EP-4が「5・21」に“決起集会”

EP-4が結成の地である京都のUrBANGUILDで「EP-4 5・21[re-imagined]」と題したイベントを開催することが明らかになった。

EP-4は佐藤薫を中心に1980年に京都で結成されたエレクトリックファンクバンド。「EP-4 5・21」とだけプリントされたステッカーを街中に貼り、そのステッカーが示した5月21日に京都、名古屋、東京の3都市で時間差ライブを敢行するなど神出鬼没な活動を展開した。その後行方不明になっていた佐藤だが、2010年より音楽シーンに復帰。EP-4は2012年にジム・オルーク、中村達也、千住宗臣らを加えた編成で、東京・UNITで再集結ライブを行った。

今回開催されるのは、現存するEP-4のメンバーと、その別ユニット、そして彼らと交流のあるアーティストたちが集結する“EP-4決起集会”といった趣きのイベント。当日は出演者がランダムにステージに登場しシームレスにライブを繰り広げる。

出演者は佐藤薫、ユン・ツボタジ、BANANA-UG、鈴木創士のEP-4メンバー4人と、鈴木とユンを中心とするEP-4 unitP、佐藤と家口成樹によるEP-4 [fn.ψ]、そしてアリスセイラー（アマリリス）、細井尚登（チルドレンクーデター）、タバタミツル（Acid Mothers Temple）、山崎春美（TACO、ガセネタ）、伊東篤宏（Optrum）、空間現代といった面々。EP-4としての出演はないが、EP-4の代表曲のリフやフレーズを再構築した楽曲も演奏される予定だ。また、アリスセイラーは佐藤がプロデュースしたアマリリスの人気曲「黒人と私」を披露する可能性があるという。

なお5月23日には京都・外で、山崎春美、佐藤薫、山本精一、細井尚登という編成でTACOのライブが行われることも決定している。また山崎は月20日に京都・HAWKWINDにてトーク＆ライブイベント「ガセネタと『ガセネタの荒野』そしてGASENETA WASTELAND」に出演する。