6月10日と11日、
「LiVE is Smile Always~Hi! FiVE~」はLiSAのホール&Zeppツアー。彼女はデビュー5周年記念日にして、記念ミニアルバム「LUCKY Hi FiVE!」のリリース日である4月20日の東京・NHKホール公演以降、神奈川、大阪、名古屋、福岡でホールライブを展開しており、全16本の公演の8本目、折り返し地点となったこの日と前日のライブがツアー初のZepp公演となった。
開演直後、LiSAはツアー初日のNHKホール公演でもLiSAファン、通称“LiSAッ子”たちを驚かせ、しかし誰をも納得させた、とある1曲のワンフレーズを高らかに歌い上げると「最高に楽しんで行きましょう! ピース!」の掛け声と共に「crossing field」「oath sign」と、のっけからヒットチューンを連発。自ら「すごいねっ!」と目を丸くするほど盛大な歓声とハンドクラップを煽ると、勢いそのままに「LUCKY Hi FiVE!」収録の「ラブリーデイ」でLiSAッ子たちと大シンガロングを巻き起こし、ハモンドオルガンのクレイジーなインプロビゼーションで幕を開ける大胆なアレンジの「say my nameの片想い」と新旧のアッパーチューンを畳みかける。さらに彼女のディスコグラフィの中でも屈指のヘヴィロックナンバー「L.Miranic」を投下したのちには、バラード「シルシ」でドラマチックなムードを現出。「ライブハウスはホーム」という自身の言葉を証明するかのように、“地の利”を生かした自在なパフォーマンスを繰り広げた。
新曲「Brave Freak Out」で幕を開けた後半戦もLiSAの勢いは止まらない。「LUCKY Hi FiVE!」のリード曲「Hi FiVE!」では“ハイタッチ”を意味するタイトル通り、LiSAッ子たちと一緒に高々と手を挙げ「Hello, Hi FiVE!」と声を合わせ、フロアにハンドクラップを要求しつつ、「Rally Go Round」でさらなる盛り上がりを演出してみせる。そして「“Brave”は“勇敢な”、“Freak Out”は“いってる”っていう意味です」「今『いってる』をカタカナで思い浮かべたヤツ、エロいこと考えたやろ?」「まあそれも間違ってないけども」と笑顔で新曲を紹介した彼女は、その表情を崩さず、しかし力強く「誰かに何かを言われても、LiSAを信じてくれるみんなとならもっともっと楽しめると思います」「みんなの遊び場は私が守っていくから!」と宣言。さらにアンコールでも「さっきからずっと言ってることですけど、みんなとここで遊べる作戦を練り練りしておくので、期待しかしないでください!」「LiSAのファンであることを自慢できるくらい、もっともっとがんばるから!」と再び決意の言葉を口にしつつ、「♪どんな時だって 一人じゃない、わかるでしょ?」とLiSAッ子たちにエールを贈る「ジェットロケット」で、この日一番の歓声を集めて、“Zepp2日目公演”を締めくくった。
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楊(やん) @yan_negimabeya
みんなの遊び場は私が守る! LiSA、“Zeppライブの幕開け”を猛スピードで“折り返す” - 音楽ナタリー https://t.co/Ng3h64Gyj5