エレファントカシマシ、NHKホールに早くも凱旋「ドーンと行こう2018年！」

2018年1月15日 18:39 863 10 音楽ナタリー編集部

863

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

147 590
126 シェア

記事へのコメント（10件）

エレファントカシマシが昨日1月14日に東京・NHKホールにて恒例の新春ライブを開催した。

宮本浩次（Vo, G）（撮影：岡田貴之）

大きなサイズで見る（全4件）

昨年末に「NHK紅白歌合戦」初出場を果たしたエレファントカシマシ。彼らは1991年より続く、恒例の新春ライブにて早くも同会場に凱旋した。なお新春ライブはNHKホールのほか、大阪・フェスティバルホールでも2日間にわたって実施され、いずれの公演も満員御礼となった。

エレファントカシマシ（撮影：岡田貴之）［拡大］

ライブのオープニングを飾ったのは「ドビッシャー男」。いきなりのトップギアでのパフォーマンスに会場の熱気が高まっていく。宮本浩次（Vo, G）は「あけましておめでとうございます。2018年が始まりました。お正月っていいですよ。行こうぜエブリバディ」「この世で一番素敵な場所へ行こうぜ、エブリバディ。ドーンと行こう2018年！」と呼びかけ、「新しい季節へキミと」を熱唱。続いて代表曲の「悲しみの果て」を披露すると、会場はさらなる盛り上がりを見せた。

宮本浩次（Vo, G）（撮影：岡田貴之）［拡大］

「夢のかけら」を金原千恵子ストリングスチームと一緒に届けたあと宮本は「人生は旅じゃないか」と発し、「旅」を歌唱。ベストアルバム「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」収録のバンド唯一のカバー曲である荒井由実「翳りゆく部屋」も熱演した。その後バンドは「桜の花、舞い上がる道を」「笑顔の未来へ」「ガストロンジャー」「四月の風」を一気に披露。第1部は「俺たちの明日」に続いて演奏された、NHK「みんなのうた」としてもおなじみの「風と共に」で締めくくられた。

第2部でエレカシはストリングスチームと共に「昔の侍」「真冬のロマンチック」を熱演。さらに「この世は最高！」や「奴隷天国」とメッセージ性の強い激しいナンバーをたたみかけ、会場を熱狂させる。デビュー曲である「ファイティングマン」や最新曲「RESTART」などを届けたあと、アンコールにあたる第3部にて「NHK紅白歌合戦」でも披露した代表曲「今宵の月のように」を熱唱し、新春ライブの幕を下ろした。

エレファントカシマシ「新春ライブ 2018」の様子。（撮影：岡田貴之）［拡大］

エレカシは3月17、18日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて主催ライブを開催。17日はデビュー30周年を記念したツアーのファイナル公演としてワンマン形式で、18日はスピッツとMr.Childrenを迎えた対バン形式でライブを行う。

エレファントカシマシ「新春ライブ 2018」2018年1月14日 NHKホールセットリスト

第1部

01. ドビッシャー男
02. 今はここが真ん中さ！
03. 新しい季節へキミと
04. 悲しみの果て
05. 夢のかけら
06. 旅
07. はじまりは今
08. デーデ
09. 珍奇男
10. 翳りゆく部屋
11. 桜の花、舞い上がる道を
12. 笑顔の未来へ
13. 3210
14. RAINBOW
15. ガストロンジャー
16. 今を歌え
17. 四月の風
18. 俺たちの明日
19. 風と共に