高岡早紀が和製ボッサを歌う、新曲に娘も参加

女優の高岡早紀が明日8月23日にニューアルバム「SINGS -Daydream Bossa-」をリリースする。

「SINGS -Daydream Bossa-」は2014年9月に発表されたおよそ23年ぶりのアルバム「SINGS -Bedtime Stories-」に続く“SAKI SINGS”シリーズの第2弾で、高岡は今回、和製ボサノバに挑戦。ゲスト参加のTOKUとデュエットしたユキとヒデ「白い波」カバーをはじめ、浅丘ルリ子「シャム猫を抱いて」、テレビアニメ「ルパン三世（PART2）」のエンディングテーマ「ラブ・スコール」、八神純子「みずいろの雨」、さらに日本語詞版「イパネマの娘」のカバーなどで、高岡のアンニュイかつキュートな歌声を聴くことができる。

また今作では、高岡が2018年4月のデビュー30周年を前にして、デビュー曲「真夜中のサブリナ」をセルフカバー。この曲には彼女が当時15歳だったデビュー時のオリジナルバージョンとは異なる、大人っぽいジャジーボッサアレンジが施されている。さらに自らが作詞を手がけ、山下洋輔が作曲した「I see your face」を含む4曲の新曲も収録。このうち、デビュー曲を作詞した真名杏樹が“今の高岡”をイメージして歌詞を書いたという新曲「永遠のダンサ」には、高岡の娘がコーラスで参加している。またTOKUが「白い波」「ラブ・スコール」でフリューゲルホーンを演奏しているほか、アルバムのレコーディングには吉田智（G）、小泉P克人（B）、菱山正太（Key）、宮本仁（Per）というジャズ、ラテン、クラブミュージックなどに造詣の深いメンバーが参加。シティポップにも通じるメロウな空気感をまとった1枚となっている。

なお高岡は、9月27日より愛知、兵庫、東京を回る今作のリリースツアーを開催する。