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本作で百田は山寺演じる主人公のゾロリの母親・ゾロリーヌを演じ、山寺と共に主題歌「夢は心のつばさ」も歌っている。百田は「すごく緊張感もあったんですけど一生懸命、命を吹き込むようにがんばりました」と挨拶。幼い頃から原作の絵本を読んでいたと明かし「お話をいただいたときは『うそでしょ、どうしよう』って思いました。不安もあったんですけど、監督からは『恋愛映画のヒロインを演じるような感じで』って言われたんですけど……恋愛映画って! やったことないですし!(笑)」と振り返った。
山寺とは主題歌のレコーディング時に初対面したという百田は、そのときの様子を「なんとも言えない気持ちになりました(笑)。山寺さんにゾロリを感じてしまうと『私この人のこと好きなのかな、この人のことをずっと思ってやってたんだな』って考えて」と回想。山寺は「(勘違いされて)大変なことになるよ! マスコミの人も夏菜子ちゃんのファンもたくさん来てるんだから!(笑)」とツッコミをいれていた。また原作者の原は百田のアフレコの様子を「不安げだったのがだんだんコツをつかんで、最後は母性が出てきて。3時間か4時間で録ったんですけど(その間に)進化が見える。すごい人に頼んだな、と思いました」と明かした。
舞台挨拶の終盤では山寺と百田が主題歌を生披露。山寺は「百田夏菜子の歌をこれだけ近くで聴けることはなかなかないよ! 俺はよくあるよ!(笑)」と観客に呼びかけて笑いを誘った。観客の前で2人そろって歌うのはこの日が初めてという山寺と百田だったが、息の合った歌声を披露。山寺が百田に向かって「ママ、ありがとう」と言うと、百田は「息子、よくがんばった!」とその肩を叩いて笑顔を見せた。
最後の挨拶で山寺は主題歌とCDのカップリング曲「つぎ いってみよう!」を「一生歌い続けていきたいぐらい素晴らしい歌なんですよ」とアピール。百田も「映画も歌も前向きになれる内容で、私も『がんばらないとな』って思ったときはこの歌を聴きたい、映画を見返して映画の世界に入りたいと思うぐらい、素晴らしい作品になっています」と、主題歌と映画の魅力を熱く語った。
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- 映画『かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』公式サイト
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ももクロ百田、ファンの前で山寺宏一に「私この人のこと好きなのかな」 - 音楽ナタリー https://t.co/bGCnv1vMS2