Hey! Say! JUMP、初の冠番組全国放送に大喜び「なかなかジャンプできる機会なかった」

Hey! Say! JUMPの番組「いただきSUPERハイジャンプ」が12月30日（水）12:55からフジテレビ系で全国放送されることが決定した。冠番組が全国放送されるのは、グループにとって今回が初めてとなる。

「いただきSUPERハイジャンプ」は、昨年12月29日の深夜に単発番組としてオンエアされ、今年7月からHey! Say! JUMP初の冠レギュラー番組として放送がスタートした、フジテレビ関東ローカルのバラエティ「いただきハイジャンプ」の特別版。レギュラー番組では視聴者から投稿された「世の中の一大事」を解決するため、Hey! Say! JUMPのメンバーがさまざまなロケ収録に挑戦した。メンバーはロケの場所に到着するまで企画内容を一切知らされず、どんな内容であろうとNGはなし。「一大事」が解決するめどがつくまでロケは何時間経っても終わらない。番組ではこれまで「知らずに心霊スポットに行っても恐怖を感じるのか？」「東京でカロリー的に、コストパフォーマンスが最強の店はどこか？」「最恐の吊り橋はどこか？」「寝起きの子供に、まだ夢の中だと信じ込ませて、子どもの苦手を克服させろ」といったロケが実施されてきた。

「いただきSUPERハイジャンプ」の内容は現在企画中とのことで、番組のプロデューサーを務めるフジテレビバラエティ制作センターの双川正文氏は「これまで、どれほど困難な一大事であっても、めげずに挑戦し乗り越えてきたHey! Say! JUMPの皆さん。そして、挑戦する彼らの姿と、普段見ることのできない彼らの素の表情に声援を送ってくださる視聴者の皆さん。どちらも驚くような、スペシャルにふさわしい超困難な一大事に挑んでもらうことになります」とコメントしている。

メンバーは「いただきハイジャンプ」がスペシャル番組として全国放送されることが決まった旨を知らされて大喜び。放送が年の瀬ということを受けて、「Hey! Say! JUMPにとっての今年の漢字」を表した、「飛」と書かれたパネルを手に写真撮影が行われた。グループ内でこれまで最も多くの「一大事」解決に挑戦した高木雄也は「毎回、収録内容を知らされると、嫌と言いながら実は楽しんでいる自分がいて、この番組の収録が終わったあとは『仕事をしたな……』と本当に充実感でいっぱいです。Hey! Say! JUMPは内弁慶なところがあるのですが、この番組では本当に素の自分たちを出させてもらっていて、ありがたいです」とこれまでを回想。そして「『平成の時代をジャンプしていく』という意味のグループ名だと最初の頃は言われていましたが、なかなか今年までジャンプできる機会があまりなかったな、と思います。今年は本当にグループにとっていい波がある状態で、ちゃんと照準を合わせて仕事をがんばれました。ステップくらいは踏めた年になったかな、と思います（笑）。来年は大ジャンプできるようにがんばります」と、「今年の漢字」に込めた思いを語った。

また、現在は連続ドラマに出演中で、その合間を縫っての番組収録となった有岡大貴は、これまでの「いただきハイジャンプ」を振り返って「体張ったな、いや、おなか張ったなと、いう感じです。『食べ放題はどれだけ食べれば元がとれるのか』や『東京でカロリーパフォーマンスが最強の店はどこか』など、僕は食べる『一大事』に挑戦させていただくことが多かったのですが、自分でもここまでおなかが張るのかと驚くくらい、本当におなか張りました」としみじみ。そして「今年の漢字」について「何年先になっても、今年2015年は絶対に忘れられない年と言いますか、振り返ったときに間違いなく話題に出てくる年になったと思います。本当に充実した1年で、この番組も全国にジャンプさせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。この勢いに乗って、これから先も飛躍していきたい、という思いも込めて、この漢字にしました」と説明した。

恐ろしい吊り橋を渡ったり、高カロリーな大盛りメニューを食したりと、すっかり番組では過酷な『一大事』担当となってしまった山田涼介からは「Hey! Say! JUMPに対して、若々しくてキラキラしているというイメージを持っている方が多いのでは、と思いますが、そうではない人間くさい素顔のHey! Say! JUMPが観られる番組だと思います。僕らが挑戦する内容を決めるのは観ていただいている皆さんなので、これからもいろんな『一大事』を送っていただければうれしいです」と、不屈のメッセージが述べられた。そして「メンバー全員が飛躍させていただけた1年だということは、周りのスタッフの方、支えてくださった方以上に自分たちがよく分かっています。飛躍と言っても、まだまだ駆け出し中と言いますか、本当に飛び始めたばかりなので、2016年、さらにその先に向けて、もっともっといろんな場で活躍できるようなグループになっていければ、と思います」と話した。

※高木雄也の「高」ははしご高が正式表記です。