夢アド、小林れい「ただいま!」にユメトモ「おかえり!」

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夢みるアドレセンスが6月3日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでワンマンライブ「ファンタスティック4」を開催した。

小林れい(撮影:堂園博之)

小林れい(撮影:堂園博之)

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本公演は昨年秋から病気療養のため活動を休止していた小林れいの復帰ライブ。チケットはソールドアウトし、フロアは約8カ月ぶりにステージに立つ小林の姿を見届けようとするユメトモ(※夢アドファンの呼称)で埋め尽くされた。オリジナルよりビートの効いた「OVERTURE」ダンスバージョンが流れる中、京佳、志田友美、荻野可鈴、そして少し間を置いて小林れいが幕越しに姿を見せると、場内は大歓声に包まれる。4人はこやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)が手がけたハードロックチューン「アイドルレース」でライブの幕を開けた。メンバーの自己紹介コーナーでは、小林が口元に指を当てて客席を静かにさせてから「ただいま!」と叫ぶと、ほかのメンバーとファンは「おかえり!」と叫び返して復帰を祝福。そして「今日は、心の底から楽しませます! みんなで一緒に伝説を作ろうぜー!」と荻野が声を上げ、メジャーデビュー曲「Bye Bye My Days」などアップテンポなナンバーが次々に届けられた。

ライブ中盤には小林が1人ステージに残り、「今日、このステージで、『ただいま』って言えたことを、本当にうれしく思います。病気療養は与えられた試練だと思って、絶対乗り越えてやろうと思って、ファンの皆さんが待っていてくれたので、前向きでいられたし、がんばれました。皆さんが一緒に戦ってくれている気持ちでいました。お休みするときに私が書いた手紙の言葉を信じてくれて、思いを受け取ってくれて、本当に本当に心の底から感謝しています。これからは心配させるようなことはしないので、信じてついて来て下さい!」とファンに向けてコメント。「私が休んでいる間、メンバーはいろんなことがあって、本当に大変だったと思います。でも、3人が活動を続けてくれていたおかげで、戻って来ることができました。これからは、私が3人を支えられるようにがんばります」とメンバーへの思いも述べていた。彼女は「曲を通じて、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います」と話してから、ステージに戻ってきた3人と共にバラード「小さなストーリー」を歌唱した。

夢みるアドレセンス(撮影:堂園博之)

夢みるアドレセンス(撮影:堂園博之)[拡大]

その後、スクリーンに「7月19日ニューシングル リリース大決定!今からカップリング曲、生披露!」という文字が浮かび、新衣装に着替えたメンバーが登場。彼女たちが披露したのは、相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」のカバーで、オリジナルよりもアップテンポでヘビーなアレンジが施された同曲をスタンドマイクで熱唱した。勢いを保ったままインディーズ時代の楽曲を含む新旧織り交ぜたセットリストを展開し、ライブ本編を「舞いジェネ!」で締めくくった。

アンコールでは7月からデビュー5周年を記念した全国ワンマンツアー「真夏の夜のYUME LAND」の開催と、7月19日発売のニューシングルのタイトルが「ララララ・ライフ」であることが明かされた。夢アドは「メンバーとユメトモが必死に守ってくれたこの場所は、これからは私が守ります!」と小林が宣言したのち、ラストに「ファンタスティックパレード」を歌い踊り、新体制一発目のライブを大盛況のうちに終えた。

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夢みるアドレセンス「真夏の夜のYUME LAND」

2017年7月14日(金)北海道 札幌KRAPS HALL
2017年8月13日(日)東京都 LIQUIDROOM
2017年8月20日(日)大阪府 BananaHall
2017年9月2日(土)愛知県 伏見JAMMIN'
2017年9月30日(土)宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX

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