤でそれぞれ異なる楽曲を収録。初回盤は「SOS」のビデオクリップを収録したDVDが付属する。ジャケットも別絵柄となり、初回盤はもやしもん仕様、通常盤はたむらぱん仕様となる予定。

そしてエンディングテーマ「海へいこう」は海をテーマに制作されたサマーチューン。SEAMOはこの曲について「原作的にはもしかして山の方が？なんて思ったりしましたが、自分のキャンパスライフを思い出し、やっぱ夏休みは海だろうって事でこんな歌になりました。でも海ってどうして行きたくなるんだろう。楽しいから？ 女の子の水着が見られるから？ 嫌な事を忘れさせてくれるから？ そして大切な人と何度でも行きたくなる。性格や思いが違っても、目的地が一緒なら繋がれる。もやしもんに出てくるキャラクターにも同じ事が言えるんじゃないかなって思い、こんな歌を書きました」と話している。