「歌うまっ！」ゴスペラーズ「True Colors」生披露に生田斗真感激

ゴスペラーズが昨日3月7日に東京・丸の内ピカデリー1にて行われた映画「彼らが本気で編むときは、」の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。

「彼らが本気で編むときは、」はトランスジェンダーのリンコ、その恋人マキオ、育児放棄された少女トモの共同生活を描くヒューマンドラマ。リンコを生田斗真、マキオを桐谷健太が演じ、ゴスペラーズは本作のイメージソングであるシンディ・ローパー「True Colors」の歌唱を担当した。

会場に姿を見せたゴスペラーズは、大ヒットのお祝いとして「True Colors」のパフォーマンスを披露。豊かなハーモニーで会場を包み込んだ。生田、桐谷、萩上直子監督は彼らの歌声を壇上で堪能。生田は「やっぱりゴスペラーズさん歌うまっ！ 本当にありがとうございます！ うれしいです」と感激し、桐谷も「ハーモニーが本当に気持ちよかったです」と感想を語った。

村上てつやは「True Colors」について「いろんな人を支えてきたこの名曲を歌わせていただけることが本当にうれしかった」と思いを明かす。また黒沢薫は「リンコとマキオがとても素敵なカップルでした。リンコさんは女性の中の女性ですよね。トランスジェンダーについてだけでなく、いろんな家族やカップル、トモちゃんの成長なども描かれていたり、いろんな要素が詰まっていて、今後についても想像が膨らみました。とても素敵な映画でした」と映画についてコメントした。

最後には生田が「監督はもちろん、キャスト・スタッフが一丸となって“本気で”作った映画が、ベルリンや（劇場公開が決定している）台湾、韓国など世界に羽ばたいて、そして日本の皆さんの心にも届いている実感があって、うれしく思っています。まだまだ全国公開は続くので、この映画をもっともっと沢山の方に観ていただきたいです。皆さんの愛情でこの映画を大きく育てていってもらえたらありがたいです」と挨拶。大きな拍手の中でイベントは終了した。