INKYMAP、仲間と大いに歌ったSHELTERワンマンでツアーに幕

1

102

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 26 73
  • 3 シェア

INKYMAPが3月18日に東京・下北沢SHELTERでワンマンライブを開催した。

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)

大きなサイズで見る(全14件)

ASTEROID

INKYMAP「ASTEROID」
Amazon.co.jp

これはINKYMAPが昨年11月に発売した最新アルバム「ASTEROID」を携えて行っていたツアー「ASTEROID TOUR 2017-2018」の最終公演として行われたもの。「ASTEROID」の収録曲を軸にしたセットリストで、アンコールを含めて全20曲が披露された。

Kazuma(Vo, G)(Photo by kaochi)

Kazuma(Vo, G)(Photo by kaochi)[拡大]

颯爽とステージに登場した4人は一斉に音を鳴らし、「Mantis」でパワフルにライブを開始。さらにKazuma(Vo, G)の呼びかけるようなセリフが印象的な「Firebird」、Jun(G)が前のめりでギターソロを披露した「Knockdown Intercom」と楽しそうな様子でハツラツと楽曲を連投していく。MCで「ファイナルです! もう『ASTEROID』をリリースしたのが昨日のように思えます」と思いを述べたKazumaは、Ryosuke(B)に「クサいねえ! 卒業式みたい!」と茶々を入れられながらも「ワンマンライブで仲間しか集まってないわけだし、この曲をやらないわけにはいかないんです!」と続いてのナンバーを紹介。彼の「仲間の歌!」という前置きから、4人は廃盤となっている自主制作ミニアルバム「GATHER YOUR RECOLLECTION」より「Recollection」を届けた。

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)[拡大]

Kazumaは「ツアーで俺、自分で作った曲なのにこの曲を歌って鳥肌が立つことが何回もあった!」と振り返った「Take The Lead」で、ファンの手拍子に乗せて伸びやかに歌声を響かせる。サビではフロア一面に観客の拳が掲げられ、会場の熱気は上昇した。その後バンドはJunが小気味いいリズムでギターリフを刻む「Don't Forget This Much」、Tetsuo(Dr)とRyosukeによるリズム隊がヘビーなサウンドを構築した「Saturation」、Kazumaのノスタルジックな歌声がフロアを揺らした「MARS」などさまざまな雰囲気のナンバーを演奏。ライブで披露されるのはひさしぶりとなった「Escape」では、妖しげなギターリフと緩急のあるドラミングがさらに観客を煽った。

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」東京・下北沢SHELTER公演の様子。(Photo by kaochi)[拡大]

「ASTEROID」の制作時期に先輩や友達から「バンドが止まってしまう」と報告を受けたというKazumaは、続く「白銀の夜に」について「大丈夫なはずなのに、俺たちも少しだけ不安になってしまって。そんなときにやべー!と思って作った曲です。ライブハウスやステージ以外でがんばってる仲間に歌いたいと思って作った曲です。みんなも一緒に歌いましょう」と思いを明かす。語りかけるように歌い始めた彼は、しみじみとしたMCとは裏腹に観客と楽しそうにシンガロングを繰り広げた。本編終盤、Kazumaは今回のツアーで自信を持つことができたと手応えを明かし「今の俺たちには無敵感があって。自分たちがカッコいいと思うものをみんなにカッコいいと思ってもらえるようにがんばっていくので、これからもよろしくお願いします!」と宣言。「めちゃくちゃ気持ちよく歌って帰ります!」という彼の言葉から、バンドは「Rainy Day」「Time Loop Stories」とドライブ感のある2曲を畳み掛け、大盛り上がりの中「The Delight」でライブ本編に幕を下ろした。

アンコールではRyosukeが「またこれから新しい音楽作ってがんばるので、よろしくお願いします!」、Kazumaが「みんな、帰ってから『ASTEROID』もう1回聴いてください!」とそれぞれ観客に思いを伝える。そして1曲目「Shine」でTetsuoは笑顔でリズムを刻み、JunとRyosukeはステージから身を乗り出すようにプレイ。Kazumaは身ぶり手ぶりしながら歌声を響かせ、場内にはハッピーな空気が漂っていく。4人は「約束しなくても、また会えるぜー!」というKazumaの言葉をきっかけに、最新アルバムのラストナンバーでもある「マタアウヒマデ」を届けてステージを降りた。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全14件)

INKYMAP「ASTEROID TOUR 2017-2018」2018年3月18日 下北沢SHELTER セットリスト

01. Mantis
02. Firebird
03. Knockdown Intercom
04. Recollection
05. Glimmer
06. Mess
07. Take The Lead
08. Don't Forget This Much
09. Saturation
10. MARS
11. カクメイノヒ
12. Escape
13. 白銀の夜に
14. New World
15. Never Knows Best
16. Rainy Day
17. Time Loop Stories
18. The Delight
<アンコール>
19. Shine
20. マタアウヒマデ

全文を表示

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

【ライブレポート】INKYMAP、仲間と大いに歌ったSHELTERワンマンでツアーに幕(写真14枚) https://t.co/pCyAk3ZMHB https://t.co/ulSv9SLhhq

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 INKYMAP の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。