このイベントは本日発売となった彼らのニューシングル「SWEET DEVIL」のリリースを記念して行われたもの。メンバーの玲於がスケジュールの都合であいにくの欠席となったが、会場には約2000人のファンが集まった。
鳴り響くオープニングSEに合わせ、ファンが「SUPER★DRAGON!」と叫ぶと、この声を合図にメンバーが勢いよくステージに飛び出した。彼らは「ワチャ-ガチャ!」でにぎやかにライブの幕を切って落とし、1曲目から積極的にオーディエンスを煽る。続く「ゲットレジャーニー」は暑いこの季節にピッタリのレゲエソングで、毅がコール&レスポンスで会場を盛り上げたのち、ジャンは「お前らもっと声出していこうぜ!」と一層の声を求めた。間奏パートでリズムが倍速になると、これまでゆったりと身体を揺らしていた8人は一転、息の合った高速シンクロダンスで観客を圧倒する。終盤、タオル回しをしながらステージを駆けた彪馬がセンターでピストルをひと吹きする仕草を見せると、黄色い歓声が夕空に響いた。
MCでは颯が「ラクーア! 盛り上がらないと、“つまみ出すぞ”!」と自身のキラーフレーズでファンを鼓舞。和哉は「残念ながら今日は玲於くんがいないんですけど、玲於くんがいないということは俺が筋肉担当!」と言ってファンを楽しませた。3曲目に届けられたのは、新作の表題曲「SWEET DEVIL」。イントロで1人立ち尽くす楽が彼を囲むメンバーを操るように立ち上がらせると、8人は両手でキャッチーな“デビルポーズ”を作りリズムに乗る。ジャン、洸希、和哉は前傾姿勢で攻撃的なラップを叩き付け、間奏のダンスパートでは楽と壮吾がメンバーの腕で逆上がりするダイナミックなアクロバットを披露。さらにメンバーは和哉が繰り出す悪魔のうめき声のようなデスボイスに合わせてパワフルに身体を弾ませ、息もつかせぬ展開でこの曲を駆け抜けてみせた。
「SWEET DEVIL」のカップリングに収録されたラブソング「Ringing, Love」を毅と彪馬が熱っぽく歌い上げると、ラストナンバーとして届けられたのは「PAYAPAYA」。みんなで一斉にバック転をする流れになるも真面目に成功させたのは颯だけという“小芝居”も曲中に盛り込んでみせた8人。ファンも一緒に振りを踊って盛り上がるこの曲で、最後に大きな一体感を生み出してライブを終える。ここでは来春の全国ツアー決定の発表が行われ、オーディエンスの大歓声にメンバーも笑顔。「絶対に最高のツアーにします」と誓った毅はこの日のライブを振り返って「次にここへ来るときは9人そろって来たいと思います」と約束する。そして8人は集まったファンへ向かって深々と礼をし、笑顔でステージをあとにした。
SUPER★DRAGON「SWEET DEVIL TOUR」2018年8月1日 東京ドームシティラクーアガーデンステージ セットリスト
01. ワチャ-ガチャ!
02. ゲットレジャーニー
03. SWEET DEVIL
04. Ringing, Love
05. PAYAPAYA
SUPER★DRAGON 7th ONEMAN LIVE TOUR
2019年3月21日(木・祝) 福岡県 Zepp Fukuoka
2019年3月22日(金) 大阪府 Zepp Namba
2019年3月29日(金) 愛知県 Zepp Nagoya
2019年3月31日(日) 宮城県 SENDAI GIGS
2019年4月3日(水)東京都 Zepp Tokyo
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音楽ナタリー @natalie_mu
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