GReeeeNの楽曲「キセキ」が誕生するまでの物語を描いた、
「キセキ」は2008年にGReeeeNが発表した楽曲で、590万超のダウンロード数を記録し「日本で最も売れたダウンロードシングル」としてギネスブックにも認定されている。今回発表された映画では松坂が演じるGReeeeNのプロデューサー・JINと、菅田扮する彼の実弟でGReeeeNのリーダー・HIDEの兄弟2人がこの曲を生み出すまでの青春ストーリーを、実話に基づいて描き出す。
2人の映画での共演は「王様とボク」「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」「ピース オブ ケイク」に続き4回目で、兄弟役を演じるのはこれが初。HIDE役の菅田のほか、劇中ではJINの昔のバンド時代も描かれるため松坂も歌唱シーンに挑戦する。この撮影について松坂は「役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」とコメント。一方、菅田は「理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています」と意気込みを明かしている。
サブタイトルの「ソビト」は“素人”または“空人”を示すGReeeeNによる造語で、「自由に新しいことに挑戦していく人」を差す。監督は「海街diary」「そして父になる」など、数多くの是枝裕和監督作品で助監督を務めてきた
松坂桃李 コメント
最初この映画は名曲「キセキ」に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、お二人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました。人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん、そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じますが、兄弟お二人のわかりあっている雰囲気や空気感をしっかり表現して、兄弟の関係性や家族の形、GReeeeNがデビューするまでの仲間たちに対する二人の思いを、丁寧に作品に乗せていきたいと思います。JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも「楽しんでやってください」と言っていただいて、心強く思っています。
菅田将暉 コメント
GReeeeNさんは素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っていると思います。そんなグループのメンバー役を演じさせていただくことは、今生きている実在の人物を演じる上でも、僕にとって異色の経験になるなと思いました。僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります。この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです。GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています。
タグ
リンク
- 「キセキ ーあの日のソビトー」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
禅 @zen0602
GReeeeN「キセキ」誕生秘話が映画化、JIN&HIDE役は松坂桃李&菅田将暉 - 音楽ナタリー https://t.co/TLsgXZbXg2
王様とボク、麒麟の翼、ピースオブケイク…と、王ボクまできちんと書いてくれてるのが嬉しいぞ(*^ ^*)