YOSHIKI、マイケル最後のパフォーマンスに涙

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故・マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画「THIS IS IT」が、10月28日より全世界で同時公開。これに先駆けて10月27日にアメリカ・ロサンゼルスで行われたワールドプレミア試写会にYOSHIKI(X JAPAN)が出席した。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

「THIS IS IT」の立て看板の前で、ピースサインを見せるYOSHIKI。

「THIS IS IT」の立て看板の前で、ピースサインを見せるYOSHIKI。

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試写会場でポップコーン片手に微笑むYOSHIKI。

試写会場でポップコーン片手に微笑むYOSHIKI。

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「THIS IS IT」はマイケルが7月に行う予定だったロンドン公演に向け、死の直前まで行っていたリハーサルに密着した映像作品。ワールドプレミアには彼と縁のある映画俳優のウィル・スミスやジェニファー・ロペスといったセレブも多数会場に姿を見せ、YOSHIKIもマイケルと親交があったことから彼の関係者に呼ばれ試写会に足を運んだ。

同行していた関係者によれば、試写が始まる前はにこやかな表情を見せていたYOSHIKIだったが、映画が始まると同時に涙。世界中に愛されたいちアーティストの死と、彼との思い出を回想しながら最後まで涙を流し続けていたとのことだ。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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