[高橋幸宏] ピエール・バルー来日公演に出演

9月17日に恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われるピエール・バルーのコンサート「カルネ・ド・ボール Carnet de bord 航海日誌」に、高橋幸宏がスペシャルゲストとして出演することが明らかになった。

高橋幸宏とは?

1952年生まれ、東京都出身。高校時代からスタジオミュージシャンとして活躍し、武蔵野美術大学在学中の1972年にサディスティック・ミカ・バンドへドラマーとして加入。その後1978年に細野晴臣、坂本龍一とともにYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)を結成し国内外に大きな影響を残こし、1983年に「散開」。その後ソロ活動と併行し鈴木慶一とのユニットTHE BEATNIKSや、原田知世、高野寛らと結成したpupaなどで活躍する。また細野とのユニットSKETCH SHOWや、SKETCH SHOWに坂本が加わったHASYMOやYMOなど、名義を使い分け不定期に活動。ソロとしては、1978年の「Saravah!」以降コンスタントにアルバムを発表し続けた。2013年7月には、ジェームス・イハなどを迎えた新バンド「In Phase」とともに、バンドサウンドを展開したオリジナルアルバム「LIFE ANEW」を発表した。2014年1月に小山田圭吾(Cornelius)、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井の5人をメンバーに迎えたバンド「高橋幸宏 & METAFIVE」として一夜限りのスペシャルライブを実施する。このステージが好評を集め、その後も複数のライブイベントに出演。同年9月公開の映画「攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone」ではエンディングテーマ「Split Spirit」を書き下ろし、翌2015年にはグループ名を「METAFIVE」へと改めた。 2022年に音楽活動50周年を迎え、同年9月には親交のあるアーティストたちが出演するアニバーサリーライブが行われた。2023年1月11日、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎で70歳で亡くなった。

写真は高橋幸宏の1983年作「薔薇色の明日」。ピエール・バルーはM1「RIPPLE」に作詞と歌で参加している。

写真は高橋幸宏の1983年作「薔薇色の明日」。ピエール・バルーはM1「RIPPLE」に作詞と歌で参加している。 [拡大]

このコンサートは、ピエール・バルー9年ぶりのオリジナルアルバム「ダルトニアン Daltonien」のリリースを記念して行われるもの。日本人アーティストとの交流も深く、数多くの共演作品を残している彼だが、東京でのコンサートは実に15年ぶりとなる。

今回ゲスト出演する高橋幸宏は、ピエール・バルーの1982年作「ル・ポレン(花粉)」に作曲・編曲で参加。また1983年の幸宏ソロ「薔薇色の明日」にはピエールが詞を提供した。以降も幾度となく共演を果たした、もっとも交流の深い日本人アーティストのひとりだ。長い年月を経て実現したひさびさの共演は、以前からのファンならずとも興味深いものとなりそうだ。

公演情報

ピエール・バルー「カルネ・ド・ボール Carnet de bord 航海日誌」

  • 2007年9月17日(月)東京・恵比寿ザ・ガーデンホール
    16:00 open / 17:00 start
    料金 : 8400円(全席指定)
    一般発売:発売中
    問合せ先:ディスクガレージ 03-5436-9600
    <出演>
    ・ピエール·バルー / Pierre Barouh
    ・ジャン=ピエール・マス / Jean-Pierre Mas (piano)
    ・ヤヒロ トモヒロ (perc.)
    ・井野信義 (Wood bass)
    ・マイア (Backing vocal & Flute)
    ・ちんどんブラス金魚 (ちんどん)
    <スペシャルゲスト>
    ・高橋幸宏

関連リンク

関連商品

  • ピエール・バルー「ダルトニアン Daltonien」
  • 高橋幸宏「薔薇色の明日」

この記事の画像(全1件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 高橋幸宏 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。