定刻を迎え、ターキー(Dr)の力強いドラムロールを合図に彼らが「self」でライブを勢いよくスタートさせると、フロアからは一斉に手が上がる。3曲を歌い終えてMCに入ると内村友美(Vo)は、5年前の5月11日にla la larksとして初めてライブをしたことを振り返りながら「5年分の感謝の気持ちを込めて演奏します。最後までよろしくお願いします」とファンに挨拶した。
彼らが「loop」「さよならワルツ」といった楽曲で盤石なバンドアンサンブルを響かせると、フロアのオーディエンスは体を揺らしてバンドの繰り出す音を楽しんでいた。ライブ後半のMCで、内村は改めてファンに向けて「la la larksはこれからです。まだまだワクワクするようなことをたくさんしていきますので、今後もよろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えると、フロアからは温かい拍手が上がる。1stシングルの表題曲「ego-izm」では演奏陣による轟音のサウンドが会場内に響き、フロアのテンションは最高潮に。「ハレルヤ」の演奏中には自然と手拍子が上がり、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられた。
アンコールでは初のフルアルバムのリリースが決定したことが報告された。内村はアルバムの発表について「みんなの気持ちと自分たちの状況が噛み合ったときにリリースしたかった。このお知らせができることが幸せです。お待たせしました」と、感慨深そうに自身の思いを打ち明けた。会場内が祝福ムードに包まれる中、彼女は「これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを伝え、「5 years old」の東京公演を締めくくった。なお明日5月13日には愛知・ell.SIZEにて「5 years old」の愛知公演が実施される。
la la larks「5 years old」※終了分は割愛
2017年5月13日(土)愛知県 ell.SIZE
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