POTSHOT、盛大なウォーウォーイェイイェイに包まれ2度目の解散

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POTSHOTが11月28日に東京・LIQUIDROOMにてワンマンツアー「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」の最終公演を実施した。

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by rockey)

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by rockey)

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結成20周年を記念して今年再結成を果たした彼ら。このツアーは再結成期間のうち最後の活動で、バンドはこの日をもって“2度目の解散”をした。

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by So Kuramochi)

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バンドは高らかなホーンで始まる「SOMEONE TO LEAN ON」でライブの口火を切る。フロアからはさっそく盛大なシンガロングが発生し、たちまちハッピーな空間が広がった。最初のMCではRYOJI(Vo)が、1度目の解散前から応援しているファンの多いフロアを見ながら「1つだけお願いがあって……気持ちはあの頃のままだと思うけどケガには気を付けてください(笑)」と冗談交じりに注意喚起。そして「今日は悔いの残らないように“ウォーウォーイェイイェイ”していってちょうだい!」と呼びかけた。

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by So Kuramochi)

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by So Kuramochi)[拡大]

バンドは息の合った演奏で、ゆったりとした「GOOD TIMES & BAD TIMES」、ファンがモンキーダンスを踊った「PARTY」、KOBAYASHI(Dr)の刻む細かなビートにあわせてハンドクラップが広がった「TO THAT LIGHT」、RYOJIいわく「20周年記念になぜか作った」という最新作「DO IT AGAIN WITH POTSHOT」収録曲の「Fight Together」「Start From Today」など、新旧のナンバーを次々に繰り出す。「SMILE」ではSATOSHI(G)とICHIKAWA(B)がアンプに足を掛けて競い合うように演奏してみせ、「UNDER THE BLUE SKY」ではCHUCKY(Tb)とMITCHY(Tp)がRYOJIに駆け寄りRYOJIが2人の楽器にマイクを向けるなど、6人は終始楽しそうにプレイした。ファンもジャンプやクラウドサーフを繰り返して彼らの熱演に応戦。またRYOJIの言うように、うれしそうに“ウォーウォーイェイイェイ”と声を上げていた。

本編最後のMCではRYOJIが「10年前に勝手に辞めといて、また勝手にやりますなんて言って本当にすみません(笑)」と話す。そして「それぞれ別々の活動をしていますが、また6人がばったり出会って(バンドを)やろうってなるかもしれないんで、そのときはよろしくお願いします」と語り、ファンからの温かい拍手を受けた。本編を締めくくったのは「BE ALIVE」。序盤からクラウドサーファーが続出し大盛り上がりの中、間奏ではももいろクローバーZファンのCHUCKYがミックスを打つ一幕もあった。

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演終了後の様子。(Photo by So Kuramochi)

「POTSHOT 20th Anniversary Tour Final」東京・LIQUIDROOM公演終了後の様子。(Photo by So Kuramochi)[拡大]

アンコールでは、再結成時にMITCHYのスケジュールの都合にあわせてサポートを務めたamagon(Tp / RYOJI & SKA PUNK ZOMBIES)が登場。彼を交えて「SEASONS END」や新曲「BE WITH YOU」など計4曲をプレイした。さらに「せっかくなのでやれるだけやりたい」という思いからバンドはダブルアンコールを実施。今回のツアーを発表して一番リクエストが多かったという日本語詞の「HITOTSU」へ。RYOJIは2005年の解散ライブおよび、今ツアーの京都と愛知の両公演で同曲の歌詞を間違えたことを告白。さらにこの日のために歌詞カードを見て練習していたところ、歌詞カードの誤植を見つけてしまったというエピソードも明かした。RYOJIは拳を突き上げて熱唱し、歌詞を間違えることなく歌い上げるとうれしそうに「やったー!」とガッツポーズする。そしてSATOSHIによるイントロのギターリフでオーディエンスが歓声を上げた「FREEDOM FIGHTER」をもって、メンバーはステージを去った。

しかしアンコールを求めるファンによる「CLEAR」のコーラスはやまず、メンバーは再度ステージに。RYOJIは「だらだら出てくるところから年月を感じるよね。本当は走って出てきて楽器持って、バーッて演奏できたらいいんだけどね(笑)」と話しつつ、「終わるの寂しくなっちゃって、曲を増やすことにしました!」とファンを喜ばせる。そしてバンドは「TIME COMES AROUND」「MU330」を急遽プレイ。大喜びのファンへ、さらに「NOT ALONE」「FREEDOM」を連投した。そしてRYOJIが「最後、一緒に“ウォーウォーイェイイェイ”してくれるか?」と呼びかけ、バンドは「CLEAR」をドロップする。ステージ袖からはamagonとRYOJI & SKA PUNK ZOMBIESのHAYATO KOIKE(Tb)が楽器を持って登場したほか、元POTSHOTメンバーのYOSHITOやKEMURIのコバヤシケン、元PENPALSのHAYASHI、スカパンク好きで知られる俳優・佐藤隆太などが次々と乱入し、場内はお祭り騒ぎに。会場いっぱいに広がる盛大な“ウォーウォーイェイイェイ”の中、バンドは“2度目の解散ライブ”の幕を閉じた。

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POTSHOT 20th Anniversary Tour Final
2015年11月28日 LIQUIDROOM セットリスト

01. SOMEONE TO LEAN ON
02. RADIO
03. ARE YOU SATISFIED?
04. ANYTIME
05. IT'S REAL
06. EVERY DAWN
07. LOVE CHANGES EVERYTHING
08. I CAN
09. Fight Together
10. Walk with you
11. GOOD TIMES & BAD TIMES
12. PARTY
13. TO THAT LIGHT
14. PERFECT WORLD
15. Start From Today
16. SHE IS CUTE
17. 9 TO 5
18. SMILE
19. EVERY RAIN LETS UP
20. UNDER THE BLUE SKY
21. MEXICO
22. BE ALIVE
<アンコール>
23. To Hell With POTSHOT
24. SEASONS END
25. BE WITH YOU
26. SET ME FREE
<ダブルアンコール>
27. HITOTSU
28. FOREVER TOGETHER
29. FREEDOM FIGHTER
<トリプルアンコール>
30. TIME COMES AROUND
31. MU330
32. NOT ALONE
33. FREEDOM
34. CLEAR

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読者の反応

TV-FREAK RYOJI @tv_freak_rj

取り上げていただいきましたー!ライブ後のみんなで撮ったあの写真も載ってます(^^)

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