ウソツキ、恒例のエイプリルフールライブで決意表明「僕らが全力で夢を見させます」

ウソツキが4月1日に東京・LIQUIDROOMにて、ワンマンライブ「USOTSUKA NIGHT 創世記-ジェネシス- ～ウソツキが生まれた日～」を開催した。

バンド名にちなみ2014年より毎年エイプリルフールにワンマンライブを行ってきたウソツキ。キャリア最大規模の会場での単独公演となった今回のライブの模様はニコニコ生放送で中継され、全国のファンが彼らのライブを視聴した。

オープニング映像の上映を経て、ウソツキは「金星人に恋をした」でライブをスタート。続いて4月12日発売の2ndフルアルバム「惑星TOKYO」より「夢のレシピ」を初披露した。竹田昌和（Vo, G）は「今日はエイプリルフール。みんなも“ウソツキ”になれる日なので、どうか今日ぐらい言わせてください。1つになろうぜ！」と意気込み、恒例となったコール＆レスポンスから「ネガチブ」へ。アグレッシブな演奏でオーディエンスを大いに盛り上げたあと、「愛を込めて歌います」という宣言から「一生分のラブレター」を熱唱した。

中盤でウソツキは春にぴったりなミドルテンポのナンバー「春風と風鈴」や、観客が歌詞に合わせて手を上げ下げする「旗揚げ運動」、ファンク調の「人生イージーモード」などを披露。盤石なバンドサウンドが光る「水の中からソラ見てる」ではベース、ドラム、ギターとソロを回し、フロアのテンションを引き上げた。その後、竹田は音楽で食べていくことを高校時代に夢見たこと、現在その夢を観客に叶えてもらっていることについて感謝を述べたあと、「僕らについてきてくれたら、今度はみんなにも僕らが全力で夢を見させます」と力強く語る。そして彼らは2ndフルアルバムのタイトルトラック「惑星TOKYO」を仲間とともに力強く鳴らした。バンドは疾走感のある「過去から届いた光の手紙」を演奏したあと、「新木場発、銀河鉄道」でライブを締めくくった。

アンコールではミディアムバラード「本当のこと」と「ダル・セニョールの憂鬱」が披露されたほか、ウソツキからの新たな発表も。5月にバンド初となるDVD付きのオフィシャルスコアブック「惑星TOKYO」をリリースすることと、5月に始まるワンマンツアー「『惑星X』星跨ぎツアー」のファイナル公演として7月7日に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールでの単独公演が決定したことがアナウンスされた。

なおアルバム「惑星TOKYO」の特設サイトおよびYouTubeでは同アルバムの全曲試聴トレイラーが公開されている。