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感覚ピエロがファンと約束「本当に最強のバンドなのか1年後答え合わせをしてください」

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横山直弘(Vo, G)(撮影:ヤマダマサヒロ )

横山直弘(Vo, G)(撮影:ヤマダマサヒロ )

感覚ピエロのワンマンツアー「ありあまるフィクション ONE-MAN TOUR 2018 / AW ~Road to MAKUHARI~」の東京・Zepp DiverCity TOKYO公演が12月7日に開催された。

これは10月に3000枚限定で発売されたシングル「ありあまるフィクション」を携えて行われたもの。東京公演はツアー初日となった10月26日のZepp Tokyoに続いて2公演目だったが、この日も初日と同様に多くのファンが詰めかけた。

開演時間を少し過ぎた頃、ステージとフロアを遮る紗幕に、ド派手な映像エフェクトと激しいダンスミュージックに彩られながらメンバー紹介ムービーが流れ、1曲目「ありあまるフェイク」の演奏が始まると幕が振り落とされてメンバーが登場。オーディエンスと一体になっての「Fuck off!」という叫び声が会場に響き渡った。さらに彼らは「LET IT DIE -Wake up-」「Japanese-Pop-Music」「She say O.K.」とアッパーチューンを次々に叩き込み、ライブ序盤にして早くも会場の温度が急上昇。秋月琢登(G)は「なんだこの熱気」と驚きつつ、「ツアー初日のZepp Tokyoは熱量がヤバかったけど、それを超えていきたい」と宣言した。

「A BANANA」ではオーディエンスがタオルを回して盛り上がり、また「CRAZY GIRL」ではコール&レスポンスで観客との一体感が生まれ、フロアは序盤の熱気を更新する勢いでヒートアップ。その後のMCでは滝口大樹(B)が“オネエ”なのかどうかを観客の拍手を参考に決める流れになったが、「思わない人」では数人が手を叩き、「思う人」では会場中が大喝采となったため、今後滝口はオネエキャラでいくことが決定となった。

ここで横山直弘(Vo, G)は、枚数限定販売だった「ありあまるフィクション」のシングルを来場者の多くが買ってくれていたことを知ってオーディエンスに感謝。「もし定価以上で売られていたのを見ても買わないでくださいね。彼らの収入にするためにCD出してるわけじゃないから。だけど、今日来たあなたたちには全曲演奏しますよ」と告げ、同シングルに収録されている「一瞬も一生もすべて私なんだ」「夜のスピード」を続けてパフォーマンスした。

ライブ中盤のMCではアキレス健太こと西尾健太(Dr)が、けん玉の技「世界一周」をステージ上で披露することに。けん先で受けるフィニッシュに4回連続で失敗したが、「これが最後」と言って挑んだ5回目で見事に成功。西尾は喜びのあまりカメラマンをステージに呼び込んで、観客を背にして記念写真を撮影した。

後半戦に入ると彼らは「CHALLENGER」「A-Han!!」とダンスチューンを連発。「次の曲は一緒に歌ってくれますか!」という横山の呼びかけを受けて、「拝啓、いつかの君へ」では「あんたの正義は一体なんだ?」という大合唱が沸き起こった。さらに彼らはラストスパートをかけるように「ハルカミライ」「メリーさん」を力いっぱい演奏した。

その後、横山はMCで結成5周年を迎えたことについて語り、「俺はこの5年で、平気で人にウソをつけるようになっちゃったと思います。平気な顔をして、思ってもいないことを言うのが得意になってしまった。それは大人になることじゃなくて、自分を押し殺してるだけなんじゃないかと気付きました。せめてステージの上ではもうウソをつくのはやめようと思います」と吐露。続けて2019年秋に予定されている千葉・幕張イベントホール公演について「ステージの上で俺は『幕張メッセへようこそ、俺たちが日本最強のバンド感覚ピエロです』って高らかに宣言します。この1年間かけて見守っててほしい。俺たちが本当に最強のバンドなのか1年後答え合わせをしてください。そしてそこに、俺はあなたを絶対に連れていきます」と誓った。そしてその思いを込めて、彼らは本編最後にバラード「Just to tell you once again」を披露した。

アンコールで4人が再びステージに現れると、横山が「まず、あなたに聴いてほしい曲があります。今の季節にピッタリな曲です」と前置きして、雪が舞い散るCGムービーを背にして「さよなら人色」を演奏。ここで横山は重大発表があると告げて、5月から対バン公演を中心にした全国ツアーを開催することと、千葉・幕張イベントホールでのワンマンライブ「感覚ピエロ 5-6th anniversary『LIVE - RATION 2019 FINAL』~幕張ヴァージンはあなたのもの~」の日程が11月4日に決まったことを告知した。さらに新曲がアニメ「ブラッククローバー」の主題歌に決まったことを明かし、「その曲でどこよりも早くあなたたちと遊びたいと思っています! 今日俺たちと感動と興奮を分かち合ってくれた君に、ひと足早いプレゼントです!」と言って「落書きペイジ」を初披露した。

アンコール3曲目の「O・P・P・A・I」ではフロアを秋月側と滝口側に分けて、左右の観客で発声量対決を実施。ラストの「疑問疑答」で、メンバーも観客も一際高いテンションで激しく盛り上がりながらライブの幕は下ろされた。

感覚ピエロ「ありあまるフィクション ONE-MAN TOUR 2018 / AW ~Road to MAKUHARI~」2018年12月7日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. ありあまるフェイク
02. LET IT DIE -Wake up-
03. Japanese-Pop-Music
04. She say O.K.
05. LOVE GENERAL
06. ワンナイト・ラヴゲーム
07. A BANANA
08. CRAZY GIRL
09. 一瞬も一生もすべて私なんだ
10. 夜のスピード
11. 変幻
12. 思い出して
13. 無い ナイ 7i
14. CHALLENGER
15. A-Han!!
16. 拝啓、いつかの君へ
17. ハルカミライ
18. メリーさん
19. Just to tell you once again
<アンコール>
20. さよなら人色
21. 落書きペイジ
22. O・P・P・A・I
23. 疑問疑答

※記事初出時、キャプションに誤りがありました。お詫びして訂正します。

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