THERE THERE THERES、1stアルバム全17曲+αで多彩な魅力見せたワンマンツアー初日

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THERE THERE THERESが12月8日に東京・WWW Xでワンマンライブツアー「THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”」の初日公演を行った。

THERE THERE THERES(撮影:林晋介)

THERE THERE THERES(撮影:林晋介)

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THERE THERE THERES(撮影:林晋介)

THERE THERE THERES(撮影:林晋介)[拡大]

有坂玲菜(撮影:林晋介)

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BRICKS

THERE THERE THERES「BRICKS」
Amazon.co.jp

2017年2月の活動開始後に発表した全13曲に未発表の新曲4曲を加えた1stアルバム「BRICKS」を本日12月12日にリリースしたゼアゼア。リリースツアーの初日公演は、8月開催の単独公演「KHIMAIRA」以来、約4カ月ぶりの大規模ワンマンとなった。フロアを埋め尽くすファンの前に颯爽と姿を現した平澤芽衣、小島ノエ、有坂玲菜、カイ、朝倉みずほは、ほぼインストの新曲「Primitive Drain」でライブを開始。キレ味鋭いダンスをクールに決めてファンを驚かせた。その後ライブはアルバムの曲順通りに進行し、「ペリカン」では観客たちが飛び跳ねてWWW Xを大きく揺らす。続く3曲目はこの日が初披露となった新曲「NYLON FLAMINGO」。妖艶なダンスと気だるげな歌声で観客を魅了した5人は、パワフルな「dignity」を続けてファンを圧倒した。

カイと平澤芽衣。(撮影:林晋介)

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小島ノエ(撮影:林晋介)

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自己紹介を挟み、ロックチューン「IKENIE」「スナッキー」でファンを大暴れさせた5人が「There's something behind」のパフォーマンスを開始すると場内の雰囲気は一変。ここからゼアゼアはシリアスなムードの楽曲を畳みかけるように展開していく。「SOIL」「JUKAI」を続けてパフォーマンスしたのち、5人はピアノとスラップベースがスリリングな新曲「白昼夢」を初披露。切なげな歌声を響かせながら、竹中夏海の振り付けによるダンスをドラマチックに踊ってみせる。さらにゼアゼアはアルバムに収録されていない過去曲の中から、とりわけ重苦しく緊張感のある「タナトスとマスカレード」「ROOM 24-7」をセレクト。迫真のパフォーマンスに観客は息を呑んで観入っていた。

THERE THERE THERES(撮影:東美樹)

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ライブ終盤でゼアゼアは、狂気混じりのアイドルソング「STOP」を初披露。コミカルかつハードなダンスを笑顔で踊ってファンを楽しませる。モータウンビートの初オリジナル曲「RadicalHead」やサイケチューン「Upstairs Down」を経て、5人が松隈ケンタ作曲のエモーショナルな過去曲「UNDO」を披露するとフロアは一気にヒートアップ。観客はメンバーの動きに合わせて雪崩のようにフロア前方に押し寄せた。さらにライブアンセム「asthma」を投下してWWW Xに熱気を充満させたゼアゼアは、「Burnable Garbage」を元気いっぱいにパフォーマンス。観客に惜しまれつつステージをあとにした。

THERE THERE THERES(撮影:林晋介)

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朝倉みずほ(撮影:林晋介)

朝倉みずほ(撮影:林晋介)[拡大]

興奮冷めやらぬファンの「ゼアゼア!」コールに応えて再びステージに登場した5人は、「クロノメサイア」でライブを再開したのち、ダンサブルなトラックに乗って踊ったり、コール&レスポンスを行ったり、自由にアクション。そのまま7分近い大曲「Sunrise=Sunset」のパフォーマンスにつなげ、フロアに開放感をもたらす。そして、平澤の「みんなで盛り上がっていきましょう!」という曲振りから最後に披露されたのは、重低音が不気味な「メタリクス」。アルバム収録曲全17曲と過去曲4曲の計21曲をパフォーマンスした5人は、晴れやかな表情で挨拶してツアー初日公演を終えた。

ゼアゼアは1stアルバムを携えて12月15日に大阪・MUSE、1月14日に北海道・cube garden、1月27日に福岡・DRUM SONでワンマンライブを行う。チケットはイープラスで販売中。

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THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”
2018年12月8日 WWW X セットリスト

01. Primitive Drain
02. ペリカン
03. NYLON FLAMINGO
04. dignity
05. IKENIE
06. スナッキー
07. There's something behind
08. SOIL
09. JUKAI
10. 白昼夢
11. タナトスとマスカレード
12. ROOM 24-7
13. STOP
14. RadicalHead
15. Upstairs Down
16. UNDO
17. asthma
18. Burnable Garbage
<アンコール>
19. クロノメサイア
20. Sunrise=Sunset
21. メタリクス

THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”(※終了分は割愛)

2018年12月15日(土)大阪府 MUSE
OPEN 17:45 / START 18:30

2019年1月14日(月・祝)北海道 cube garden
OPEN 13:45 / START 14:30

2019年1月27日(日)福岡県 DRUM SON
OPEN 14:15 / START 15:00

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möšs @MotH__MosS

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