エゴ年末恒例ライブでキネマ倶楽部を艶やかに彩る
2009年12月28日 15:55 1
客電が落ちライブの幕が上がると、ステージ上には森雅樹(G)を筆頭に、THE GOSSIP OF JAXXのメンバー、サポートを務めるハマケンこと浜野謙太(Tronbone/
冒頭を飾ったのはセクシーなボーカルが印象的な新曲や、ダイナミックなブラスサウンドがオーディエンスを惹きつける「WORK SONG」などの強烈なナンバーたち。その後も中納の畳み掛けるような歌いっぷりが圧巻の「買物ブギ」、後関の男性的なバリトンサックスと妖艶なダンスが耳と目を釘付けにした「GI GO LO」、流麗なギターをはじめ芳醇なアンサンブルが会場を彩った「だるい」などバラエティに富んだ選曲でライブは進められ、会場は艶やかで濃密な空気で満たされた。
さらに中盤では「Midnight Dejavu」初のゲストボーカルである
「Truly」が終わったところで二階堂が退場し、ライブは終盤戦に突入。「a love song」「The Ruling Class」といったハッピーなナンバーの後は、「一発入れようか?」という言葉に続いて始まった「色彩のブルース」で会場は瞬時にエロティックなムードに。そして本編ラストとして演奏されたのは「くちばしにチェリー」。管楽器隊によるイントロが響いた瞬間に、会場の空気はヒートアップ。渾身のパフォーマンスを繰り広げるステージ上のメンバーに負けじとオーディエンスも思い思いの形で踊り、oiコールを上げ、会場の狂騒に拍車をかけた。
アンコールでは、中納がセクシーな赤いミニドレスに着替えて登場し、ひと足早いクリスマスムードを提供。「Ain't Misbehavin'」「雨のdubism」の2曲が歌い上げられた後、二階堂がステージ上に再登場。アンコールラストの「Wherever You May Be」では再び2人の生デュエットが披露され、しっとりとした空気が漂う中この日の「Midnight Dejavu」は終幕した。
「Midnight Dejavu」2009年12月23日 東京キネマ倶楽部 セットリスト
01. WIGGLE TAIL(カバー)
02. 新曲
03. Nervous Breakdown
04. Room #1102
05. WORK SONG(カバー)
06. 買物ブギ(カバー)
07. GI GO LO
08. 老いぼれ犬のセレナーデ
09. だるい
10. チェルシーはうわの空
11. UP & DOWN(カバー)
12. 浮気なあいつ(カバー)
13. 月影のナポリ(カバー)
14. Truly(カバー)
15. a love song
16. The Ruling Class(カバー)
17. 色彩のブルース
18. 新曲
19. サイコアナルシス
20. くちばしにチェリー
<アンコール>
01. Ain't Misbehavin'(カバー)
02. 雨のdubism
03. Wherever You May Be
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音楽ナタリー @natalie_mu
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