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AA=ツアーファイナルに4人の刺客、強烈コラボでリキッド圧倒

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「AA= TOUR #5」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

「AA= TOUR #5」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

上田剛士のソロプロジェクトAA=が、6月11日に東京・LIQUIDROOMにて最新アルバム「#5」のレコ発ツアー「AA= TOUR #5」の最終公演を行った。

ツアーファイナルにふさわしく、この日は「#5」の収録曲にゲスト参加している面々がAA=と生コラボする豪華な一夜になった。オープニングナンバーとして届けられたのは、「#5」の1曲を飾る「?erusrofyzarcuoyera」。会場を震わせるほどの轟音にオーディエンスは興奮し、上田が煽るような仕草を見せると拳を突き上げた。序盤の数曲でフロアはすでに熱を帯びていたが、上田が「もっと熱くなれるよね? 俺たちからの刺客を用意しました」とMasato(coldrain)とKoie(Crossfaith)を呼び込むと場内は騒然とする。怒号のような歓声が飛び交う中で投下されたのは、AA=×Masato(coldrain)+Koie(Crossfaith)名義で発表されたコラボ曲「FREE THE MONSTER」。Koieがシャウトを繰り出せば、Masatoも負けじと絶唱し、さらに上田もアグレッシブなプレイで魅せる。3組のエネルギッシュなセッションを観客は堪能していた。

ライブの中盤では2組目の“刺客”としてKj(Dragon Ash)が現れる。軽やかな足取りで登場したKjは、縦横無尽にステージを動き回りながら挑発的なパフォーマンスを展開した。その後、AA=はシリアスでヘビーな「GREED...」、メロディアスなサビが爽快な「The Klock」などを演奏。後半戦に入ると上田とZAX(Dr / The BONEZPay money To my Pain)が熾烈なセッションを繰り広げる「BATTLEFIELD TvsZ」が披露され、2人の鬼気迫るようなプレイにオーディエンスは圧倒されていた。

クラウドサーファーが続出した「FREEDOM」を経て、上田は最後の刺客としてJ.M.(0.8秒と衝撃。)を呼び込む。カラフルな衣装に身を包んだJ.M.が現れるとステージは一気に華やいだ。そしてライブ本編のラストナンバー「→MIRAI→(ポストミライ)」へ。ダンサブルなビートをバックにJ.M.の艶のある歌声と白川貴善(Vo / BACK DROP BOMB)の低い歌声が絡み合い、フロアは高揚感で満たされた。

アンコールでAA=は「ALL ANIMALS ARE EQUAL」「LOSER」「PEACE!!!」という、1stアルバム「#1」からの楽曲を続けてパフォーマンス。3曲を演奏し終えたあと上田は、「ファイナルにふさわしい、最高のライブになりました」と感慨深そうに口にした。また6月3日に急逝した盟友の森岡賢や、「#5」完成直前に亡くなった父のことをしのび、「同じときを過ごせたことを誇りに思いたい」と語る。最後に「俺たちは俺たちの信じるものを守って、未来に向かっていけたらと思います。ぶっ倒れるまでこの音を鳴らしていく覚悟なんで」と自身の決意を明かすと、未来へのメッセージを歌い上げる「Shine 輝」につなげる。そして深い余韻を残して「AA= TOUR #5」に幕を下ろした。

AA=「AA= TOUR #5」
2016年6月11日 LIQUIDROOM セットリスト

01. ?erusrofyzarcuoyera
02. INEQUALITY
03. DOWN
04. 増悪は加速して人類は消滅す ~Hatred too go fast, Vanishing all human~
05. FREE THE MONSTER_#5ver.
06. Such a beautiful plastic world!!!
07. WARWARWAR
08. posi-JUMPER
09. M SPECIES
10. 3.600.000.000 = 62
11. WORKING CLASS
12. GREED...
13. The Klock
14. HUMANITY2
15. divide ~プレイングカードは分離壁の夢を見るか?~
16. BATTLEFIELD TvsZ
17. I HATE HUMAN
18. FREEDOM
19. →MIRAI→(ポストミライ)
<アンコール>
20. ALL ANIMALS ARE EQUAL
21. LOSER
22. PEACE!!!
23. Shine 輝

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