amazarashi、初の日本武道館ワンマン開催決定「あの日の悔しさを晴らします」

2018年5月26日 19:10 1018 18 音楽ナタリー編集部

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amazarashiが11月16日に、キャリア初の東京・日本武道館でのワンマンライブを開催する。

amazarashiとは？

青森県むつ市在住の秋田ひろむを中心としたバンド。ステージとフロアの間に紗幕を張ったままタイポグラフィや映像を投影するというスタイルのライブを展開している。2009年12月に青森県内500枚限定の詩集付きミニアルバム「0.」を、翌2010年2月にその全国盤となる「0.6」をリリースした。その後2010年6月に「爆弾の作り方」をSony Music Associated Recordsから発表。2017年3月に初のベストアルバム「メッセージボトル」をリリースし、12月に4thアルバム「地方都市のメメント・モリ」を発表した。2018年11月に初の日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」を開催し、観客の持つスマートフォンと連動したライブを展開。2020年3月にアルバム「ボイコット」を発売し、4月からリリースツアーを開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が延期となった。6月に2018年11月に行った東京・日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」のライブ映像をYouTubeで無料公開。この配信のエンディングで初披露した「令和二年」を含む、音源「令和二年、雨天決行」を12月にリリースした。同月には自身初の配信ライブ「amazarashi Online Live 末法独唱雨天決行」を開催。北海道札幌市にある建築家の安藤忠雄の設計による「頭大仏」にプロジェクションマッピングを施し、一夜限りの“雨曝大仏”を舞台にしたライブの模様を国内外のファンに向けて配信した。2022年4月に約2年ぶりとなるオリジナルアルバム「七号線ロストボーイズ」をリリース。5月から6月にかけてホールツアー「amazarashi Live Tour 2022 『ロストボーイズ』」を開催する。

amazarashi

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今回発表された武道館公演は、2016年に千葉・幕張メッセでセンターステージに4面を囲んだ巨大透過性LEDを設置し、秋田ひろむが書き下ろしたストーリー「虚無病」とリンクして進行したライブ「amazarashi LIVE 360° 虚無病」と同様に、新たなテクノロジーや言葉を使って独特な世界観が作られる予定。日本武道館でのワンマンライブ決定に際し、秋田は「十年以上前、バイトで彌生慰霊堂の修繕工事を手伝いました。武道館のすぐ横です。鳴かず飛ばずの貧乏バンドマンだった僕は汗だくになって、泥だらけになって大量の石を運び出し、トラックに積み込みました。その日、武道館はどなたかのコンサートで、華やかな人の群れに激しい悔しさを覚えました。あの日の悔しさを晴らします」とコメントしている。

チケットの先行予約はオフィシャルモバイルサイト・APOLOGIESの会員を対象に行われるほか、6月6日に発売される映像作品「amazarashi LIVE 理論武装解除」にも先行予約のチラシが封入される。